Posts By: yamo


2013年7月1日 blog 0

何が起こるかわからへんNo.11-精子の運動率4%だった

Kさん(33才)ホームページをご覧になって来られました。
結婚して1年になるけど、妊娠に至らないので
2012年12月から 婦人科に通い始めたとのこと。
妊娠のために身体に良いことを何かやっておいた方が いいかも・・・と思い
当院に来られたようです。

Kさんの体の状態は
・月経周期が26日
・PMSで生理痛が2日間ほど続く
・ストレスがお多い
・ヒューナーテストは未だしていない
・花粉症 ・足の冷え
・肩こり 以上のような症状がありました。

舌の状態は
・舌の色はピンクより赤い
・舌の苔は黄色っぽい
・舌の先は特に紅く、舌の裏も赤黒い感じでした。
上記の症状からすると経早(けいそう)の症状に
日頃のストレスでイライラしている状態が続いて
肝気鬱結(かんきうつけつ)が結びついているようでした。

経早とは・・・
to be continued
Omura


2013年6月30日 blog 0

初産平均年齢 初めて30歳超える

先日、今年の少子化白書が出ました。

2011年の平均初婚年齢は夫が30.7歳、妻が29.0歳(前年より+0.2歳)。
第1子を出産した母親の平均年齢は、
2011年に30.1歳と、初めて30歳を超えました。
(1980年の26.4歳と比べると、+3.7歳)。
「晩婚化」、「出産の高齢化」があらためて指摘されました。

一昔前は、2年間、夫婦生活を過ごしても妊娠できない場合、
不妊症を疑って、病院に行くケースが多かったと思います。
それは、WHOによる不妊の定義が、
「避妊をしていないのに2年以上にわたって妊娠に至れない状態」と、
なっていたからです。

しかし、最近の晩婚化が進んでいる日本では、
2年を待たずして病院に行かれるケースが増えています。
それは、『卵子の老化』、『育児の大変さ』を考慮すると、
必然なのかも知れません。
早くに通院なさるのは、決して悪いことではないと思います。

そして、当院にお越しになる患者さんの年齢層を見てみると、
30代前半の患者さんが少しずつ増えています。
その中には、病院には行かず、東洋医学で体質改善をして
自然妊娠をご希望の患者さんもおられます。

初診で来られた患者さんの場合、
まずは、東洋医学的な視点で問診させていただきますが、
同時に、西洋医学的な問題点もお聞きします。
必要であれば、病院での基本検査を勧めることもありますし、
ご希望があれば、不妊専門病院をご紹介させていただく事もあります。
あるいは、漢方専門病院をご紹介する事もあります。
つまり、患者さんのご希望である妊娠に向けて、
多角的にご提案させていただきます。
これは、大村院長が17年もの間、不妊治療に携わる中で、
積み上げてきた賜物です。
不妊専門鍼灸院はたくさん増えてきましたが、
不妊専門病院のドクターや漢方専門ドクターと提携している当院は、
かなり珍しい存在だと思います。

ちょっと大げさですが、今後も、
<妊娠をご希望なさる患者さんのトータルアドバイザーでありたい>
という気持ちで、皆さんの妊娠に向けてお役に立ちたいと願っております。

田内
※当院から徒歩5分程にある池坊総務所前の飾り。
道行く人の心を和ませてくれますね。


2013年6月26日 blog 0

スーパーライザーPXの成功例1(初めての採卵)

スーパーライザーPXを鍼灸や整体と併用して妊娠なさった成功例は沢山ありますので、
いくつかのカテゴリー分けをして、整理してみますね。
今回は、初めての採卵周期に対してスーパーライザー(以下SL)を併用して
妊娠に至った事例を取り上げます。

1)Mさん 35歳
初めての体外受精周期(ショート法)で鍼灸や整体と併用してSLを2回利用。
15個採卵→11個受精→5個胚盤胞凍結
初めての凍結胚盤胞移植で妊娠。

2)Kさん 31歳
初めての体外受精周期(ショート法)で鍼灸や整体と併用してSLを2回利用。
16個採卵→14個受精→8個胚盤胞凍結
初めての凍結胚盤胞移植でSLを同様に1回併用して妊娠。

