Posts By: yamo


2014年2月19日 blog 0

何が起こるかわからへんNo.13-② 30代前半なのに卵の質が悪い

Y さんが当院に来られたのは33歳の時でした。 前回書いたようにお血(おけつ)がたくさんありました。 先ずは体全体の気のめぐりを良くして、血の巡りを良くして、 お血(おけつ)を減らす治療をしました。 施術4回目のときY さんは生理が始まって4日目でした。 生理痛があってㇿキソニン1錠服用しても痛みは余り おさまらなかったようです。 今回の生理は前回より少し血の塊が少なくなっているようで、 サラサラしているように感じたようです。 鍼灸治療後、「生理痛が随分と楽になった」・・・と言われました。 この周期は体の調子を整えるのが目的なので病院の診察はなしにして、 とりあえずタイミングをとることにすることになりました。 ただ、片方の卵管の切除をしているので妊娠の確率は低くなりますが、 何が起こるかわかりません。 そんなこといっぱいあります。 右の卵巣から排卵して多くは右の卵管采でキャッチして右の卵管膨大部で受精し、 受精卵は右の卵管を通って子宮へ・・・というのがセオリーのようですが、 ただ、右で排卵しても左でキャッチして妊娠と言うことも時々ですが あります。 このとき季節は4月。Y さんは花粉症に悩まされていて、 その対策も鍼灸治療でするようにしました。 鍼灸治療で花粉症や喘息は随分と良くなりますよ。 免疫の過剰反応でくしゃみや鼻づまり、目がかゆくてたまらない、涙が出て仕方がない、 頭がぼーっとしたり、皮膚のかゆみがでたりと人によって症状は異なります。 喘息をもっている人は咳が酷くなって呼吸がつらくなります。 当院で不妊治療に来られている患者さんで、 花粉症、喘息、アトピーの対策もしながら治療させていただいてます。 ・・・というのも、人間の体は花粉症や喘息、アトピーなどの症状が酷いとき、 身体の状態は症状を緩和させようとします。 そんなとき、妊娠しやすい状態ではないのです。 体外受精で移植した時に風邪をこじらせてしまう人が結構多いので、 一般的すぎますが、患者さんにはくれぐれも風邪を引かないように アドバイスしています。 Y さんの花粉症は例年よりも軽く済み、採卵へ向けての治療がはじまりました。 to be continued Omura


2014年2月14日 blog 0

京都市内は大雪。

今朝の京都市内は、大雪が舞っております。
これから本格的に積もりそうな気配です。
大雪注意報も発令されております。
また、交通機関の遅れも出ておりますので、
本日、お越しになる患者さんは、十分にご注意なさってください。

田内
2月14日9:30現在の烏丸御池交差点付近の状況。
140214yuki


2014年2月11日 blog 0

何が起こるかわからへんNo.13 – ① 30代前半なのに卵の質が悪い

今回は不妊治療で8年間の苦悩から卒業されたY さんのお話です。
Y さんが当院に来られたのは2012年の3月でした。
足立病院の生殖内分泌医療センター受付の横に置いてある
「ふっくら」という情報誌を見てこられました。
去年の秋に「ふっくらNo.7」が出ましたので、No.2~No.7まであります。
No.1 は最初に出た1枚ものなので置いていません。
No.2~No.7 は見開きの4ページなので、ちょっと時間があるときなど
見ていただければと思います。

Y さんの話に戻りましょう。
彼女が当院に来られた時は不妊治療を始めてから6年が過ぎていました。
A 病院に2年、T 病院に2年行き、そしてまたA 病院に2年通院している
最中でした。
偶然に「ふっくら」を見られて当院に電話をいただきました。
A さんは顕微授精で7 回採卵しましたが、4回しか移植できませんでした。
卵胞は10個くらい育つときもありましたが、全滅。
一つも移植できないときもありました。
卵胞が5~6個育って採卵して、2~3個残ることもありましたが、
基本的に受精卵のグレードが悪く妊娠できる状態ではなかったのです。

