中医学的アロマ講座No.9
今回はちょっとローズの話を。
ローズ、つまりバラです。
最近は花屋に行けばいつでもバラ
を目にすることはできます。
6月頃にはローズフェスタでバラの観賞も
できます。それぐらいメジャーなバラ。
実はピークは春と秋。
6月あたりに咲くバラは種類も多く数も
多いです。
これを「春バラ」と呼ぶそうです。
10月あたりのバラは春ほど数が多くは
ありませんが、色濃く香りもしっかりした
花が咲きます。
そしてこれを「秋バラ」と呼びます。
秋バラの方が香りのしっかりさがある
ということは、バラ単体でいうなら
秋のバラの方がアロマ効果も強いかも?!
と思ったりしますが、春は春で数が多いの
でバラ園に行くこと自体、
女子力がアップするかもしれませんね。
写真は6月に、ひらかたパークの
ローズガーデンで撮った写真です。
余談はこれくらいにして、
アロマで使われるローズの精油は
主に2種類。
「ローズオットー」と
「ローズアブソリュート」。
それぞれ抽出法が違うということで
成分などから多少の効果の差があるものの、
ホルモンを調整して、
子宮強壮につながる効果を
持つと言われています。
しかし、両方とも抽出に手間がかかり
高価なため、10mlで数万円といった価値に
なるかと。
それでも以前に買って家にあったり、
これから買ってみようという人はお風呂に
2滴ほど垂らして、ゴージャスにアロマバスでも
良いですね。
美肌効果もあるというので
そちらの効果も期待できますね。
ただし、生理を促すような作用も
持ち合わせているので、
念のため妊娠の可能性のある時期は
やめた方良いと思います。
妊娠の可能性のない時期、PMS対策
などにぜひ。
手頃なのはハーブティーなどいかがで
しょうか。
ローズティーは、落ち込んだ気持ちを
前向きにしてくれたり、神経過敏を
しずめたりしてくれます。
もちろんPMSや生理不順にも効果あり
とされます。
そんな時にどうぞ。好き嫌いや合わないと
思う時、体調が悪くなるなどある場合は
飲むのをやめてくださいね。
あ、ちなみに「効くかも?」と思って
飲みすぎには注意です。
ハーブティーは飲みすぎる
とお腹が緩くなる傾向にあるので。
ローズ(ローズオットー)は中医アロマでは
心や腎に関した働きを持つと言われます。
そのため
「心をしずめる」
「生殖機能を高める」
「気の流れを良くする」
という時に使われます。
安田No.20