受精2日目の新鮮胚で勝負!
移植3日目と8日目の
鍼灸治療ではじめての妊娠。

Nさん(36歳)が当院に予約をして
下さったのは、胚移植をして3日後でした。

当院に予約をされる際に、ご相談を
受けました。
遠方で、ご主人のご両親と同居しているので、
何回も治療に来れないとのことでした。

予約の電話を頂いたとき、胚移植の日程は
ほぼ決まっていて、当院に来られるのは
胚移植をして3日目くらいになりますけれど、
予約できますか・・・というご相談でした。

本来なら、採卵をする2ヵ月~3ヵ月前から
鍼灸治療に来ていただくことをおすすめしています。
体質改善をしながら、次の採卵までに
タイミング療法や人工授精のできる方は、
これらの方法にトライしてもらっています。

何年も体外受精で妊娠できなかったのに、
体質改善しながらのタイミング療法や
人工授精で自然妊娠される方が意外に
多いからです。

もし、この期間に妊娠できなくても、
採卵をするための妊娠体質づくりが
できているからなんです。

Nさんの事情を考慮して、2日目の新鮮胚を
移植した3日後、8日後に鍼灸治療を
させていただきました。

判定はプラス。

不妊治療を始められて3年以上も経つのに。

小生の著書、
「やっと、妊娠できました。」
~とある不妊治療専門鍼灸院の
心が前向きになるお話~

の中でも、「妊娠のスイッチが入るときがある」
書いていますが、まさにNさんも
たった2回の鍼灸治療で、妊娠のスイッチが
入ったのだと思います。

Nさんはプアー・レスポンスのタイプでした。
hMGの注射をたくさんしても卵胞が育ちにくい
タイプです。
1回目の体外受精はショート法。
数個しか採卵できず、1つも胚盤胞には
なりませんでした。

2回目の採卵は、クロミッドを服用して、
育った卵胞は一つだけ。受精しませんでした。

今回は3回目の採卵でした。使用したお薬は、
レトロゾール。1個しか卵胞は育ちませんでしたが、
受精したので、2日目の新鮮胚での移植に
なりました。

2日目の新鮮胚の妊娠の確率は、胚盤胞移植より
確実に低くなります。
Nさんの受精卵は胚盤胞になりにくいタイプ
ですから、早めに凍結せずに新鮮胚で胚移植
する方が、妊娠できるチャンスがあります。

受精3日目、4日目で受精卵が分割停止したり、
変性したりして胚移植できない方は多いと
思います。

今回、Nさんが妊娠できた理由の一つに、
鍼灸治療によって、胚移植後の子宮の中の
血流改善をしたことが挙げられます。
あったか、ふわふわの子宮環境を
作ってあげることで、
妊娠のスイッチが入り、2日目の受精卵は
子宮の中で育ったのだと思うのです。

Omura