N(37歳)さんは当院で妊娠体質の治療にこられながら、
タイミング療法や体外受精をされています。
もともと生理周期は30日~36日と少し長めのKさん。
体外受精にトライしましたが、マイナス判定。

その後休憩の意味もあってタイミングにトライ。
タイミングして2週間過ぎても生理が始まらないので、
もしやと思い妊娠検査薬を使われたそうです。

結果は真っ白。あれっと思い、そのうち生理が来るかと思いきや、
やっぱり生理が来ない。
また妊娠検査薬を使っても真っ白。
結局、妊娠検査薬を5本くらい使ったそうです。

通院しているクリニックに行って、プレマリンとルトラールを
12日間処方されました。
そしてクリニックの帰りに当院に来られました。

「Kさん、こんばんは。今日は予約は入ってないけど・・・どうされました」
と聞きました。
「生理から44日経っても生理が始まらないんです。タイミングはしています。
妊娠検査薬使ったけど、マイナスでした。どうしたらいいですか」
「私このまま生理が来なくて止まってしまうんでしょうか・・・」
と心配そうにされていました。

「あのね、あなたの年齢と今の状況からして生理が来なくなるなんて
考えられへんよ」
「44日くらいで、何をビビってんるのかな」
「もっと深刻な状況の人はいっぱいいますよ」
「人と比べることは決していいとは思わないけど、心配し過ぎと違うかな・・・」
「あなたはストレス感じやすいタイプやから、
調子を整えて生理を起こさせるようにしましょう」
「それに、プレマリンとルトラール12日間出てるから、飲み終わったら
2~3日目くらいで生理来るよ。ご心配なく」・・・と伝えました。

Kさん、4日後に当院に来られました。
「先生、生理きました。今日5日目です」

「えっっ、どういうこと。高温期をつくるお薬出てたでしょ」

「前回相談に来た日、帰ってからスーっと生理が始まりました」
「だからお薬飲まなくていいようになりました」
「先生とお話しした後、何か気分が楽になって・・・ありがとうございます」

・・・と言われましたが、ただ私は状況を説明しただけ。
ちょっと元気が出るように背中も押しましたけどね。

前回の体外受精の判定がマイナスになってから、彼女の精気は失われがちでした。
いつもより元気がなく、顕著なのは肌質がいつもよりカサカサになって
いたからです。
ストレスで気が回らなくなって血が巡らない。
生理を起こすパワーが不足し、肌はカサカサになります。
吹き出物も出ることが多いです。
「気分証とか気滞証」といいます。

Kさん当院に来て、ちょっとホッとしたようでした。

自分で悩みを抱え込まないで、人に話をしてみたり聞いてもらうことを
してみたりして「ホッとする時間」を作るのも大切ですね。

Omura