いい夫婦の日だったかな・・・?
今日は11月11日で「いい夫婦の日」ですね。
ブログを更新しようと思って日付をチェックしたら、
あれっ~! 11月11日?
・・・と思っていたら、すっごい勘違い。
11月11日は「ポッキーの日」でした。
「いい夫婦の日」は11月22日ですね。
いい夫婦の日も近いということで、今まで治療させていただいた、
たくさんの患者さんのエピソードを思い出しながらブログを書いています。
不妊治療をしていると、特に女性側の肉体的、精神的な疲労や苦痛は
かなりあると思います。
仕事の都合をつけながらの通院に家事。
お子さんが1人いると、なお忙しい。
仕事を持っている主婦の自由時間はどこにあるんでしょうね?
きっと、毎日くたくたじゃないでしょうか。
疲れているので、ついつい料理や掃除が手抜きになってしまいがち・・・と
患者さんが良く言われています。
些細なことで、ご主人と口論になって気まずい雰囲気になってしまうことも
無きにしもあらずでしょう。
不妊治療をしているカップルで、女性側に問題が無くて男性側に問題が
ある場合はご主人を責めるわけにもいかず、悶々とした気持ちを
どこにぶつければいいのやら困ってしまい、女性側がストレスを感じて
体調が悪くなり、その結果妊娠しづらい状態に陥ってしまいます。
義理の父母に「早く孫の顔が見たい」とプレッシャーをかけられても、
主人の精子が悪いので妊娠しにくいとは義理の父母に言えないでしょう。
ご主人が自分の両親に精子の状態を告げることは、あまり聞いたことがありません。
知らせていないのです。
ご主人の実家に帰るたびに義理の父母や兄弟、田舎なら親戚も・・・
「早くこども作らないとだめよ。いつまでも若くないんだから」の
親切が胸に突き刺さってしまうケースを良く聞きます。
そんな場合は、やっぱり、ご主人からご両親にちゃんと子供ができにくい
夫婦の状態を告げた方が、奥様の心の負担は軽減されると思います。
反対に女性側に問題がある場合もありますけどね。
そんな時は、ご主人が奥様を守ってあげてほしいと思います。
実際にご主人がやさしく守ってくれています・・・と言われる患者さんもいます。
だから、不妊治療が辛くても頑張れるのだそうです。
今日はいい夫婦の日なので、もしちょっとお互いに疲れていたり、
気まずい雰囲気の状態だったら、いい夫婦の日ということで、
仲直りしたりできると良いですよね。
美味しいものを食べに行くとか。手料理をちょっとグレードアップさせるとか・・・
いろいろあると思います。
結婚されて時間とともに少し愛が足りなくなっていたら、
少なくなってしまった分を足してあげればいいでしょ。
不妊治療でご主人も奥様も大変だけど、先ずは傍にいてくれる人に
やさしくしないとね。
だって、結婚式の日にお互いに愛を誓ったでしょ。
あの日の感動をもう一度思い返してみてください。
・・・なんて、大きなお世話でしょうか?
Omura