昼間はまだまだ暑いですが、夜と朝方の空気は確実に
秋が始まっているのを感じます。
まさしく、今は季節の変わり目ですね。
季節の変わり目は気温や気圧の変化など、様々な要因によって
体調を崩しがちになります。

秋口には、夏の暑さから冷たいものを多く摂っていたという方は胃腸の疲れと、
もう少しすると空気の乾燥によって引き起こされる呼吸器の病気に
かかりやすくなってきます。
のどの奥の気道にある「線毛」が乾燥によってその能力が低下すると、
異物の侵入、感染を抑えきれずに風邪にかかってしまうのです。
夏の疲れがでてきている感じです・・・とおっしゃられる方も最近多いです。
ではどうすればいいでしょう。

夏の間、たくさんの汗をかくことで塩分やビタミンなどの
ミネラル類が汗と一緒に奪われます。
特にビタミンB群が不足すると疲れがぬけにくくなります。
ビタミンB群は脂質、タンパク質、糖質の代謝にかかせない栄養素です。
ビタミンB1が多く含まれるのは豚肉、ナッツ類。
ビタミンB2はうなぎ、牛乳 卵。 ビタミンB6はかつお、
まぐろ、さんま、バナナなどです。

ビタミンB群はいわゆる夏バテに効果のある栄養素としてあがっていますが、
夏の疲れがでてきている季節の変わり目、今の時期にも、
引き続いて意識して摂っていきたい栄養素ですね。

先日の院長のブログにありました鳥の胸肉にくわえて、
お勧めしたい食品として、今日は紹介させていただきました。

太田No.4