ステップ・アップする方がいいのか?
それとも、もう少し様子をみた方がいいのか?
Fさんの心は揺れる。

F(37歳)さんの4回目の治療は、
生理から5日目でした。
クリニックの診察後に当院に来られました。

この周期は生理5日目~9日目まで、セロフェンを
5日間服用して、4回目の人工授精の予定でした。

Fさんは、私に相談があると言ってましたので、
そのお話を伺いました。

「先生、やはりステップ・アップするべきでしょうか?」
という質問でした。

私の意見は、
Fさんの年齢のことを考えると、人工授精でも
十分に妊娠する可能性はあるけれど、
もし、40歳までに2人のお子さんを望んでいるのなら、
体外受精にステップ・アップするメリットは、
あると思います。

今は人工授精だから、ご夫婦の受精卵が
本当に妊娠できるグレードになっているのか、
それとも受精はするけれど、途中で分割が停止して、
胚が死んでしまっているかもしれません。

だから、体外受精してみて、どれくらいの数の卵胞が
出てくるのか・・・?
どれくらいの数が受精して、分割がすすんで、
移植できるレベルになるのかを確かめるということは、
経験してもいいかも・・・と思います。

もし、Fさんが体外受精をされてすぐに妊娠てきたとしたら、
凍結胚があれば、1年後以降にその凍結胚を使って、
2人目を妊娠できる可能性があるからです。

不妊治療は、長引かせてはいけません。
治療が長くなればなるほど、心とカラダは疲弊して
しまいます。
ストレスが溜まる⇒妊娠しにくくなる・・・という、
負のスパイラルに陥りかねないからです。

日本の不妊治療の技術は世界トップレベルなのに、
体外受精の妊娠率は先進国の中では下位グループにいます。

なぜ?

体外受精にステップ・アップするまでに時間が
かかり過ぎるということ。
結婚の高齢化で、どうしても不妊治療を始める年齢が、
高くなっているからです。

東洋医学で不妊治療されている患者さんをサポートするのが、
私の役目ではあります。
ですが、西洋医学的に体外受精のメリットも、
すばらしいものがあると思っております。
早い段階で、不妊治療のステップ・アップも、
考えてみてもいいのではと思いますよ。

それに、体外受精しても妊娠できないでいる、
患者さんが全国にどれほどおられるでしょう。
体外受精までしたのに・・・という気持ちになってしまいます。
当院に来られる患者さんで、カラダを鍼灸治療で、
メンテナンスしてから、タイミングや人工授精に
ステップ・ダウンして、妊娠された方もおられますけどね。

そして、Fさんはご主人と十分話し合って、
初めての体外受精をされる、決心がついたようです。

Fさんのお話は、次回が最終回です。

to be continued
Omura

Ms. F’s e-mail  No.3

Should I make step-up?
Or should I look at the state a little more?
The heart of Ms. F wavers.

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