こんにちは

今回は、

『健康にも妊娠にも必要なビタミンD』

のお話をします。

最近では、不妊治療で血中のビタミンDを計る病院があります。

理由としては、ビタミンDが卵子や着床、そして流産にも関わっている

という報告があるためです。

ビタミンDは日光を浴びることで、

皮膚のコレステロールから生成されたり、

普段の食事から摂取されたりします。

[ちなみに骨の形成にも関わる栄養素なので、

不足すると骨粗しょう症などの恐れが出てきます]

しかし、現代人は不摂生や日光にあまり当たらないという生活をしがち。

そうなると、体もビタミンDが不足します。

骨粗しょう症も心配ですが、最近の研究結果によると、

  • AMHが低い人の血中ビタミンD濃度が低い
  • 習慣性流産を繰り返す人の血中ビタミンD濃度が低い

などの研究結果があります。

まだまだ研究段階のようですが、不足するのは健康にも妊娠にも

よくありませんね。

一番良いのは1日三食の規則正しい食生活と、栄養バランスの

とれた食事。その中で、ビタミンDを含む「魚介類(紅鮭など)」

「鶏卵」「きのこ類(特にキクラゲが良いようです)」が摂れていること。

中には、「サプリメントで補っているから大丈夫」という方もいるかもしれません。

しかし、サプリメントなどで摂られる方は、摂取量には少し注意を。

なぜならビタミンDは、脂溶性ビタミンという

体内に蓄積しやすいビタミンであり

ホルモン様物質になります。

なので過剰摂取は、高カルシウム血症や血管壁などへの

カルシウム沈着を起こす事もあります。

過剰摂取には注意という事です。

なので、普段の食事で適度に摂取して

日光を浴びることが大切です。

どちらにしても、

何事もやりすぎないことが大切です。

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