Posts By: yamo


2016年4月12日 blog 0

楽々お遍路癒され旅 ②

どうかされたんですか・・・?

四国八十八ヶ所、お遍路さん巡りを始めたわけですが、

患者さんに旅の話をすると・・・
皆さん口をそろえて
「どうかされたんですか・・・?」と聞かれます。

何か私が人生の岐路に立って心の悩みを抱えているのでは・・・と
思われるようです。

ぜ~んぜん、そんなことないんだけど・・・。
せっかく近畿に住んでるし、四国までアクセスも良くなったので、
パワースポットで多少疲れた心と体を癒して、

ストレス発散。
それに、四国のグルメも楽しみたいと思っての旅でしたが、
世間の皆さんは、「何か悩みでもあるのだろうか?」と思われる方が
多いかも。

そうかなぁ~、もし知人が「お遍路さん行ってきたよ」と言ったら、
反射的に「どうかしたん?」と聞いてしまうかも?

確かに20代や30代のくらいの男子を数名見かけました。
白のお遍路ウェアーは完璧。白の布製の大きめのポーチも
袈裟がけにして、杖をついて歩いていました。

本堂の前で賽銭を入れて、手を合わせる時間がと~っても長かったし、
お経も唱えてました。

私は10秒くらい。信心が足りないでしょうか?
手を合わせて横目で若者をチラリとのぞくと、
真剣さが伝わってくる。
やっぱり「何か心に深い傷を負っているのだろうか・・・」
・・・と思ってしまう。

今回の旅はレンタカー巡り。旅の先々で美味しいものも
食べた~いと思い、ビビッとくるような道路の看板を
見ながらのドライブ。
今回は、グルメの下調べをしてなかったので、
とりあえず「徳島ラーメン」か「讃岐うどん」目当て。

ドライブ中に「とば作」という看板を見つけ、昼時だったので
入ってみた。
どうやらうどんチェーン店らしい。
でも、見たことないなぁ~と思いながら、写真のメニューの1459994010741
中から、冷やしぶっかけの大を注文。(腹減っていたので)
料金は何と390円(税別)。安~い。旨~い。
かけうどんも150円よりと看板に書いてあった。やっぱり安~い。

最初にうどんと出汁ときざみのりだけ器に入れてくれた。
料金を払って、ねぎ、大根おろし、かつおぶし、ショウガは入れ放題。
けっこうたくさん入れました。
ここで貧乏人根性が出てしまうのか・・・?
大根おろしは大さじ2杯は入れたかな。
さすがに3胚は入れ過ぎやろ・・・と思うし、1459994033276
ちょっと恥ずかしい気もする。

さぁ、いただきま~す。
あっさり目の出汁は少し甘口。ねぎと大根おろし、
かつおぶしのハーモニー。
日が照っていてちょっと暑かったので、冷やしぶっかけにしましたが、
普段はなるべく温かいものを食べるようにしています。

写真の冷やしぶっかけの大、美味しそうでしょう。1459993960331
マジ、お値段以上でした。

徳島ラーメンも食べました。以前にも何度か食べています。
昔ながらの中華そばで濃厚スープと言う感じ。
タクシーの運転手さんとちょっと話をしたら、
最近はうどんより徳島ラーメンの方が有名だよ。
店も増えてるしね・・・と言ってました。
個人的にはさっぱり系の中華そばが好きなので、
私にはちょっと味が濃かったように思います・・・ので、
写真は撮っていません。

今回、初めてのお遍路の旅にしては10番までスムーズに
回れたように思う。
次回はもう少しゆっくりと各寺院を訪ねてみようかな。
写真を撮っているけど、どれがどこのお寺か分からなくなって
しまうから・・・。
記憶があるうちに、「楽々お遍路癒され旅」のパート3を
書こうかなとお持っています。

Omura


2016年4月7日 blog 0

AMH検査 0.1以下・・・凍結できた③

プラノバールを2週間服用後の周期に
子宮鏡の検査をする予定でしたが、プラノバールを
服用後に生理が来て12日目に来院されました。

子宮鏡の検査をしていると思っていましたが、
何故か、生理2日目から10週間、ボンゾールの服用を
ドクターから勧められたようです。

ボンゾール服用中は月に2回程度の鍼灸治療に来ていただきました。
ボンゾールを服用されていた患者さんを多くみてきましたが、
皆さん口をそろえて、「吐き気で気持ち悪い」と言われます。
体調も崩れてしまう方が多いように思います。

もともとボンゾールは子宮内膜組織の増殖を抑える薬で、
主に子宮内膜症による性器出血、月経困難症に使われる薬です。
不妊治療で使われることもあって、子宮を休め、
状態を良くしましょうという目的で使われることがあります。
ダナゾールというお薬も同じような効果があります。

