黒豆の栄養素は・・・。
黒豆の黒色はアントシアニン
抗酸化物質で目に良いとされる成分
ですね。

前にご紹介しましたが、
アントシアニンはポリフェノールの
一種ですね。

抗酸化作用があると言われますが、
活性酸素を除去してくれる作用で、
細胞を活性化させてくれます。
だからポリフェノールは若返りさせて
くれるものなのです。

ビタミンB1、ビタミンE、カリウム、
カルシウム、リン、鉄分、タンパク質、
植物繊維、脂質、炭水化物、
イソフラボン等々。

大豆イソフラボン女性ホルモン
似た働きをするのは有名な話ですが、
良い卵胞のために~と思って、
食べ過ぎないようにしましょう。

イソフラボンの過剰摂取は逆に排卵障害を
起こすことがあるからです。
何でも、そこそこバランスよく食べる
のがいいですね。

黒豆のダイエット効果
黒豆は大豆ペプチドの効果で、
基礎代謝を上げてくれます。
脂肪の吸収を抑える効果もあります。

大豆サポニン不溶性の植物繊維効果
食欲を抑える効果もあって、
ダイエットにも良いですね。

東洋医学で、食材の黒は「腎」
強くすると言います。
昔の人は、黒い食材に若返りの
ポリフェノールが多く含まれていることを
知らなかったけれど、
経験的にわかっていたのでしょうね。

「腎」は生命力や生殖能力にかかわり、
泌尿器の疾患の予防だったり、がんの
予防だったりしてくれます。

「腎」の機能が高まるということは、
妊娠しやすいカラダづくりができると
言っても過言ではないと思います。

そして、妊娠しても流産を繰り返す
ような方は、「腎」の力が弱かった
からではと思われます。

鍼灸治療と黒い食材を気にしながら
バランスの良い食材を摂取することは、
妊娠してから妊娠を継続させる力も
ついているということになります。

だからと言って、黒色の食材を積極的に・・・
食べてもダメですよ。
いろんな色の食材を組み合わせて
食べるから効果があります。

何でも、ほどほどなんですよ。

食卓の一品にお豆さんを小鉢に
加えてみてはいかがでしょう。
一品お豆さん類が加わることで、
栄養バランスも良くなるし、
見た目もきれいだしね。

Omura