お話を聞いているとストレスがいっぱいで周りに話を聞いてくれる人が
いないということでした。
生理痛もひどくロキソニンは手放せなくなっていました。
生理1日目~5日目まで、ㇿキソニンを一日3錠服用していたくらいですから。
生理の血の濁りもかなりあってドロドロした感じでした。
東洋医学でいう瘀血(おけつ)というやつですね。
瘀血(おけつ)が酷いと、生理痛もひどくなります。
A さんの治療は、先ず体の気のめぐりを良くして、
瘀血(おけつ)を減らしていくことから始めました。

to be continued
Omura


2014年2月9日 blog 0

ペットNo.31 患者Mさんの愛犬 こももちゃん(チワワ、2歳、♀)

まもなく2歳になろうとしている こももちゃん。
Mさんのご実家、北海道暮らしだそうです。

『喜怒哀楽がはっきりしていてしかも甘え上手。
特技はゴハンを食べる時、「いただきます。」「ごちそうさま。」の挨拶で
頭を下げるんですよ~。』
『先日、氷点下の日に散歩させると、片足を上げて震えていました。』

とコメントいただきました。フードがとってもお似合いの
可愛い~ワンコですね。

これからも、ペットの癒し効果で沢山妊娠されることを願っております。

今後も皆さんの癒しのペットをご紹介ください。
犬、猫、ウサギ、ハムスター、金魚・・・どんなペットでも構いません。
できれば、写真とペットについての一言コメントを送ってくださると、なお嬉しいです。
ご投稿は下記のペット写真投稿メールをクリックしてください。
タウチが責任を持って掲載させていただきます。

あるいは、『こんな料理を作ってみたよ!!』という写真も合わせてお待ちしております。

写真投稿メールはこちらをクリック


田内

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2014年2月6日 blog 0

新万能細胞の開発に成功した若き女性研究者

『子宮を病気でなくして出産できなくなった人を救えるような技術を開発したい』
そう発言されていたのは、今、生物界の常識を覆す大発見をした、 小保方晴子 研究ユニットリーダー(30)。 彼女は、学位を取得してわずか2年目の若き女性研究者。 大学では微生物の分離培養を研究していたそうですが、 再生医療の研究を目指したキッカケが冒頭の理由でした。 女性ならではのコメントですよね。 「生物学の教科書を書き換える成果」と絶賛された今回の大発見! しかし、その道のりは決して平坦ではなかったようです。 昨年、世界的に権威ある英科学誌「ネイチャー」に論文を投稿した際、 その内容があまりにも常識破りだったため、 「過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄している」と酷評され、 掲載を却下されたという。 当然、泣き明かした日々もたくさんあり、 それにもめげず実験に没頭して、今回の大発見に繋がったそうです。 不妊治療でも、諦めずに頑張った方が卒業されたケースはよくあります。 しかし、ゴールの見えないこの治療、辛い日々もいっぱいあるでしょうし、 患者さんの涙にも数多く立ち会ってきました。 病院、仕事、家事・・・女性を取り巻く環境は厳しく、 身体が一つでは足りません。 そんな時、お休みする期間も大切ですよ。 通院から開放される、治療の事から離れる時間も必要です。 皆さん、妊娠するために通院されている訳ですが、 逆にストレスを溜め込んでしまうと、妊娠から遠ざかってしまいます。 そして、諦めずに頑張り続けた結果、 奇跡的な妊娠を果たした方を目の当たりにしてきました。 その一部が、当院の大村院長ブログ「何が起こるかわからへん」シリーズ。 ブログから過去に遡ってご覧ください。 もしくは、「google」や「yahoo」のトップページから キーワード「何が起こるかわからへん」で検索していただくと、 「何が起こるかわからへんNo.12」が上位でヒットします。 田内 stap


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