ブログ17写真①妊娠体質づくりに効果がある、
推拿(すいな)療法 その4

早いもので正月も終わり2017年に入りました。
みなさん正月はゆっくり出来たでしょうか?

今回は久しぶりに推拿の技法を
紹介したいと思います。

推拿には基本手法として大きく分けて

擺動(はいどう)類手法、
摩擦類手法、
振動類手法、
擠圧(さいあつ)類手法、
叩撃(こうげき)類手法、
運動関節類手法6種類に分けられます。

漢字ばかりで、読みづらいでしょうが、
もうちょっとガマンしてください。

推拿には自己治癒力を高めて健康を維持し、ブログ17写真②
病気になりにくい身体づくりを目的としています。

また緊張した筋肉を緩和させ疲労を
取り除く効果もあります。
そして、経絡を調整し陰陽のバランスを
調整する作用もあります。

今回はその中の擺動(はいどう)類手法である、
滾(こん)法について書きたいと思います。

滾法の「滾」の字には、“ころがる”
という意味があります。

まず、擺動(はいどう)類手法とは、
指や拳、腕関節を用いて協調的・連続的
に揺れ動かす手法です。

滾法(こんぽう)は小指側を作用点として、
前腕を揺り動かすことによって手首の屈曲を誘導して、
ツボや患部に手関節の屈伸運動・前腕の旋転運動により、
手背にリズミカルな揉動(揉む動き)を起こさせる手法です。

要するに、肩や腰の筋肉の硬くなったところに、
コロコロを転がすようなイメージです。

滾法(こんぽう)は作用面積大きい、浸透性が強い、
強くも弱くもできる、適応範囲が広い等の
優れた点があります。

なので、肩背・腰臀及び四肢の
筋肉の多い部位に用います。

筋肉・靭帯の活動能力を増強、
血液循環を促進、筋肉疲労を取り去る等の
作用があります。

この滾法(こんぽう)は、
推拿で最も常用する手法の一つです。
当院の推拿治療の中でもよく用いる手法です。

基本的に、妊娠中、妊娠の可能性がある
高温期中の方にはマッサージは控えてますが、
状況によって推拿を用いることがあります。

肩こりで血行不良になった筋肉を
ほぐす以外にも、全体の“気”を流してあげる
という目的でこの方法わ用いることがあります。

手指を使って揉みほぐすのもいいですが、
滾法(こんぽう)を用いて身体の表面を
軽く流してあげるだけでも、
気血の流れがよくなり身体も温まります。

身体の気血の流れが良くなるということは、
妊娠しやすい体質になっていきます。

ご自宅でも試せる手法なので、
興味があれば一度試してみて下さい。

モデルは安田先生です。

山崎 No.17

Tuina Method for the making of pregnancy constitution

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