先日、日曜日の朝7時からやっている
「健康カプセル 元気の時間」を見た。
三宅祐司さんと渡辺満里奈さんの司会がとても心地よく
日曜の朝の長寿番組ですね。毎回、健康に関するいろんな
情報を提供してくれるので、ん~、なるほど・・・と
今更ながら健康の知識に役立っています。

2月8日の放送は「脳梗塞」。
要するに脳梗塞の予防には「葉酸」が良いですよという内容でした。
番組のホームページの文章を紹介しますと・・・

身体の中で葉酸が不足すると、「ホモシステイン」という物質が
増加しますが、これは動脈硬化を招き脳梗塞を引き起こしやすい物質です。
葉酸にはこのホモシステインの働きを抑制し、脳梗塞などの病気を
予防してくれる働きがある・・・と書いてありました。

番組を見ていて、テーマは脳梗塞の予防だけど、「葉酸」には他の働きが
あるけど・・・と思い出しました。
妊婦さんには葉酸が普段より必要だと聞いたことありませんか?
番組でレポーターが葉酸は「ギョーサン必要」なんて言っていたけど、
ちょっと笑えなかった。
それを言うなら、葉酸は「よーさん必要」の方がわかりやすいけど、
これもイマイチ笑えないおやじギャグですね。

実は葉酸はDNAやRNAを構成している「核酸の合成」に不可欠なんです。
核酸は細胞の増殖や成長に関与している物質です。
葉酸を不足しないで一定量摂取していることで、細胞の増殖や成長に関係する
訳だから、卵胞の成長や受精卵の分割にも影響するのではと思います。

東洋医学では「気」「血」「水」のバランスが良いとい
人間の体は元気でいられると言われています。
その中で「血」が新鮮で体の隅々まで行き届くと、
質の良い卵胞の成長に役立ちます。
当院の不妊治療の方法の一つに「消化吸収能力を高めて血を増やす」という
方法があります。
せっかく食事しても消化吸収能力が弱くてそれを十分な血液に変換できなくて
卵胞の質が悪かったり、子宮内膜がなかなか厚くならないという患者さんも
多くみられます。
その弱点を鍼灸治療で補うと卵胞の質が上がり、子宮内膜が厚くなる傾向があります。

葉酸が不足すると貧血になったり、口内炎や舌炎の粘膜の炎症がみられます。
食欲不振や下痢にも関係します。
成人の一日の摂取量は200~240μg(マイクログラム)だそうです。
葉酸はほうれん草、ブロッコリー、枝豆、キャベツなどの緑黄色野菜に
多く含まれます。
ほうれん草やブロッコリー100gで210μgの葉酸が摂取できます。
葉酸は水溶性なので熱に溶け出しやすく摂取しにくくなるので、
レンジなどで加熱時間を短くした調理法が適しているようです。
もしくはスープにしても溶け出した栄養がいただけますね。

食品の紹介をときどきするのですが、黒豆や山芋の紹介をしたときに
数人の患者さんが、「ブログ読みましたよ、毎日、黒豆と山芋食べてます」と言うので、
「あのね、毎日、黒豆と山芋食べて飽きない・・・?」
「精がつき過ぎて鼻血出るで~」と返しました。

何でもバランスよく頂くことが大切です。
食べ過ぎず少な過ぎず・・・です。「過ぎる」は良くないでしょ。

それに一般論ではありますが、
食事って美味しく楽しくいただくことがポイントでは・・・と思います。

Omura