Kさんはそれでも頑張って10週間ボンゾールを服用後、
生理6日目の血液検査で、E2が7.83、LHが1.21、
PRLが4.95でした。
血中ホルモンの数値は決してベターとは言えない状態でした。

生理10日目の診察で7mm、6.5mm、5mmの卵胞が
育っていました。
15日目の診察で卵胞は16.5mm、13.5mmが2個と
成長が遅いながらも卵胞は大きくなっていました。

低温期中の鍼灸治療は7日目、11日目の2回させて戴きました。

・・・ですが、17日目に卵胞を2個採卵するも、1つは成熟卵、
もう1つは未成熟卵で、1個授精するも3日目で分割は
ストップしてしまいました。

もしかしたら、採卵が1日早かったのかも・・・と思いました。
でも、採卵が1日遅ければ排卵してしまうかもしれないし、
採卵のベストな時間はなかなか難しいですね。

これまでの過程は、当院に来られて4か月間のKさんの
不妊治療の経緯です。

飲んだら吐き気で気持ち悪くなり、体調が崩れてしまうボンゾールを
我慢して服用して、仕事や病院通いで忙しい時間の中、
何とか時間を作って鍼灸治療にも行ったのになかなか結果が出ない・・・
次にKさんからご予約の電話をいただいたのは、
3ヵ月後のことでした。
きっと心は疲れ果てていたのだと思います。

2015年9月の末に当院に来ていただいた時は、
プラノバールを2週間服用中のことでした・・・
生理2日目の診察で、FSHの値は20以上ありました。
ボンゾール10週間も飲んで、プラノバールも飲んで、
体調を崩しながら頑張ったのに、FSHがそんなに下がっていない。
Kさんにしたら、「どうすればいいの・・・?」に
なってしまいますよね。

結局、またプラノバールを処方されました。
FSHの数値が20以上でリセットしないこともあるんだけど・・・
次回は、FSHのことについて、ちょっと触れてみたいと思います。

・・・で、Kさんはお勧めしていた漢方医の先生を尋ねることに
されました。

to be continued
Omura


2016年4月5日 blog 0

楽々お遍路癒され旅 ①

先日、以前からず~っと行きたいと思ってた
四国八十八ヶ所巡りに行ってきた。

タイトル通り、楽々お遍路・・・なので、
レンタカーを使ってですけどね。

特に人生に悩みがあって、苦悩して、どう生きるべきか・・・
なんてことはありません。
人間だから悩みが無いと言ったらうそになります。
誰だって、悩みもあるしストレスもあるでしょう。

だって、にんげんだもの。(みつを)・・・と
書道家の相田みつをさんが言ってるもんね。

今回の旅はただ、パワースポットを巡って、元気をもらいながら、
四国の旅でいろんな地域の景色やグルメも楽しみたいと
思っていたので・・・。
ちょっと欲張りですが、旅のイベントとして行ってみたかった
というのが本音かも。

歩き遍路をされている方々からしたら、レンタカー参りは
ちょっと不謹慎かもしれませんが、それは人それぞれでいいと思う。

「寺」や「神社」には良い気が流れていて、神木もあったりと
パワースポット力満載です。
京都にも全国的に有名な神社仏閣が多く、すっごいパワースポットが
いっぱいあります。
是非、他府県の方は機会があったら、京都にも来てください。

さて、話は四国に戻りますが、今回が初めてのお遍路。1459824682175
先ずは、1番の竺和山 一乗院 霊山寺
(じくわざん いちじょういん りょうぜんじ)を訪れ、
2番の日照山 無量寿院 極楽寺
(にっしょうざん むりょうじゅいん ごくらくじ)へ。
門を通り本堂へ行こうと思って歩いていると、ふと右側に
気になる石像が・・・。

何となく気にかかったので、後づさりしてゆっくり見てみると、
弘法大師さまが、赤ちゃんを左腕に抱えてるではありませんか。
へぇ~、珍しいな。
普通は一人で錫杖を持って立っている姿がほとんどですが、
赤ちゃんを抱いているお大師様は初めて見る。
赤い旗には白文字で「南無子授招福大師」と書いてある。

せっかくだからと思い、ブログを読んでくれている人や
治療所に来られている患者さんや全国の子宝を望んでおられる方の
願いが叶えられるように・・・とお願いしてきました。
ですから、2番札所は自分の願い事をするのをやめにしました。
あれもこれも欲張ると、お大師様も迷惑だと思ったからね。

桜が満開の境内は人も少なく小雨が上がったところで、
静かな境内は山の緑と空の青、そして桜の薄桃色のコントラストが
鮮やかで、桜の花は生き生きと咲いていました。
生命力の力強さを感じました。

時には少し時間を作って、心を癒す旅もいいものです。1459824707606
機会があれば、四国八十八ヶ所めぐりはいかがですか・・・。

Omura


2016年4月4日 blog 0

ベストな方法って・・・?

