Posts By: yamo


2014年7月21日 blog 0

くまモン発見 in 岡山

写真 (1)エスカレーターを降りている最中に、
岡山駅前の特設ステージに立っていたのはあの黒いキャラクター。
「あれっ!くまモンがいるやん、何で・・・?」と思ったら、
駅前には各都道府県のPRのためのテントが張られていた。
20くらいあったでしょうか。

ステージでは司会のお姉さんが
「は~い、みなさん。そろそろくまモンとお別れの時間がやってきました」
「これからくまモンがポーズをとりますから、写真を撮ってくださいね~」と言って、
くまモンはサービス心旺盛で、両腕を開いたり、横向いたりとしてくれました。
前列で必死にシャッターを切っているのは、お姉さん、お兄ちゃん、おばさん、おじさんの
大人たち。子供たちのためにみんなシャッターチャンスを狙っています。

僕はすかさずポーチからスマホを取り出してとりあえず手を上に伸ばして連写。
どうやらいい写真か撮れたのでみなさんにお披露目します。

やっぱりくまモンはかわいいですね。
去年、熊本に旅行した時に買ったキーホルダーを使わずにいたら、
引っ越しの際にどこかの段ボールに紛れ込んでしまっていたのを
思い出しました。
今度時間があったら探してみよう・・・なんて思っていたら忘れてしまうんですよね。
だからやっぱり、「今でしょ」。もう古い感じがしますね。
でも思い立った時に早めに行動するのは良い点が多々あります。

患者さんによく相談されることがあります。
・続けて採卵した方がいいですか?
・受精卵は凍結にした方がいいですか?
・受精卵は胚盤胞にした方がいいですか?
・流産して掻把したあと、どれくらい休めばいいですか?
・体外受精をいったん休んでタイミングに変えようと思うのですが?
・ショート法がいいですかロング法がいいですか?それともアンタゴニスト法?
・クロミッドで採卵しにくくなってきたけどどうすればいいですか?
・なかなか良いグレードの受精卵ができないのですが、良くなりますか?
・いい受精卵はできるけど、いつも内膜がうすくて、治療したら厚くなりますか?
などなど・・・。

患者さんからの質問はいっぱいあります。
病院で詳しい説明を受けてらっしゃらない方が多いように思います。
できる範囲で患者さんの質問にお答えしているようにしています。
患者さんの疑問に思っていることや質問にお答えすると、
「な~るほど」とよく言われます。
または、「ホッとしました」とか「安心しました」とか。

不妊治療をどう乗り切ればいいか治療が長くなるほど疑問や不安、
迷いが生じてきます。

もう20年近く不妊治療の現場にいるといろんな人の治療をさせて戴きました。
みんな不安で仕方がないですよね。
くまモンのように会ったら人をホッとさせるような治療所になりたいですね。

8月もカウンセリングを予定しております。
日程が決まりましたらブログでまたお知らせします。
どうぞご相談に来てください。

Omura


2014年7月15日 blog 0

美味しいお菓子がいっぱい

先日患者さんから妊娠20週目の最後の治療の日に
御礼と言ってお菓子をいただきました。
夏場だから少し日持ちのするものと思ってクッキーなどの
焼き菓子でした。

それにしてもこんなにたくさんいただいていいのだろうか?
かなり高かっただろうなと思います。
Mさん、ありがとう。

いただいた焼き菓子がとっても美味しかったので、
ご紹介しましょう。
自分で買ってみてもよし、気に入ったら贈答の一品に加えてもいいですね。

写真はMさんからいただいた「レ・フレール・ムトウ」のお菓子です。ムトウ
ホームページは上の名前をクリックしてみてください。

10年間も不妊治療で辛い日々を送っておられたMさん(39歳)。
彼女の妊娠までの過程は、「やっと妊娠できましたNo.2」
後日ご紹介しましょう。

下の写真は妊娠14週になってこれから安定期に入って
ちょっと鍼灸の治療はお休みになるSさん(39歳)からいただいた焼き菓子。
同じ日に同じような焼き菓子をいただいて当院は焼き菓子がいっぱい。
本当に気を使っていただいてありがとう。
こちらは右京区西京極にある「パティスティー・オペラ」の商品です。
どちらも甲乙つけがたくとっても美味しかったですよ。

オペラ

Sさんが妊娠できた苦労話などのエピソードも「やっと妊娠できました」シリーズ
後日ご紹介したいと思います。

Omura


2014年7月7日 blog 0

排卵を遅らせる鍼灸 3

前回、排卵を遅らせる鍼灸の1~2で、
実際の症例をご紹介させていただきました。
不妊治療の鍼灸を始めた20年ほど前は僕も鍼灸師として
まだまだ未熟者でした。
患者さんの体調を整えて妊娠の準備のための治療をするのが
精一杯で、今のような月経周期に合わせた治療法ではありませんでした。

臨床経験を積み、多くの患者さんに出会い少しずつ試行錯誤を重ねて
現在の治療法にたどり着いたのです。
女性の生理周期に着目するようになったのは、
上海に留学して現地の大学病院の臨床をするようになってからでした。
上海中医薬大学の大学病院での治療は主に
脳こうそくや脳出血で全身の麻痺や片側だけが麻痺する片麻痺の患者さんを
専門にされていた陳先生に指示しましたが、
麻痺の治療以外に様々なことを学びました。日本に帰ってきて
上海留学で学んだことを臨床の場で活かそうと思っていた矢先に
足立病院の不妊センターで鍼灸治療をやってみないかとお誘いを受けたのです。
上海留学前にIVF大阪クリニックとIVFなんばクリニックで不妊治療専門の鍼灸治療で
多くの方が妊娠された実績をかわれてのことでした。
足立病院での不妊治療専門の治療は留学で学んだことと今までの経験を
活かすことのできる場となりました。

