Posts By: yamo


2013年12月27日 blog 0

2013年 前期 体外受精(凍結胚)での妊娠データ 1

あっという間に今年も終わろうとしていますが、
サボっていた2013年前期のデータ分析の続きを再開します。

以下のデータは、
2013年前期(1月~6月)の妊娠数 56名 中、
凍結胚移植での妊娠例25名 についての詳細です。

○平均年齢    38.7歳

○平均施術期間 7.6ヶ月

○平均施術回数 22.8回

○妊娠時の移植胚

初期胚移植 5名
胚盤胞移植 19名
不明   1名

○妊娠までの平均採卵回数 4.3回(25名中、初めての採卵は7名)

当院への通院前 2.7回
当院への通院後 1.6回

○妊娠までの平均胚移植回数 3.4回(25名中、初めての胚移植は6名)

当院への通院前 1.4回
当院への通院後 2.0回

○採卵周期または胚移植周期にスーパーライザーPXを使用しての妊娠数

25名中22名(88%)

鍼灸・整体・スーパーライザー後の採卵(受精卵)で妊娠

25名中18名(72%)

○当院通院後、何回目の移植で妊娠
1回目 9名
2回目 9名
3回目以上 7名

現在、全国に不妊専門を掲げる鍼灸院は多く存在しますが、
私は、ここまで詳細データを公表している鍼灸院を見たことがありません。
他院の事情は分かりかねますが、
当院がこのような報告を行えるのは、それだけ妊娠・卒業された患者さんがおられた賜物です。
不妊で悩んでおられる皆さんの参考にしていただければと考えております。

次回は、今回のデータをもう少し掘り下げて分析してまいります。

田内

※写真は、御金神社の福さいふ。金運がもたられるそうです。
fukusaifu1

※同じく福さいふを開いた写真。ご利益ありそうな感じがしませんか?
fukusaifu2


2013年12月19日 blog 0

Tさんの愛犬、ペット No.30 ロンくん (約2歳)

さて、ペットシリーズもとうとう30を数えるまで続きました。
その記念すべき30回目のペットは・・・

Tさんの愛犬、ヨークシャテリアのロンくん、♂、年齢は推定2歳位。

今回は、Tさんご夫妻の心温まるエピソードをメールで送っていただきましたので、
ロンくんとの運命の出会いを、(一部省略しておりますが)
なるべく原文に近い形で掲載させていただきました。

『以前から犬を飼いたかったのですがなかなか機会が無く、
里親サイトで探すことに。
ある時、ロペ君を発見。しかし、無情にも「お見合い中」。
主人が「駄目もとでも、破談になる可能性もあるのだからコンタクト
だけでもしてみよう」とボランティアさんにメール。
すると「前回のお見合い希望者と連絡が取れなくなった」との
予期せぬ回答、お見合いに臨むことに。
一時預かりのご家庭に訪問してロペ君と対面。
いきなり抱っこをせがむ人懐っこさ。
ネコしか飼ったことが無い主人は「どうやって抱っこするの?」と
当惑気味。お見合いは無事、終了。
そしてロペ君は無事、6月末に我が家の一員となり「ロン」と改名。
人懐っこく、甘えん坊で、抱っこが大好き。(あと拾い食いも)
散歩のときは本性を現わし我が儘が過ぎることもありますが・・・
ロンは吠えません。無駄吠えしないどころか、「ワン!」を聴いた
回数は合計で10回にも満たないくらい。
寝ている時に夢でも見ているのか「ヒン、ヒン」と吠えている?
私達はロンが生まれて今までどこでどのような生活をしていたのか、
どんな辛い目に遭ったのか、どんな幸せを感じたのか・・・
それを知る術はありません。
でもいつかロンが心から喜んで私達に「ワン!」と言ってくれる日まで

大切な宝として守っていきたいと思っています。』

朝晩40分は散歩に連れて行ってもらっているロンくん、
優しいTさんご夫妻に囲まれてきっと幸せな毎日を送っていることでしょう。
そして、こんなに優しいTさんご夫妻には、いつかきっと、
お子さんも授かることでしょう!

動物好きのタウチとしては、
これからも、ペットの癒し効果で沢山妊娠されることを願っております。

今後も皆さんの癒しのペットをご紹介ください。
犬、猫、ウサギ、ハムスター、金魚・・・どんなペットでも構いません。
できれば、写真とペットについての一言コメントを送ってくださると、なお嬉しいです。
ご投稿は下記のペット写真投稿メールをクリックしてください。
タウチが責任を持って掲載させていただきます。

あるいは、『こんな料理を作ってみたよ!!』という写真も合わせてお待ちしております。

写真投稿メールはこちらをクリック


田内

※外で遊ぶロンくん。
ron1

※ご主人の部屋?でTさんを見上げるロンくん。賢そうな顔ですよね。
ron2


2013年12月14日 blog 0

何が起こるかわからへんNo.12 蘇る卵巣②

Tさんは自分自身の体を休めることと、次の体外受精のための
身体づくりをしたいということで、2周期の間治療に来ていただきました。
Tさんには、自分でできることはお願いしました。
先ずはウォーキングを始められました。
40分くらい歩くようにされたのですが、普通に歩いているということでしたので、
30分くらいのちょっと早歩きをお勧めしました。
ちょっと早歩きの方が代謝アップには効率が良いからですね。

治療では体質改善の鍼灸治療をしながら、右の股関節の調節
何回かに分けてしました。
しばらくすると腰痛も肩こりもかなり改善されました。
腰痛があったのは股関節がずれていたからです。
鍼灸の体質改善の方法は、気をめぐらせ血を増やす治療をしました。
Tさんは気血両虚と言うタイプで、気も血も少ないタイプだったからです。

