足立病院生殖内分泌医療センターで発行している
最先端医療と東洋医学による未妊サポート情報誌「ふっくらNo.8」の
記事を紹介しています。
足立病院生殖内分泌医療センター長の中山先生のお話で、
着床障害の原因と克服法をご紹介してきましたが、
今回が3回目。シリーズのラストになります。
何で「ふっくらNo.8」を紹介しているかって・・・?
この情報誌に僕も中面で中山先生と対談しているからなんですよ。
高雄病院の橋本正也先生も漢方の話で対談に出席していただいていますよ。
その話は次回にしますね。

では、今回の本題に戻りましょう。

着床障害の原因と克服法

血流改善によって本来のメカニズムを取り戻す

血流を良くすることが文字通り「命」です

私は着床障害と不育症は病態として通じるものがあると考えています。
その主な共通点は局所の血流が悪くなっていること。
これが卵子や胎児に悪影響を及ぼすのです。

では血流がなぜ悪くなるかといえば原因の一つにストレスや冷えが
挙げられます。これらは卵管や血管を収縮させてしまいます。
赤ちゃんにとってお母さんから酸素や栄養をもらう血管はまさに
生命線であり、この血管が狭くなることは赤ちゃんにとっては
致命的であるといえます。

また血がどろどろだと、赤ちゃんとお母さんをつなぐ血管が詰まってしまう。
孵化したばかりの赤ちゃんとお母さんをつなぐ血管は体の中で一番細くて小さい。
ですからちょっした体の変化で真っ先に影響を受けやすくなっています。
血流改善を目指した治療としてアスピリンの内服やヘパリンの自己注射などの
血液をさらさらにする薬を用います。
当然副作用などのハードルが上がります。
自身でできる予防法として日頃から特に精神的ストレスをためないように
睡眠、食事、運動など生活習慣を見直してほしいと思っています。

・・・というような内容でした。
いかがでしたか。

●ストレスをためない
●質の良い睡眠
●規則正しい食生活
●適当な運動
・・・当たり前ことなんですけどね。
仕事などでストレスが多いと良く寝れなくなったり、睡眠時間が削られたり
してしまうと、食欲もなくなる。
もしくは反対に過食になってしまって肥満気味になってしまう。
適当な運動と言っても、仕事と家事で疲れているのに、
どう適当な運動をすればいいの・・・になってしまう。
肩が凝って腰が張って疲れはなかなか取れない。
マイナスのスパイラルに入ってなかなか心と体がスッキリしない。

病院では特に問題はないと言われている。
血液検査では心の問題を解決することはできないでしょう。

良く当院に来られている患者さんにいわれることがあります。
病院に行って何時間も待って診察するのが辛いとか、診察に行かなければ
いけないのに足が重たく感じて病院に行くのに気持ちが重たくなります・・・。
でも、先生の所に行くときは肩こりや腰痛も改善できて、
体の疲れもとれるから、仕事が終わってから当院に行くのがちょっと楽しみです
・・・と言われることがよくあります。

私の不妊治療の方法は、子宮や卵巣をターゲットにして良くするのではなくて、
その人の弱っているところを治してあげると、
おのずと体調が良くなり子宮や卵巣の血行が良くなって妊娠力がつくという方法です。
森を見て木をなおす。でも、木を見て森をなおすこともとっても大事。
どっちも大事な治療法だと思います。

西洋医学のいいところ、東洋医学のいいところをうまくタイアップして
統合医療的な治療ができたらいいですね。

Omura