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お酒を飲むひと、飲まないひと。

日本酒を飲むひと、飲まないひと。

そして、ワインを飲むひと、飲まないひと。

様々です。

瓶ビールは王冠で栓がされているし、ワインはコルクで
栓がされている。そんな認識の方が多いかもしれません。
瓶ビールは今でも王冠が主流ですが、実はワインの栓には
いろいろ試行錯誤や研究がくわえられ続けている
ということが事実らしいです!

実際、お店に行くとコルクではなくスクリューキャップの
手で開けられるタイプの栓が増えています。
2~3年のうちに開けて飲むものならどの栓を使っていても
大して味に変わりはないという意見もあります。

ではなぜワインの栓はコルクではないスクリューキャップ
のものが増えたのでしょう.。

ワインの中には、栓を開ける前にダメになってしまう
ものがあって、それをブショネ(Bouchonne)と言います。

ブショネになるのは、コルクが原因の事が多いようで、
ブショネを防ぐためにスクリューキャップのものが増えたみたいです。
コストなどほかの要因もありそうですが、そのおかげで
ブショネもだいぶ減っています。

しかし天然のコルクを使うということにも利点があり、
コルクのある程度の酸素透過性(酸素が出入りすることができる)により、
長期熟成するときには良いワインが出来るとも言われます。

白や赤やブドウの品種の要因もあるけれど・・・。
天然コルクが良い場合もあれば、スクリューキャップが
良い場合もあるということですね。

自然、天然のものに利点があるように、加工されたり人工で
つくられたりしたものにも利点がある。

なんだか治療にも似たようなところがうかがえるような気がします。
薬を使わないで出てきた卵子が強いと言われますが、
薬を使えば悪い卵子しか出ないということでもない。
AMH(アンチ・ミュラーリアン・ホルモン)
(簡単に言うと卵巣年齢をはかる数値)や
年齢、治療されている段階や状況によって
ベストな方法にめぐりあう。
それが大事なことのような気がします。

安田No.10