食事でお願いしたのは赤い食材黒い食材を多めに食べるように
お願いしました。
赤い食材は血を増やし黒い食材は気を増やすからです。
もちろんバランスよく白、黄、緑色の食材も含めてですけどね。
食材には大まかに分けて緑、赤、黄、白、黒五色があります。
それぞれに味覚や食感が違い効能が違います。
五色の色を上手に料理に使われると体が健康になり、
子宮や卵巣の働きも良くなります。
それに女性ホルモンの分泌も良くなります。

Tさんは2周期明けて再度同じショート法で採卵に望みました。
その結果、9/10個受精して5つ胚盤胞で凍結できました。
前回は7/17個受精して1個の胚盤胞でしたからかなり卵巣の働きが
良くなりました。
疲れていた卵巣が蘇ったと言っても過言ではないと思います。

ちょっと運動することを心がけ、ちょっと食べることを心がけ、
月に2~3回鍼灸治療するだけで、受精卵のグレードは良くなります。
一生懸命にし過ぎるときっと疲れます。
ですから自分のペースで、ちょっとを心がけてみられてはいかがですか。

Omura


2013年12月11日 blog 0

御金(みかね)神社をご存知ですか?

大村院長の 何が起こるかわからへんシリーズ 始まりましたね。 ぱくり(私)では無く、本家(院長)のブログですから、 皆さん、次も期待しましょう! 今回は、箸休めのような感じでお読みください。 皆様、御金神社をご存知ですか? 呼び名は『みかね神社』になります。 田内は、卑しいのか、『おかね神社』とばかり思っていました。 全国に沢山ある神社の中でも、 人間の営みの中で用いられる全ての金属類を祀る神社としては、 国内唯一だそうです。 場所は当院があります烏丸御池交差点から西方に歩くこと約5分ほど。 御池西洞院角を北に上がると左手に見えてきます。 意外にもひっそりとたたずんでいるため、通り過ぎそうになりましたが、 近づくと、突然目に飛び込んでくるのが、金色に輝く鳥居。 こんな鳥居は初めてみました。 しかし、すぐ近くに自分の職業に関係する神社が存在していたなんて、 盲点でした。 (鍼灸師の商売道具である鍼は、 金、銀、銅、チタン、ステンレスなどの金属が材質です) 早速、時間を作って参拝へ。 さて、田内が訪れた目的は・・・ 1)普段使っている道具(鍼)に対しての感謝を申し述べる。 2)今後もその道具による事故が無いように安全を祈願。 3)一人でも多くの患者さんが卒業される事をお願い。 ちょっと欲張りなお願いでしたが、道具まかせでは無く、

道具の力を最大限発揮できるように、これからも精進してまいります。 この神社、現在は、金属類から派生して金銀銅の通貨も金属であることから、 資産運用の神として広く一般に知れ渡っているそうです。 銀行員や証券マンが参拝にくることも珍しくないらしいです。

そういえば、境内には宝くじや金運アップを祈願した絵馬がいっぱい。 ここの絵馬は、いちょうの形をした珍しい絵馬でした。 (私も、人並みの金運をこっそりお願いしましたけどね) お金の話ばかりではいやらしいですけど、 不妊治療は費用がかさみますよね。 お金が無いから治療が受けられないことがないように、 皆さんも、当院にお立ち寄りの際には、一度、参拝されてみては如何でしょうか? 田内

※ちょっと色が分かり難いですが、金色の輝く鳥居。 mikane1 ※いちょう形の絵馬。金運の祈願ばかり。 mikane2 ※御金神社への地図。 mikane3


2013年12月6日 blog 0

何が起こるかわからへんNo.12 蘇る卵巣①

季節は師走に入って、何となくバタバタしてませんか?
忘年会でアルコールがついつい増えてしまいがちになりますが、
不妊治療されている方は、心持控えめにしましょう。

「何が起こるかわからへん」シリーズも随分とお休みしていました。
その間、何と当院の副院長である田内先生が限りなく盗作に近い
「何が起こるかわからない」をブログで紹介して驚きました。
ブログを見たときは頭の中は???な感じでした。

これって、小説の「限りなく透明に近いブルー」じゃないけど、
限りなく盗作に近いタイトルですね。
別にいいんだけどね。副院長だから。

さて、本題に入りたいと思います。
「何が起こるかわからへんNo.12 蘇る卵巣①」というタイトルですが、
何回かに分けて卵巣にまつわるエピソードをご紹介したいと思います。

Tさん(37才)
去年、2012年10月~当院に来られました。
当院に来られたときは3回目の人工授精後でした。6回くらいまで人工授精を
されましたが結果が出なかったので、体外受精にステップアップ。
初めてのショート法での採卵は17個。そのうち受精したのは7個。
結局、胚盤胞になったのは1個でした。
受精卵の数は大切ですが、もっと大切なのは受精卵のクオリティです。
たった1個残った胚盤胞の受精卵はグレートAで良かったです。
(BやC評価の胚盤胞で妊娠、出産される方も多いですけどね)
その残った胚盤胞の凍結胚移植で妊娠されました。
ですが、心拍が確認できず流産され掻把されました。

ドクターは掻把後の生理周期から採卵できると言われたのですが、
せめて1周期は休んだ方が心と体のバランスが整うためには必要な時間だと思い、
採卵を伸ばしてもらいました。
そして・・・

to be continued
Omura