Kさん(43歳)からお土産に頂いたのは、
散居の里・おかき処 御菓蔵の白エビかき餅。
富山県の名菓です。

Kさんも妊娠20週を過ぎ、出産までの体調管理のためのFullSizeRender (2)
鍼治療と安産のお灸の練習に来てくださいました。
彼女も妊娠までの道のりが険しかった一人です。

当院に来られた時は41歳まであと1ヵ月。
不妊治療専門Aクリニックでは
①着床障害
②頸管粘液が少ない
③下垂体卵巣機能不全
・・・と言われていたそうです。

それに、KさんのAMH(抗ミュラーカ管ホルモン)検査の結果は
4.0pMで46歳以上の卵巣年齢でした。
pM表記は旧基準です。新基準はng/ml表記です。
新基準でしたらKさんの数値は、1.00ng/ml以下になります。

要するに卵巣に残された卵子はほとんどなくなってきていて、
46歳以上の卵巣年齢です・・・と厳しい結果を突き付けられた
ようなものでした。

それでも、Kさんはあきらめずに鍼灸治療に来てくださいました。
彼女が妊娠して、妊娠を持続させられているのは、
彼女自身が最後まであきらめずに頑張った結果ですね。
Kさんのエピソードもいずれもう少し詳しくご紹介しましょう。

さて、頂いた散居の里・おかき処 御菓蔵の白エビかき餅。
サクサクした食感に程よいエビの香りで、いくらでも食べれそうでした。
とっても美味しかったです。

御菓蔵のホームページを見ていると、「御菓蔵について」のページに
「おかき」「かきもち」と「せんべい」の違いが書いてありました。
お米にはもち米とうるち米があるそうで、おかきやかきもちはもち米で
作られているそうです。
せんべいはうるち米から作られるそうです。うるち米は私たちが普段いただいている
お米ですね。
ん~、知らなかった。

因みにエビの薬膳の効用は、
補腎、補陽、補気、養肝、活血、開胃、去風、通乳の効能があっで、
足腰の冷え、食欲不振、気を補うので体力の回復に適応します。

特に補腎、補陽、補気の効能は力強い卵胞を作るのに必要です。
力強い卵胞のためにエビ餅やえびせんばかり食べないで下さいよ。
エビも含まれているけど、塩分も多いからね。

体力がないとか冷え症で・・・という方は週に1回くらい食卓に
エビ料理などいかがですか。

Omura