IMG_0376

お酒を飲むひと、飲まないひと。

日本酒を飲むひと、飲まないひと。

そして、ワインを飲むひと、飲まないひと。

様々です。

瓶ビールは王冠で栓がされているし、ワインはコルクで
栓がされている。そんな認識の方が多いかもしれません。
瓶ビールは今でも王冠が主流ですが、実はワインの栓には
いろいろ試行錯誤や研究がくわえられ続けている
ということが事実らしいです!

実際、お店に行くとコルクではなくスクリューキャップの
手で開けられるタイプの栓が増えています。
2~3年のうちに開けて飲むものならどの栓を使っていても
大して味に変わりはないという意見もあります。

ではなぜワインの栓はコルクではないスクリューキャップ
のものが増えたのでしょう.。

ワインの中には、栓を開ける前にダメになってしまう
ものがあって、それをブショネ(Bouchonne)と言います。

ブショネになるのは、コルクが原因の事が多いようで、
ブショネを防ぐためにスクリューキャップのものが増えたみたいです。
コストなどほかの要因もありそうですが、そのおかげで
ブショネもだいぶ減っています。

しかし天然のコルクを使うということにも利点があり、
コルクのある程度の酸素透過性(酸素が出入りすることができる)により、
長期熟成するときには良いワインが出来るとも言われます。

白や赤やブドウの品種の要因もあるけれど・・・。
天然コルクが良い場合もあれば、スクリューキャップが
良い場合もあるということですね。

自然、天然のものに利点があるように、加工されたり人工で
つくられたりしたものにも利点がある。

なんだか治療にも似たようなところがうかがえるような気がします。
薬を使わないで出てきた卵子が強いと言われますが、
薬を使えば悪い卵子しか出ないということでもない。
AMH(アンチ・ミュラーリアン・ホルモン)
(簡単に言うと卵巣年齢をはかる数値)や
年齢、治療されている段階や状況によって
ベストな方法にめぐりあう。
それが大事なことのような気がします。

安田No.10


2016年4月1日 blog 0

AMH検査 0.1以下・・・凍結できた②

Kさんが当院に来られたのは2015年の2月でした。
当時、38歳。
ショート法で採卵に臨んだものの、出てきた卵胞は
1個だけでした。
顕微授精で授精させたけど、変性卵で胚移植できず。

クロミッドとhmgの注射の組み合わせで出てきた卵胞は
2個。この時は都合がつかず、採卵できなかったようでした。

身体の症状は冷え症。特に足が冷えるということ。
浮腫みもつきく、水毒の症状
舌の状態をみると瘀血(血の濁り)は多く、瘀血症(おけつしょう)
もありました。
生理周期は21日~28日と定まらず、比較的短めです。
生理周期や排卵が早すぎるのは気虚のタイプの人に
多くみられる症状です。

初診の日は生理が始まって4日目でした。
当院に来られる前に1回だけ他院に行って鍼治療の経験は
あるとのことでした。
ですが、治療所によって使う鍼や治療方法が違うので、
どんな鍼をを使って、どのように治療するかを説明してから、
鍼を1本しました。
この日使用した鍼の数は4本。

1週間後にもう一度治療に来ていただきました。
病院での診察は生理から9日目。E2の数値は8→20くらいに
増えているもののまだ不足。
プレマリン1錠/日を5日間足されました。

2回目の鍼治療の翌日、生理から12日目の診察。
右の卵巣に12ミリ、9ミリ、6ミリと3つ出てきました。
但しE2は358.5で、不足気味。

13日目に3回目の鍼灸治療。
お灸とスーパーライザーも使い卵胞の育ちを良くする治療を
しました。

14日目の診察で、16ミリ、15ミリ、9ミリ、6ミリと
卵胞の数は4つに増えましたが、採卵できそうなのは2個でした。
16日目、21ミリと20ミリの卵胞を採卵し授精させたが・・・
1個は授精せず。1個は未成熟卵だったので培養して授精させたが
授精せず。

卵胞もいい感じで育ってはいたのですが、まだ治療回数も3回ですし、
できれば3ヵ月後くらいから身体の変化が出てくるので、
それまで、しばらく頑張ってください・・・とお願いしました。

病院ではプラノバールを2週間処方されることになり、
子宮にポリープがあるかもしれないということで、
次の周期に子宮鏡検査をすることになったのですが・・・。

Omura