遠方の方で、
月に1回くらいしか治療に来れない方は、
タイミング、人工授精、体外受精の
2日~3日前に、鍼灸治療に
来られるといいでしょう。

昨日、小生の著書、
「やっと、妊娠できました」
~とある鍼灸院の
心が前向きになるお話~

を書店でみつけられ、購入された方から
問い合わせがありました。

東京に在住のTさん(40歳)。
当院に治療に行ってみたいのですが、
遠方のため月に1回でも、
鍼灸治療の効果がありますか?
という内容でした。

できれば、月に2回~3回くらいは
治療させていただければ、
治療効果が高まると思います。

ですが、たまたまタイミング療法、
人工授精、体外受精の前に初診の予約が
入っていて、その1回で妊娠される方も
おられます。
数年も妊娠できなかったのに・・・。

著書に、「妊娠のスイッチがはいるときがある」と、
書いていると思いますが、本当に1回の治療で
妊娠される方もおられます。

ただ、当院に来られる患者さんの多くが、
2年~5年間も不妊治療したけれど、
妊娠できない。
または、流産を繰り返す。
体外受精したいけれど、卵胞が育たない・・・など、
妊娠のタイムリミットという、
崖っぷちに立たされている方が多いのです。
ですから、やはり時間はある程度
かかってしまいます。

問い合わせてくださったTさんに
電話で少しお話を聞きました。
東京で3ヵ月~4ヵ月ほど、不妊治療のための
鍼灸治療の経験があるとのこと。
だけど、治療の効果と言うものを
感じられなかったので、鍼灸治療は
やめられたようです。

烏丸御池鍼灸院のプログラムで、
月に2回~4回の治療で、治療を開始してから
2ヵ月目か3ヵ月目には生理の色の変化が出てきます。
いつも出ていた月経の時の、
血の塊も少なくなっていきます。
基礎体温表の波形もきれいになっていきます。
お肌のくすみも取れてきたり、
カサカサだった肌が潤が出てきたりします。

初診の時に、このような話を患者さんに
説明しています。
長年、不妊治療に携わってきて、
多くの患者さんの妊娠のお手伝いをしてきたから
言えるのです。

Tさんには、3ヵ月~6ヵ月の期間をめどにして、
よかったらタイミングをされる
2日~3日前に、一度、治療にきてみたらどうですかと
お伝えしました。

ご縁があるといいですね。

Omura