やっと妊娠できましたシリーズのNo.2の続きが開いてしまって
どうもすみません。
その間にいろいろと書いていたのですが、
「山芋のねぎ焼き」は好評らしく、
「さっそく作ってみました。予想以上に美味しかった」・・・と
患者さんが教えてくれました。
山芋とろろが苦手なご主人も意外にパクパク食していたそうです。

さて、Nさん(39歳)の話の続きです。
妊娠6週6日で心拍の確認ができました。
CRL(頭臀長)は8.9mm。
順調な滑り出しです。
一週間後の診察でCRL(頭臀長)は15mm。(7週6日)

8週6日でCRLが20mmで胎児の状態は順調に発育しているとのこと。
次は産科に行くと思っていたら、もう一週間後に診察に来てください
といわれたそうです。

9週5日で診察。胎児の心拍は停止。
3日後にもう一度診察。やはり心拍は停止の状態。
6日後に掻把のオペが決定されました。
Nさんは再び奈落の底へ突き落された気持ちで、
掻把までの日々を過ごさなければなりませんでした。

今回は不育症の対応でヘパリンの注射もしていたし、
胎児も順調に成長していると言われていたのに・・・。
担当の先生に質問すると、プロティンS活性の問題か染色体の異常かも
という回答だったそうです。

掻把後、今回の流産は胎児の染色体異常だったことが判明。
こればかりはどうにもできない問題ですね。

そして2周期開けて、再び凍結胚移植へチャレンジすることになりました。
その間、年を挟んでの休憩の期間になり、
先ずはゆっくりと体を休めることをおすすめしました。
ですから鍼灸治療も2周期お休みすることにしました。

病院に行くことや不妊治療に関わる治療などから解放される時間を
作ることも、遠まわりのようで近道だったりするからです。

ただ、正月に家族が集まるとNさんのストレスは増大してしまうのでした。

to be continued
Omura