Kさん(46歳)、
2回の鍼灸治療で
自然妊娠されました。

Kさんのパターンは希ではありますが、
「妊娠のスイッチ」が入って、
妊娠されたのだと思います。

今回は、病院での卵胞チェックは
されていません。
Kさんの月経周期から予想をつけて、
14日目と15日目のタイミングを試みました。

Kさんは、ちょっと遠方の方なので、
そんなに当院には通えないということでした。

たまたま京都新聞に、小生の著書、
「やっと、妊娠できました。」
~とある不妊治療専門鍼灸院の
心が前向きになるお話~
出版 主婦の友社

が紹介されていたのを見て、
ご連絡いただきました。

7歳になるお子様は一人おられます。
二人目を希望されたのは43歳のころから。
病院には行ったり行かなかったりして
おられましたが、二人目を望まれて、
もう3年が経ちました。

初診の時、Kさんにはちょっと
厳しいことも伝えました。
一人出産されているとはいえ、
46歳と言う年齢で自然妊娠をされるのは、
なかなか難しいですよ。
体外受精でも、数パーセントの確率ですよ
・・・と、お伝えしました。

Kさんは、それは十分にわかっているのですが、
まだ先生の本の紹介を見て、
希望が持てるかもしれないと思って、
連絡させていただきましたと言われました。

小生の本の中で、
「妊娠のスイッチが入るとき」というのが
ありますと紹介しています。
なかなか妊娠できなかったけれど、
タイミングよく排卵の前後に、鍼灸治療をして、
妊娠されるケースがときどきあります。

Kさんには、とにかく時間が限られているので、
少なくとも6ヵ月くらいは、
来れる範囲で治療に来てくださいとお願いして
いました。
「妊娠のスイッチが入るとき」というのが
ときどきあるので、今回の治療で
妊娠できたら、ラッキーと思って下さいと
言っていたら、Kさんからプラス判定の
お電話をいただきました。

その後、妊娠持続のだめの治療を1回させて
いただきました。
胎嚢の確認はできましたが、
これから心拍の確認ができるかどうかの不安が
ありますが、あとは願うばかりです。

Omura