患者さんとよく食事や食生活の
話をすることがあります。

規則正しい食生活に適当な運動、
そしてストレスをためないことは
健康で長生きの秘訣なのは、
もうご存知だと思います。

・・・なんだけど、
なかなか規則正しい食生活を
守れているという人は少ないように
思います・・・というより、
少ないですよ。

当院に来られる患者さんの年齢層は
30代~40代の女性が中心になります。
男性もときどき来られますけど。

バリバリ仕事ができて多忙な年齢です。
それに、不妊治療をしていて、仕事と
病院通いでカラダも疲れていて、
ストレスもいっぱい。

家に帰って、さぁ美味しい夕食を作って
・・・なんて思えないことも多々ある
でしょう。

患者さんに「お豆さん食べてる?」
大村:
「多分、食べてないよね。」
「ほとんどの患者さんが食べてないからね。」

患者さん:
「そういえば、お豆さん食べてません。」
「納豆はときどき食べますけど。」

写真は藁に入った昔ながらの納豆です。
美味しそう~と思われ人もいれば、
匂いが苦手という人もおられますね。

確かに、納豆は発酵食品の優等生です。
今回の話は、食卓の一品として
小鉢にお豆さんを食べましょう。
できれば、毎日食べてほしいと思います。
小生も毎日食べてはないけどね。
できればの話で、スルーしてください。

話を戻します。
大村:
「黒豆は?」
患者さん:
「お正月くらいですね。」

という答えが返ってきます。

小生の小さいころは、必ず食卓の一品に
小鉢にお豆さんがありました。

畑のお肉と言われている「豆」には
植物繊維が豊富。
植物性タンパク質に、ビタミン、ミネラルも
簡単に摂取できて、生活習慣病の
予防にもなります。

お豆さんを日ごろから食べることによって、
美腸素肌美人
そして、卵子は美卵になっていく
とでも言いましょうか。

生活習慣病の予防に良い食事は、
健康できれいな血液を作るのにとっても
良いことなんですよ。

ということは、
ピカピカの卵子を育てることや、
ふかふかの子宮内膜を作るのに、
とってもとってもいいんだよ。

お豆さんの話を患者さんとしていて、
こんな話もあります。

患者さん:
「先生、お豆さんって、自分で炊くの?」

大村:
「あのね、今どき普段からお豆さんを
炊いている30代~40代の女子いますか?」

患者さん:
「だよね。」

大村:
「料理好きな人は別にして、多忙な現代人が
時間のかかるお豆さんを炊くのは、なかなか
いないんじゃないのかな。」

「別にパックのものを小鉢に一品でも、
食卓が明るくなると思うけどね。」
「無添加だとか、保存料していませんとか、
安心なものも増えているし。」

「ぶっちゃけ、フジッコでいいんだよ」。
・・・と言っています。

患者さんは、
「えっ、それでいいんですか?」

とよく言われますが、
便利で簡単で、お手頃で、
何の申し分もないと思うけどね。

お豆さんのメーカーはいっぱい
ありますけど、フジッコと書いたのは、
ただ単に小生が小さいころから食べている
だけのことです。

お値段お手頃で、美味しいと思うから。

さて、豆にも色がありますよね。
次回は豆の色と栄養、東洋医学的な
お話をしましょう。

to be continued
Omura