最上稲荷に行ってみた~。
本当は、お遍路の旅の続きで、
高知県の室戸岬を訪れる予定だったのですが、
気分で予定を変更。
旅は道づれ世は情け・・・と言いますが、
良い言葉ですね。
旅をするとき道連れがいると、心強いです。
世の中を渡っていくには、人情をもって
仲良くやっていくことが大切だよ・・・と、
昔の人は思っていたんでしょうね。
ときどき気分転換に旅に出ます。
今回は、
日本三大稲荷のひとつと聞いていたので、
行ってみた。
・・・で、行ったのは、岡山県にある
最上稲荷。
ブログで最上稲荷を紹介しようと思って、
日本三大稲荷を調べてみると・・・。
全国のお稲荷さんの主張と言うか、
各地方で日本三大稲荷は違うようでした。
稲荷大社の総本山は、京都の伏見稲荷なので、
ここは外すことができません。
伏見稲荷は、外国人観光客の観光スポットとして、
大人気ですね。
さて、日本三大稲荷ですが、
伏見稲荷と
最上稲荷(岡山県岡山市)、
祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)
伏見稲荷と
祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)、
豊川稲荷(愛知県豊川市)、
・・・だったり、
笠間稲荷(茨城県笠間市)、
竹駒神社(宮城県岩沼市)、
千代保稲荷(岐阜県海津市)、
瓢箪山稲荷、(大阪府東大阪市)
草戸稲荷、(広島県福山市)なども
名を連ねていて、地域によって、
日本三大稲荷はいろいろと違うようです。
はっきりしないような・・・なんですが、
でも、あえてここが日本三大稲荷~!!!
と決めない方が、いいのかもしれません。
写真は岡山県の最上稲荷。
岡山駅からJR桃太郎千線(10番線)に
乗り換えて、備中高松駅まで約20分。
各駅停車で、各駅に停車する前の音楽は、
「桃太郎」でした。
「桃太郎さん、桃太郎さん、チャラララン~」
ってな感じ。
ローカル線ならではのワンマンカー。
スピードも普段乗っている普通電車より、
遅いような気もしました。
秋の紅葉まで、まだ間がありそうで、
小さな山々の緑はとっても目にやさくし
入ってきます。
快晴で空色の青。白いうろこ雲の行列が
まるで大小の魚たちが空を泳いでいるようでした。
・・・なんてね。
備中高松に到着。
駅前にタクシーが2台、お客を待っていました。
すぐさま乗り込んで、約10分ほどで
最上稲荷の境内の入り口まで到着。
運転手さんとの世間話も楽しい。
岡山弁も耳に心地いい。
料金は1300円くらい。
本殿のしめ縄は、出雲大社級というか、
かなりでかい。大きい。荘厳。
圧倒されました。
何か、思っていたより立派な稲荷大社でした。
賽銭を入れて、二礼二拍手一礼。
二礼をして手をパンパンとして、礼をしてと、
一連の動きをこなす・・・かな。
願いは・・・、
不妊治療の治療所をさせてもらっているので、
多くの人の願いが叶いますように・・・
でしょうか。
余り自分のことはお願いしない。
お願いするとしたら、健康で年取りますように
ぐらい。
欲が無いと言ったらウソになるけど、
大金持ちになりたいとも思わない。
まあまあとか、そこそこでいい。
あの世に持っていけないから・・・と
思っているから。
宝くじ当たったら、人間変わるかもしれない
ですね。良くある話です。
当たったことないから、
ん~、どうかな。
帰りはタクシーを呼ばないと帰れないような・・・。
バスはあるようですが、かなり本数が少ないと、
受付の巫女さんが言ってました。
吉備の国を旅行するなら、
観光スポットのひとつにされてもいいのではと
思います。
今や大女流作家の林真理子さん。
コピーライターを経て、出したエッセイ集
「ルンルンを買ってお家に帰ろう」がベストセラーに。
『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞受賞。
押しも押されぬ大作家なわけですが、
彼女が作家デビューしたころだったと記憶していますが、
たぶん女性雑誌かな・・・?
彼女が旅のエッセイを書いていて、
タイトルがユニークだったこともあって、
時折、読んでいました。
タイトルは、
「旅は靴づれ」だったと思います。
な~るほど。旅は靴づれかぁ~。
歩いて、靴ずれするほどいろんな名所を巡るのも、
旅の本来の醍醐味かも・・・。
バスツアーとかレンタカーツアーとか、
便利だけどさ。
旅先の美味しいものを食べて、
カラダにいい気をめぐらして、
気分転換。
不妊治療が思ったように進まずに、
気分も停滞している人も多くおられると思います。
ストレス発散に旅はいかがでしょう。
次のチャレンジができるといいですね。
Omura