不妊治療歴が約3年の
Mさん(34歳)のエピソード
です。

当院に来られたのは、
2回の流産を経験されてからの
ことでした。

1回目は赤ちゃんの心拍が確認
できたのですが、その後流産。
2回目は妊娠の判定はプラスでしたが、
心拍がでずに流産されました。

当院に来られた時、胚盤胞の
凍結が1つあるということで、
胚移植のスケジュールに合わせて
鍼灸治療させてもらうことに
しました。

2回も流産を経験されているのに、
不育症の検査はされていないと言うこと
でしたので、不育症の検査をおすすめ
しました。

経験的に、当院に来られる患者さんで
やっと妊娠できて、1回の流産の
経験がある方に不育症の検査を
おすすめしての検査結果は、
40%~50%くらいの確率で
不育症の検査に引っかかって
しまいます。

1回目の流産後に不育症の
検査をして検査結果が悪かった場合、
2回目の流産を防ぐことができますね。

病院やクリニックでは、2回または
3回の流産をしてから、不育症の検査を
勧められることが多いです。

1回でも流産を防ぐことができたら、
それに越したことはないと思うけどね。

不育症対策は、大抵はバファリンの
飲み薬のみ。数値が明らかに悪い場合は、
バファリンの飲み薬とヘパリンの注射を
併用されます。

その時に鍼灸治療を加えると、
全身の血流が良くなるので、
飲み薬や注射の効果が高まります。

Mさんの妊娠までの鍼灸治療は
3回でした。

1回目は胚移植前の高温期。
2回目は生理3日目。
3回目は胚移植をしてから6日目。

本来なら、生理中に1回。
胚移植前の低温期に1回。
胚移植前日または当日に1回。
胚移植してから判定までの間に
1回~2回の鍼灸治療を
お勧めしています。

以上は体外受精をされている方用の
治療プログラムです。

Mさんの場合は治療回数は少なくて
済みましたが、まだ年齢が35歳
以下ということが功を奏したのではと
思います。

Mさんの不妊治療歴は約3年にも
およんでいました。
そして、当院に治療に来られました。
鍼灸治療をきっかけに、
妊娠のスイッチが入り、
プラス判定が出たのではと思います。

Omura