先日、当院に届け物がありました。
あれっ、何も注文してないのに・・・誰からやろ・・・と
送り主のお名前を確認すると、Fさん(44歳)でした。
でも住所が京都じゃないし・・・そういえばご主人が転勤するかも
と言っていたのを思い出しました。

送っていただいた品は中田屋のきんつばでした。IMG_2531
ネットで調べてみると金沢では有名な和菓子屋さんでした。
同封されていたお手紙を読んで、この仕事をしていて良かったなと
思える内容に、こちらこそ「ありがとう」の気持ちでいっぱいになりました。
さっそくFさん(44歳)にお礼の電話をしました。

トゥルルル…と電話のベルがなって、電話に出られたのはFさんでした。
すぐに繋がってよかった。

「烏丸御池鍼灸院の大村ですが、Fさん、この度は結構な品を送って
いただきありがとうございます」
「大村先生、お久しぶりです。出産の報告が遅くなって・・・」
「良かったね。もう出産したんや」
「3ヵ月前ですけど、バタバタしていて連絡できなかったんです」
「住所見たら京都を離れたんやね」
「そうなんです。主人の転勤で」・・・なんて会話をしました。

「何か、とっても心温まるお手紙ありがとう」
「よかったら、Fさんの手紙の内容をブログでご紹介してもええかな」
と聞いてみたら、
「いいですよ」と返事をいただきましたので、ご紹介しようと思います。

拝啓
師走に入り寒さも本格的になりました。
先生方におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
ご報告が遅れて誠に申し訳ありません。
本年8月に女児を無事に出産させて頂きました。
名前は○○です。その節は院長先生、副院長先生をはじめとし
各先生方にお世話になり夫婦共々、日々感謝し過ごさせていただいています。

治療中には悲しいこと辛いことも多く気持ちが沈みがちになることも多く
ありましたが、いつも前向きになるよう様々なアドバイスや治療を
していただいたことをを覚えています。
そちらに伺えることができたのも院長先生がおっしゃっていたように
縁があったからなのだというお言葉を思い出します。
本当にめぐり合わせていただけて有難い気持ちで一杯です。
命名にはこのような気持ちを込めさせていただきました。
最近のですが写真を同封させていただきました。
今後も今の気持ちを大切にし育児に励んでいきたいと思います。
毎日寒さが厳しくなってゆきますがどうかお体ご自愛くださいませ。
お礼まで。

丁寧につづられた文章にFさんの喜びが伝わってきます。
彼女も随分と不妊治療で苦労された方でした。
治療中によく「縁」の話をすることがあります。
今、あなたがここにいて、そして私が治療させていただいてという状況は
「縁」があるからだと思いますよ。
これは偶然ではなく必然かもしれないね。
全国に分院を持っていて、いろんなところで不妊治療のお手伝いをしていたら
出会う確率は高くるけど、あいにく京都でしか治療していないし、
当院に患者さんとして来ていただいたのもやはり「縁」なのだと思います。

Fさんの妊娠・出産までのストーリーは次回にご紹介しましょう。

あっそうそう、いただいた中田屋のきんつば、上品な味で
めっちゃ美味しかったですよ。
苦難を乗り越えママになったFさんおすすめの和菓子。
げんを担ぐアイテムとしていいかもしれません。美味しかったしね。
ネットで取り寄せもできるから、お試しあれ。

Omura