2011年 妊娠報告(72名)No.4 妊娠方法別グラフ
タイミング 11名
人工授精 5名
新鮮胚移植 10名
凍結胚移植 46名
に続き、第4弾は妊娠した最終治療方法別のグラフを作成しました。
凍結胚移植での妊娠が飛び抜けて多いですが、
この数字の解釈は複雑で難しいですね。
不妊専門病院での妊娠成績を見ても
凍結胚移植の妊娠数と妊娠率が高いですから
それが、反映されているのでしょうか。
そういえば、東尾理子さんも恐らく凍結胚移植での妊娠だと思います。
当院に来られる患者さんのほとんどが、なかなか妊娠に至らず、
病院での治療に行き詰っている方が多いので、
治療経過も、既に、体外受精までステップアップしている
患者さんが多いことも結果に反映しています。
また、体外受精とタイミングや人工授精とでは妊娠率に差があり
(妊娠率は 体外受精>タイミング・人工授精)
これも、今回のグラフの要因だと思います。
意外に知られていないことですが、
人間の場合、卵子数は出生後どんどん減少していき、
年齢と共に老化していきます。
体外受精の技術が発達した現在も、
病院で、卵子の老化を止める術はありません。
しかし、鍼灸や整体をうまく利用する事によって、
以前よりも、採卵数や受精卵のグレードが上がる事は
しばしば起こります。
また、胚移植に合わせて鍼灸・整体を受けると、
子宮内膜が厚くなり、着床の手助けになります。
そういえば、東尾理子さんも、鍼灸施術を受けていたそうですね。
もう一つ、卵子の老化を考えると、妊娠は早いほうが良いと言えます。
今後、妊娠を望まれる患者さんが、タイミングや人工授精の早い段階で、
鍼灸や整体を利用なさる機会が増えれば、
今後、このグラフも違った数字になるかも知れません。
いずれにしても、情報が氾濫しているこの時代、
正しい情報を把握して早く卒業されますように、
これからも、皆様のお手伝いをさせて頂きます。
タウチ