ご主人がツボ押しをしてくれるように
なりました。

Nさん(34歳)は、当院の患者さんです。
本を買って、ちょっといいお話。
もともと仲の良いNさんご夫妻ですが、
小生の本の中に載っている、セルフケアの
方法をみて、ご主人が奥様にツボ押しを
してくれるようになりました。

先ずは、夫婦仲が良くないとい
けませんよね。

Nさんご夫妻がクリニックの待合室で、
たまたま「赤ちゃんが欲しい 夏号」を
見ていると、ツボのページで何か
大村先生のツボの紹介と良く似てるな~と
思って特集を見ていると・・・

ページの下に、監修のところに私の名前を見つけ
られたようです。
Nさんはご主人に、
「このページ大村先生が監修してるよ」
「通りで、何か見たことあると思ったら・・・」
と、言われたそうです。

そこで、Nさんのご主人が、
「大村先生、仕事してるね~」と言われたそうです。

いやいや、そんなことないですよ。
たまたま、特集ページの話が急に来た
だけですからね。
そんなに気張ってないですよ~。
よ~くページを見てください。
顔写真、載ってないでしょ。
写真は載せないでくださいとお願いして
いたので。
さりげなく、控えめに監修させて
いただきました。

何故かどうしても
本屋に行きたくなったSさん

Sさん(46歳)は、先日ご予約を
いただいて初めて来られました。
治療の説明をしているとき、
「実は先生の本を読んできました」と
言われました。
「それは、どうもありがとうございます」
「で、どちらで買っていただいたのかな?」

「神戸の方なのです。」
「お稽古ごとの帰りに、無性に本屋さんに
行きたくなったんです。
いつもなら、お稽古が終わったら、すぐに
自宅に帰るのに・・・。」
「一旦、荷物を車に積んで車に乗り込もうと
思ったけれど、思いとどまって本屋に
行きました。」
「店内をちょっとうろうろして、妊活コーナーに
行って、「やっと、妊娠できました。」の
背表紙のタイトルが目に飛び込んできて、
思わず先生の本を買ったのです。」

・・・と、言われました。
無性にカルボナーラが食べたいとか、
ラーメンや餃子が食べたいとかは、わかるけれど、
無性に本屋に行きたい・・・というのも、
珍しい話かもしれませんね。

初診の時に、妊娠のチャンスは
厳しいものがありますよ・・・と、
ちゃんと説明しました。
でも、妊娠のチャンスはゼロではないですよ
・・・とも言いました。

変に気を使った言葉は、気を使っているようで、
かえって患者さんの心を傷つけてしまうことに
なりかねませんから・・・。
正直に現状を伝えることは、大切なことだと
思っていますから。
もちろん、言葉を選んでね。

Omura