排卵を遅らせる治療法も多くの患者さんが採卵前に排卵していて
困ってしまっている人が多かったのです。
患者さんに、「排卵を遅らせてくれたら採卵できるのに」・・・と、
ポツリと言わりることが多かったので、
排卵を遅らせる鍼灸治療に取り組むようになったのです。
試行錯誤しながら、不妊治療に良く効くツボを使いながら臨床を重ねて
現在の方法にたどり着いたのです。

東洋医学の「陰」「陽」とがつくる陰陽理論をベースに考えれば
排卵を遅らせることは可能なのですよ。
卵胞が早く成長しすぎたり、LHと卵胞の成長のバランスが悪かったりして
排卵が早まるのは体を冷ます力の「陰液」が少ない人に多いように思います。
下半身は冷えているけど上半身はのぼせる。
また全体的に低温期なのに手足が火照る。高温期だとなおさら火照り感が
強くなり、寝汗を良くかきのどが良く乾くような症状がみられます。
「腎陰虚」タイプですね。

また日ごろから下半身もお腹も冷えてしまって、なかなか体が温まりにくい
というタイプの冷え症の人も排卵が早まる傾向にあります。
血行が悪く子宮と卵巣に血液がスムーズにいきわたらなくて、
卵胞が成長するのに必要な時間を待たずに排卵してしまうという
タイプの人もおられます。
こちらは反対に「腎陽虚」タイプに属します。

どちらも「気」のパワー不足がベースにあります。
それぞれのタイプに合わせて排卵止めの鍼灸のツボはかわってきます。
採卵のときに排卵してしまっていてなかなか採卵できなくて・・・と
お悩みの方がおられましたら、当院の治療にトライされてみてはいかがですか。

Omura


2014年7月2日 blog 0

7月の個別無料カウンセリング

★7月の個別無料カウンセリング
7月12日(土) 午後1時30分、2時30分
7月16日(水) 午後1時30分、2時30分

病院でいろいろ検査をしたけれど、
特に問題はないと診断されてもなかなか妊娠できない。

タイミング療法を経て、人工授精、そして体外受精まで
ステップアップしたのに妊娠できない。

東洋医学的に見て原因や問題が解決できるかもしれません。
当院ではなかなか妊娠できなかった人たちが、
今までに900組以上がパパ・ママになられています。

個別無料カウンセリングを受けて見られてはいかがですか?
その内容は、

●東洋医学的に見て不妊原因はどのタイプに属するのか診断いたします。
また、その解決方法のアドバイスもいたします。
●鍼灸治療はどのようにするのか、当院の治療の方法もご説明いたします。
●その他、不妊治療で疑問に思っていることなどがありましたら、できる範囲でお答えいたします。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、個別無料カウンセリングご希望の方は、
当院に電話でご連絡ください。

電話 075-241-2101

一人で悩んでないで気軽にご相談ください。
妊娠への道筋が見えてくるかもしれません。
少しはお力添えできると信じております。

Omura


2014年6月27日 blog 0

烏丸御池鍼灸院オリジナル『排卵を遅らせる鍼灸 』2

さて、今回は排卵止めの具体的な事例をご紹介します。

1)Hさん 40歳

生理9日目で卵胞2個(30mm、16mm)。
2日後に採卵決定。
主席卵胞がかなり大きく、排卵リスクが高かったが、
主席の排卵を遅らせつつ16mmを育てた結果、
無事2個とも採卵できた。

2)Mさん 47歳

生理24日目で卵胞17mm。LH50.46
2日後に採卵決定。
LHサージがかなり出ているので、翌日の排卵濃厚だったが、
無事採卵できた。

3)Tさん 48歳

生理8日目で卵胞30mm尿検査でゴールドサインあり。
1日後に採卵決定。
卵胞の大きさとゴールドサインから排卵のリスクが高かったが、
無事採卵できた。

4)Sさん 46歳

生理21日目で卵胞19mm。LH80.6
1日後に採卵決定。
LHがほぼピークに近いため、いつ排卵してもおかしくなかったが、
無事採卵できた。

5)Oさん 40歳

生理9日目で卵胞2個(17mm、16mm)。
Drから2日後採卵の指示だったが、仕事の都合で5日後に採卵決定。
今まで、2日後採卵でも排卵済みが何度もあったので、
早めに排卵止めを行う。
3日後(生理12日目)の経過観察では、卵胞(22mm、21mm)、
卵胞は大きくなっていたがまだ残っており、
5日後(生理14日目)の採卵時、無事全て採卵できた。

6)Hさん 41歳

生理9日目で卵胞2個(28mm、24mm、13mm)。
3日後に採卵決定。
卵胞の大きさにバラツキがあったが、
無事、3個とも採卵できた。

7)Tさん 42歳

生理12日目で卵胞2個(17mm*2)。LH82.97
1日後に採卵決定。
LHがほぼピークに近いため、いつ排卵してもおかしくなかったが、
無事、2個とも採卵できた。

上記の例は、いずれも、もし排卵止めを施さなかったら、
恐らく、全て排卵していたと思われるケースばかりでした。

自然周期の採卵で、過去に排卵済みで採卵に至らなかった方、
タイミングや人工授精で排卵を遅らせたい方、ご相談ください。

そして、次回は、
排卵止めがキッカケで妊娠された例もご紹介させていただきます。

田内