Hさん35歳のとき、
3回目の流産を経験されて、
その後、採卵の方法を方向転換
されました。

Hさんはドクターと相談され、
採卵して受精した胚を凍結するのですが、
極体が表れたものを凍結する
ようにしたのです。

鍼灸治療も週に1回くらいのペースで
継続されました。

Hさん35歳
2月
セロフェンを1錠を10日間服用。
フォリスチム150単位の注射を2回
されて、7個採卵。
4個受精して胚盤胞で凍結。
このうち1個~2個は、極体らしき
ものが見受けせれたと言われたそうです。

ちゃんと極体が2つ現れたものでは
なかったのかも知れません。

4月
お薬を服用しないで1つ採卵。
透明体をはがすのが上手く
いかなかったということで顕微授精を
することができなかった。

4月後半
セロフェン1錠を生理3日目から
10日間服用の予定でしたが、
卵胞の成長がいつもより早かったため、
ドクターが11日目の採卵を提案
されました。

3個採卵でき、2個は空胞でした。
1個は成熟した卵胞で極体が
表れたので、 胚盤胞で凍結
できました。

5月
前回と同じようにHさんには少し
早目の採卵がいいのではと言うことで、
同じように早めの採卵にのぞみましたが、
卵胞の成長が遅く、生理15日目の
採卵になりました。

1個採卵し、採卵から6日目で
胚盤胞になって極体も出ていたので
凍結できました。

ようやく、鍼灸治療の効果も表れ、
続けて極体が2つ表れた受精卵を
続けて凍結することができたのです。

私としては、毎月採卵されることに
抵抗と疑問を抱いておりました。
それは、自分の親指の第1関節ほどの
小さな卵巣に毎月針を刺して採卵すると、
きっと卵巣が疲れるのでは・・・と思います。

時には採卵を休むことも必要だと思い
Hさんに提案しましたが、Hさんは
ドクターと相談され毎月採卵される
ことを選択されました。

Hさんの決断を揺るがすわけにもいかず、
採卵のペースに合わせて、鍼灸治療を
続けさせていただきました。

6月
生理16日目で2個採卵、受精は
したものの、グレード悪かったけれど
1個は凍結。
これは、検査用に使われるということ
でした。

7月
3個採卵のうち2個は空胞。
1つは6分割で分割停止。

8月
生理14日目で1つ採卵。
透明体をはがす間に変性。

9月
3つ採卵。1つ胚盤胞になり極体も
出ていて、グレードの良い胚を凍結できました。

10月
卵胞は6個出てきましたが、
採卵できたのは1個。
7日目で胚盤胞になるも、グレードが悪く
凍結できませんでした。

11月
久しぶりにHさんにすれば少し早目と
言っても生理13日目で1つ採卵。
未熟卵でしたが受精。
分割しましたが極体がでなかったので、
破棄。

以上はいずれもセロフェンを服用しての
採卵でした。

12月
ゴナールエフ
(卵胞刺激ホルモン製剤)を3回注射。
卵胞は6個出てきました。
2個胚盤胞で凍結できました。

毎月続く採卵のストレスで、しばらく
鳴りをひそめていたアトピーが出て
きたので、アトピーの治療も併用して
体質改善の治療をしました。

ストレスでアトピーが出てくる状態ですと
カラダの免疫システムが狂ってきている
証拠です。
このような状態が続いたり、アトピーが悪化
しているときに質の良い卵胞が
育ちにくくなってしまいます。

年が明けて2月にセロフェンを服用し、
1個採卵するけれど空胞でした。

3月
前回と同じようにセロフェンを服用し、
5個の卵胞が出てきました。
胚盤胞で2個凍結できました。

4月
卵胞は7個見えて採卵できたのは2個。
1つ受精するも変性しました。

5月
自然周期で極体の出ていた凍結胚盤胞を
1つ移植。

判定はプラス。

妊娠9週で流産されました。
これで流産は4回にもなりました。

やっと極体が出た胚盤胞を移植して
妊娠したのに・・・。

Hさんの心は、もうどん底でした。

次は最終回。
Hさんがどん底から逆転の
妊娠そして出産までの過程を
ご紹介しましょう。

to be continued
Omura