9月5日のブログでご紹介させて
いただい、坂口家の薬膳レシピ。
第1回目でした。
ブログを見られた患者さんたちから、
坂口家の薬膳レシピに紹介された料理を
作ってみますね・・・と言ってくださいました。

10月も中旬にさしかかると、
朝夕が涼しくというより、寒さを感じる
ときがありますね。

温かい物が恋しくなる季節になりました。
今回は身体を芯から温めるスープを
2品ご紹介します。

ココロもカラダも温まる
秋野菜いっぱいの具だくさん豚汁

 

にんじん、大根、ごぼう、里芋、玉ねぎ、
あげ、豚肉。

具材をやわらかくなるまで煮て、
味噌で調味します。

味噌には、お腹を温め冷えを改善する
作用があります。

野菜も沢山採れるので、大きめの器で
おかずの一品としていかがでしょう。

 

北海道産 栗マロンかぼちゃで作る
かぼちゃのスープ

かぼちゃ、玉ねぎをバターで炒め
スープで煮た後ミキサーにかけて、
牛乳を加えます。

臓腑の働きを高める食材のかぼちゃに
玉ねぎを合わせる事で効果が高まります。

スープの上にのっている赤い食材は
クコの実です。

2品とも身体を温め、免疫力を高める
作用があり、風邪をひきやすい方にも
おすすめです。

薬膳コーディネーター
坂口多紀子

 

(院長のコメント)

にんじん
血を補ってくれる赤い食材に属します。

血が少ない血虚や気が不足している
気虚タイプ。
気が滞っている気滞のタイプの方に
食していただきたい食材です。

「肝」の働きを良くするので、眼精疲労や
ドライアイ、視力の低下している方に
いいです。

肌や粘膜を保護してくれる作用も
あります。
抗酸化作用も高く、免疫力を高めて
くれます。

かぼちゃ
黄色に属する食材で、特に気が不足して
疲れやすい気虚タイプの方に良い食材です。

かぼちゃのスープに使われている、
栗マロンかぼちゃ・・・商品名だけでも
秋を感じますし、美味しそう~。

かぼちゃは「脾」の働きを高めてくれて、
気を補ってくれます。
要するに、胃腸の働きを高めてくれます。

胃腸の働きが良くなり、気を高めること
によって、血液を作る働きを助けます。
血行を良くして、身体をあたためるので、
冷え症の改善にも役立ちます。

冬至の日に、
ゆず湯につかったり、かぼちゃを食べる
という昔からの習慣がいろんな地域に
ありますが、寒い冬を乗り切るための
食材だからではないでしょうか。

2017年の冬至の日は、
12月22日、金曜日です。

「一陽来復」という言葉がありますが、
冬至を境にして、太陽の陽気が弱まって
寒さが増してゆき、陰の力がきわまると
反対に陽に転じます。
冬至を境に陽気が少しずつまして、
春に向かっていくのです。

季節は陰⇒陽⇒陰⇒陽へ。
陰から陽へ、陽から陰へ繰り返し、
巡ります。

人のカラダの調子も陰と陽のバランスを
保つことで、健康でいられるという
ことでしょうか。

言い伝えでは、冬至を境に陽気が
増すことによって、運気も上昇していくと
万事が良い方向に向かうと信じられて
いました。
何か、そんな気がしますし、
全てが良い方向に向かうといいですね。

Omura