近所の人から、生姜のおすそわけを
してもらいました。
やっぱり、生姜は身体を温める食材の
代表格!!

早いもので11月に入ろうとしています。
気温も下がり肌寒い毎日になって
秋らしくなってきました。

先日、所用で実家に帰りました。
私の実家は京都府北部にある小さな町にあります。
地元は京都府でも日本海側なので、
京都市内よりも気温も低く肌寒く感じました。
田舎によくある光景ですが、ご近所さん同士で
野菜や魚などのおすそわけをすることがよくあります。

先日の帰省の際、親戚やご近所さんから%e3%81%97%e3%82%87%e3%81%86%e3%81%8c
おすそわけがありました。
毎回いろんな物をもらうのですが、
“ 生姜 ” をたくさんいただきました。

これまでも、カラダを温める食材などの
紹介は、大村先生の
「薬膳をたのしもう」のコーナーで、
紹介されたと思いますが、生姜をたくさん
頂いたので、今回は“ 生姜 ”について
書こうと思います。

生姜は漢方にも用いられており、
私が中国に留学していたときも様々な
料理に用いられていました。

生姜は一般的に身体を温める効果がある事は
よく知られています。
しかし、生姜はこれ以外でも多くの
効能と効果があるのです。

生姜には血行が良くなる成分が入っており、
それによって体温を高めて代謝も促進して
くれるため、ダイエット効果もみられます。

ただ、ほてりのあるような陰虚タイプの方には、
摂取すると更にほてることもあるので、
時には控えることも必要になります。

また、血流を良くしてくれる生姜ですが、
発汗作用があるために体熱がうばわれ、
食べ過ぎると逆に身体を冷やすこともあるので、
冷え性の方には注意が必要です。

そのためには、食べる際に少し加熱するのも
良いのではないでしょうか。
ただ風邪で発熱がある場合には、生の生姜を
すりおろして蜂蜜やレモンと一緒にお湯でわって
飲むと発汗作用で解熱させるには良いようです。
家庭の昔ながらの知恵ですね。

その他には、免疫力を向上、胃腸の働きを
活発にしての消化吸収の向上、鎮痛作用、
抗炎症作用、めまいや耳鳴りの予防、
アンチエイジング、うつ病予防など多くの
効果や効能があるのです。

また、吐き気を止める効果もあるようなので、
妊娠されて、つわりがきつい方には
生姜のしぼり汁を摂取すると、気持ち悪さも
軽減するかもしれません。

このように生姜には多くの効果や効能
があります。
食事の時に料理に少し加えられるのも
いいと思います。

日本では食材として用いられる生姜ですが、
中国では漢方として良く使われる物なので
摂取量はほどほどに。
ちなみに、漢方の約6割くらいに、
生姜が含まれています。

写真は実家で、おすそわけしてもらった生姜です。
スーパーで買うより大きく不格好で売り物には
なりませんが、味は大差なかったですよ。

山崎ブログNo.16