今回は、 鍼灸・整体と漢方の相乗効果1 (Tさん44歳) の続編です。

さて、鍼灸・整体と漢方によって、身体の改善を実感なさったTさんでしたが、
その後に、自然周期(クロミッド)で採卵することになりました。
まず、生理中に鍼灸で生理をスッキリ終わらせ、
卵胞期に整体とスーパーライザーで卵胞をしっかり育てながら
質を上げるような方針で計画を立てました。
結果は、3個採卵、2個受精、
その内の1個を胚盤胞で新鮮胚移植出来ることになりました。

今回、Tさんにとって嬉しい事が2つありました。
1つは、胚盤胞の評価がAグレードだったこと。
2つ目は、クロミッドで3個採卵できたのは初めてだったこと。
(以前は、同じ誘発方法で1個しか出来なかった)

一般的に、44歳のご年齢では、
受精卵が胚盤胞に育つこと自体が難しいのですが、
今回は、さらにAグレードのとてもキレイな受精卵でした。

大村院長も、最近のブログ「立場変われば・・・」でコメントしていましたが、
当院は、決して、病院の治療を否定しているのではなく、
むしろ、病院の治療を正確に理解した上で、
その治療に合わせて寄り添うように、補完的な役割を目指しています。

ご年齢だからと諦める前に、東洋医学を試してみるのも良いと思いますよ。
少なくとも、病院の治療の妨げにはなりませんし、
不妊専門病院の先生の中には、当院の存在をご存知の方も沢山おられますからね。

もう少しTさんのお話は続きます。

田内

※TさんのAグレードの胚盤胞。
ご本人の承諾をいただいて掲載しました。
F-ETDay5-Tsan