前回に引き続き着床障害の話が続きます。今回はその②です。

着床障害の原因と克服法

血流改善によって本来のメカニズムを取り戻す

 

殻の硬い卵は孵化しにくく着床しにくい

着床障害には胚自体の機能に問題がある場合も考えられます。

主な原因は胚の殻が硬いことが挙げられます。

胚は自分で殻を破って孵化しますが、殻が硬いとそれができません。

殻が硬くなる原因はまず加齢です。

年齢が上がるとどうしても固くなりやすい傾向があります。

また凍結保存によっても殻は硬くなります。

もちろん凍結胚盤胞移植の妊娠率は高いことは間違いありません。

殻が硬くなるリスク以上の効果が見込めるわけです。

孵化できない場合はレーザーで殻を破ることもします。

大事なのは卵巣の中にある卵子の質ということになります。

凍結しても殻がやわらかい胚はやわらかい。実年齢が高くても

子宮、卵巣を若く保つことは可能ですし逆の場合もあります。

質の良い胚を育てるには身体をいかに若々しく整えるかということになりますね。

to be continued

Omura