初めての胚移植で緊張!
胚移植前に子宮を温め、
全身をリラックスさせる

鍼灸治療は7回目。
凍結胚移植当日。
Sさん(40歳)に胚移植前に治療に来ていただけるように
お願いしていました。

「午後から胚移植だけど、気分はどうですか?」

「いやぁ~、初めて何でとっとも緊張しています」

「そりゃそうでしょ。みんな緊張してガチガチですよ」
「何回も胚移植の経験があっても、やはり当日はドキドキだよね」
「今日は、先ずリラックスして、子宮を温める治療を
させてもらいましょう」

いつもならスーパーライザーも使って胚移植に臨んでもらう方が
多いのですが、Sさんは熱がこもっているタイプなので、
余り温めすぎないようにツボを選んで治療させてもらいました。

何でもかんでも温めればいいものでもないです。
その人のタイプに合わせて治療法を変えなければなりません。

Sさんには鍼治療の後に3か所だけお灸をしました。
そして、子宝推拿マッサージでリラックス。

治療が終わって・・・
「さあ、今日の治療はこれでおしまい」
「ちょっと緊張はほぐれましたか・・・?」と聞きました。

「だいぶんリラックスできました」
「身体もポカポカで~す」

「それじゃ、いってらっしゃい」と、Sさんを見送りました。

8回目の治療は胚移植の翌日。
胚盤胞移植は胚移植した日から着床が始まりますので、
翌日か翌々日に治療させてもらっています。
子宮の中の血行を良くするためです。

この日の治療の前にSさんの舌診をしたら、
お血はもう80%くらい無くなっていました。
随分と良くなったと思います。

移植した受精卵のグレードは5BB。
まあまあ良い方ではないでしょうか。

9回目の治療は胚移植から8日後。
胚移植後に高温期が一度ガクッと下がってしまう人がいます。
高温期の基礎体温表がローマ字のMのようになってしまう
のです。
これもあまり良い傾向ではなくて、判定がマイナスの人が
多いように思います。

胚移植後も判定までに2回ほど治療させてもらうのは、
高温期をキープするための治療なのです。

そして9回目の治療から6日後、プラス判定の連絡をいただきました。

判定が出てからは、1週間に1回のペースで流産予防の治療に
来ていただいています。

Sさん、妊娠6週くらいからつわりがだんだんときつくなって
きていますが、治療の後は1日~2日間はつわりが楽に
なっているようです。
早い人は、治療後からすぐに胸のムカムカが軽減して
気分が楽になる人もおられます。

現在、Sさんは妊娠13週を過ぎたところです。
妊娠13週か14週でいったん鍼灸は卒業になります。
そして、20週を過ぎたころに安産のお灸に来ていただく
予定です。

6月に3662gで出産されたNさんのメールにこんなことが
書かれていました。
「安産のお灸をやっていて、妊娠39週のころ、検診で先生から
週数の割にはキレイな胎盤してるねって言われました」

安産のお灸をされていると、胎盤がきれいになって安産しやすいし、
臍帯血もきれいになりますよ。

いつ、どのタイミングでステップアップするのか、休憩するのか、
それともステップダウンするのか・・・治療が長くなっていくと
どうしていいかわからなくなってしまうと良く相談されます。

各クリニックの方針もあると思いますが、
Sさんはタイミングよくカウンセリングに来ていただいて
お話を聞かせて戴いて、ステップアップすることができました。
無料カウンセリングの回数は少ないですが、
悩んでいたら相談に来てみてください。

Omura