梅雨にも入り蒸し暑い日が続いています。
そういう日は脱水症状にならないように、
こまめな水分補給が必要になってきます。
普段私は水かお茶を飲むことが多いですが、
最近ではウーロン茶を飲むことが多いです。

ウーロン茶といってもペットボトルのではなく、
中国に行ったときに買った茶葉を
煮出して飲んでいます。

ウーロン茶の産地は主に中国の福建省が
生産量のトップをしめています。
漢字では烏龍茶と書きますが、烏龍茶の
“烏”の字はカラスと言うことではなく
“黒”という意味で、茶葉が黒い龍に見えることから
烏龍茶と言われるようになったようです。
写真の烏龍茶の茶葉は、黒い龍に見えますか?

さて、ウーロン茶の代表銘茶として有名な
福建省武夷山市の武夷岩茶があります。
武夷岩茶にはランクがありその中でも
最高級である「大紅袍」(だいこうほう)
という品種があります。

大紅袍は、以前は皇帝専用のお茶として
献上され飲まれていました。
参考までに一例をあげると、以前20グラムの
茶葉に300万円弱の値がついたことも
あったようです。

大紅袍の原木は数本しかなく年間生産量も
2キロ程なので一般人が手に入れるのは
不可能だったようです。
現在では接ぎ木から繁殖させ、そこから採取した
大紅袍もあるため一般人でも手に入れることが
できます。

続く

山崎 No.20