LUF(黄体化未破裂卵胞)って・・・

基礎体温が上昇して、高温期になってるにもかかわらず、
卵胞が排卵しないで卵巣に残ったままになります。
卵胞はそのまま成長して、30ミリ~50ミリくらいに
なることがあります。

タイミング療法や人工授精されている方で、
生理から10日目~12目くらいに卵胞チェックするとします。
経腟超音波で卵胞の大きさを確認して、
ドクターからタイミングや人工授精の日程を告げられます。

その後、1週間以内くらいに排卵のチェックに行くと、
「排卵していないね」・・・と告げられてしまいます。
排卵しなかった卵胞はいずれ萎縮してなくなっていきます。

ですが、生理が始まって3日目くらいに診察すると、
まだ卵胞が残っている場合があります。

残ってしまった卵胞はどうすればいいの・・・と思われると
思いますが、そのまま何もしないで経過観察することが
多いようです。

タイミングや人工授精の前にLUF(黄体化未破裂卵胞)を
防ぐためにhcg5000を注射されることが多いと思います。
たいていは排卵するのですが、注射しているのに、
また排卵しないで卵胞が残ってしまう方もときどきおられます。

原因は・・・?
西洋医学的には黄体機能不全が大きくかかわっていると
言われています。
脳の視床下部にある脳下垂体前葉から分泌されるホルモン
FSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)などの
分泌が何らかの原因で異常が起こり、不十分なLHサージが
LUFを引き起こしているのではと考えられています。

または、骨盤内の感染症や癒着でLUFが起こっているかも
しれないので、腹腔鏡の検査をすることもあります。

簡潔に言えばホルモンバランスが崩れているということでしょう。

東洋医学的には「気分症」「気滞症」の方にLUFが
多くみられるように思います。
ストレスで気分がイライラしていたり、気が停滞して
体調がすぐれなかったりして自律神経のバランスが乱れると、
ホルモン分泌のバランスも乱れて、LUFになっていると
思われます。

要するに「気」の停滞で卵巣の機能が停滞しているのではと
考えます。

Mさん(32歳)も当院に来られた時は、
不妊妊治療にストレスを感じていると言っておられました。

鍼灸治療は「気」の流れをスムーズにして、
ストレスを少なくさせるようにしました。

その後、子宮鏡検査をされ、問題はないということでした。

そして、2回目のショート法に合わせて、
生理から6日目と9日目に鍼灸治療に
来ていただきました。

採卵までの鍼灸治療の回数は8回になりました。

採卵は生理から12日目に決定。
そして・・・

to be continued
Omura