今回は「酢しょうが」のご紹介です。

以前、「酢たまねぎ」をご紹介しましたが、
今、「酢しょうが」が注目を集めているようです。

「酢しょうが」って・・・もしかしたら、まんま?
ご想像のとおり、「酢」に「しょうが」を漬けたものです。
作り方は、と~っても、超カンタン。

しょうがを良く洗ってから、皮のままスライス。
もしくは細切りでもいいし、みじん切りでもいいです。
使い勝手からすると、いろんな料理に使えるのは、
みじん切りにする方がいいかも。
容器にみじん切りにしたしょうがを入れ、お酢をひたひたに入れて1455021972302

一晩漬けるだけ。
お酢は穀物酢、米酢、リンゴ酢、黒酢などお好みのものでいいいです。

はちみつを入れると甘酸っぱくて食べやすいですし、
蜂蜜の効果も加わってパワーアップします。
パワーアップつながりで言うと、ニンニクのみじん切りやスライスを
入れるのもいいですね。

写真は、米酢としょうがのみじん切り、はちみつ大さじ1杯を加えて
作ったものです。

しょうがに含まれるショウガオールは調理で熱を加えることによって、
エネルギー代謝を上げてくれます。
生しょうがに含まれるジンゲロールは、脂肪の蓄積を抑えてくれます。
お酢の効果で血液サラサラ。
1日15ミリリットルで体脂肪を減らしてくれるそうな・・・。
スプーン1杯くらいですね。
・・・と言うことは、普段の料理に酢しょうがを使うことによって、
血液サラサラにダイエット、美肌効果もあってキレイになれる
食材です。

当院では不妊治療されている方を専門に治療させていただいておりますが、
よく患者さんに言うのが、
「キレイになると妊娠しやすくなりますよ」と言っています。

どういうことかと言うと、鍼灸治療を始められて2か月~3カ月目くらいから
生理の色がきれいな赤色になって、サラサラになってきます。
吹き出物が多かったり、肌アレルギーで肌のトラブルがあったり、
アトピー性皮膚炎が出にくくなったりします。
中にはアトピー性皮膚炎がほとんど出なくなったという患者さんもおられます。

鍼灸治療で濁り気味だった血液をキレイにする効果があるからなんです。

全身の血行が良くなっていくということは、子宮内膜がフカフカになったり、
卵胞の質の向上に効果が出てきます。

食生活を見直すことも大切だと思いますが、
さらに鍼灸治療されるとその効果は相乗効果で、妊娠までの時間が
短くて済みますよ。

ちなみに「酢しょうが」の簡単な食べ方は、温かいご飯の上に少し乗せるだけ。
結構、いけますよ。
おにぎりに使ってもいいかも・・・。

オリーブオイルとしょうゆ少々と、酢しょうがで、ドレッシングも
簡単にできますね。
熱を加えることも大切なので、炒め物の料理の隠し味に使うのも良いですね。
肉団子のタネにも使えるし・・・と、とにかくバリエーションは
自由自在です。

何事も続けることが大切ですけど、ブームに乗って「そればかり」というのは
お勧めできません。
バランスよく長~く続けることがポイントですね。

では、東洋医学的にお酢やしょうがはどんな効果があるんでしょうか?
次回のブログでご紹介することにしましょう。

Omura