不育症検査について

妊娠しても赤ちゃんが育たずに、
流産や死産を繰り返してしまう状態を
「不育症」といいます。

流産を2回くりかえすと、反復流産
3回くりかえすと、習慣性流産

初めての妊娠で流産の確率は10%~15%と
言われていて、その半分以上は胎児の
染色体異常です。
染色体異常ではどうすることもできませんね。

日産婦誌59巻9号のなかで、
不育症についてはいまだに原因不明の
部分が半数を占めており,そのために
標準的検査,治療法がないのが現状である。

と書かれています。

原因と言われているのは・・・
●染色体異常
●子宮形態異常
●内分泌異常
●血液凝固異常
●免疫異常
●ストレス

検査は、子宮形態異常を除いて
ほとんどの項目が血液検査で分かります。

だから、流産を繰り返す前に
検査しててもいいのではと思っています。

内分泌の問題では、各種ホルモンの
補充を経口薬や注射をされます。

血液凝固の問題で、
抗リン脂質抗体と凝固因子異常の場合は、
バファリンやバイアスピリンの服用や、
程度によってヘパリンの注射をされます。

免疫の問題では、
夫リンパ球免疫療法でご主人のリンパ球輸血や
ピシバニール免疫治療で注射したりされます。

簡単にご紹介した項目は、
血液検査の結果でお薬で何とか問題を
解決しましょうというものですね。

ここで、見逃せないのは、
ストレスの問題なんです。

流産を繰り返すことによって、
妊娠してもまた流産するのでは・・・の
不安でストレスが増大します。

西洋医学的な話になると、
自律神経がうまく機能しなくなって、
緊張が続いて交感神経が優位になると・・・

アドレナリンが上昇⇒
毛細血管が緊張して血行が悪くなります。⇒
妊娠初期に赤ちゃんにへの栄養がスムーズに
運ばれずに流産の可能性がある。

ストレスでプロラクチンが上昇すると、
妊娠維持に働く黄体ホルモンの分泌が
低下します。

免疫細胞・NK(ナチュラルキラー)細胞が
活性化して、数値が高すぎると妊娠維持に
影響します。

では、東洋医学的には・・・
この話は次回にしましょう。

Omura