季節は師走に入って、何となくバタバタしてませんか?
忘年会でアルコールがついつい増えてしまいがちになりますが、
不妊治療されている方は、心持控えめにしましょう。

「何が起こるかわからへん」シリーズも随分とお休みしていました。
その間、何と当院の副院長である田内先生が限りなく盗作に近い
「何が起こるかわからない」をブログで紹介して驚きました。
ブログを見たときは頭の中は???な感じでした。

これって、小説の「限りなく透明に近いブルー」じゃないけど、
限りなく盗作に近いタイトルですね。
別にいいんだけどね。副院長だから。

さて、本題に入りたいと思います。
「何が起こるかわからへんNo.12 蘇る卵巣①」というタイトルですが、
何回かに分けて卵巣にまつわるエピソードをご紹介したいと思います。

Tさん(37才)
去年、2012年10月~当院に来られました。
当院に来られたときは3回目の人工授精後でした。6回くらいまで人工授精を
されましたが結果が出なかったので、体外受精にステップアップ。
初めてのショート法での採卵は17個。そのうち受精したのは7個。
結局、胚盤胞になったのは1個でした。
受精卵の数は大切ですが、もっと大切なのは受精卵のクオリティです。
たった1個残った胚盤胞の受精卵はグレートAで良かったです。
(BやC評価の胚盤胞で妊娠、出産される方も多いですけどね)
その残った胚盤胞の凍結胚移植で妊娠されました。
ですが、心拍が確認できず流産され掻把されました。

ドクターは掻把後の生理周期から採卵できると言われたのですが、
せめて1周期は休んだ方が心と体のバランスが整うためには必要な時間だと思い、
採卵を伸ばしてもらいました。
そして・・・

to be continued
Omura