3)Oさん 41歳
初めての体外受精周期(ショート法)で鍼灸や整体と併用してSLを1回利用。
25個採卵→17個受精→7個胚盤胞凍結
2回目の凍結胚盤胞移植でSLを同様に2回併用して妊娠。

4)Kさん 39歳
初めての体外受精周期(ショート法)で鍼灸や整体と併用してSLを1回利用。
25個採卵→18個受精→6個胚盤胞凍結
初めての凍結胚盤胞移植でSLを同様に1回併用して妊娠。

5)Gさん 40歳
初めての体外受精周期(ショート法)で鍼灸や整体と併用してSLを1回利用。
13個採卵→9個受精→7個胚盤胞凍結
しかも、全てAグレードでした。
初めての凍結胚盤胞移植で妊娠。

6)Yさん 35歳
初めての体外受精周期(ショート法)で鍼灸や整体と併用してSLを1回利用。
13個採卵→9個受精→7個胚盤胞凍結
しかも、Aグレードが5個も残りました。
初めての凍結胚盤胞移植でSLを同様に1回併用して妊娠。

ここに挙げた皆さんは、しっかりと準備なさった結果、
幸いにも沢山の受精卵がストック出来ました。
そして、いずれも余剰胚を残して妊娠に至りました。

もし、出産後(妊娠から約2年後)に第2子をご希望なさった場合、
2年前の余剰胚で胚移植出来るメリットは計り知れません。
つまり、2歳若い時の受精卵でトライできるのです。

例えば、上記の Oさん41歳を例にとると、
2年後の43歳で第2子を希望した場合、
43歳でまた採卵からスタートするのと、
すぐに胚移植でトライ出来るのでは、
費用的、身体的、精神的にかなり大きな違いになります。
43歳からの採卵は、41歳の時よりも条件が厳しくなります。
それは、育児で疲労が溜まっていることに加えて、
卵子が老化していく事も考え合わせると容易に想像できます。

当院は、決して体外受精を推し進めている訳ではありませんが、
原因不明でなかなか授からない方は、
自然妊娠にこだわって時間を浪費してしまうと、
妊娠するチャンスを失ってしまう可能性があります。
それは、これまでの多くの臨床経験からの率直な感想です。

初めての体外受精周期に、しっかり体調を整えて準備してから採卵されると、
上記のように、採卵数、受精卵数、受精卵のグレードが上がる傾向にあります。
良質な受精卵に巡り合えると、グッと妊娠に近づきますからね。

加えて、卵巣に負担をかける刺激周期での採卵は、毎周期出来る訳ではありません。
準備期間に、当院の鍼灸・整体・スーパーライザーを上手く利用なされば、
意外に早く妊娠に近づくかも知れませんよ。
お気軽にご相談ください。

田内


2013年6月24日 blog 0

2012年の妊娠報告の反響

先日、2012年度の妊娠報告のページができました
・・・とブログでご報告しましたところ、
普段の2倍くらいのアクセスがありました。
皆さん、日本の各地から、世界の各地から当院のブログを
覗いてくださったているようです。

どの年代の人どれくらいの期間で、どんな方法
妊娠されたかというのは、不妊治療をされていて
悩んでおられる人たちには少なからず関心のあることだと
思っております。

近頃は不妊専門病院内の施設、鍼灸院や整体院、治療院など
いろんな場所で不妊治療にかかわる施設が増えてきました。
ですが、いつも自分の中で何か引っかかることがあったのです。

インターネットで参考のために全国の先生方のホームページを
ときどき見ているのですが、鍼灸院や整体院で妊娠のデータを出されている
所が少ないように思いました。
当院のホームページでも「妊娠のために体質改善の必要性」語ってはいますが、
「〇〇歳の人が妊娠されました~」と書かれていても、
年間を通して明確な妊娠された方の数字を出されていないのが
ちょっと疑問なんですよね。

当院のデータも必ずしも細かくは出していませんが、
できる範囲で皆さんの何かの参考になればと思うことと、
当院がどんな鍼灸院なのかをわかっていただければと思っております。

不妊治療に携わって17年ほどになりますが、
一冊の本では語りつくせないほどのドラマがありました。
もちろん多くの喜びの声をいただいてきましたが、
最終的に不妊治療に終止符をうたなければならない方の
悲しみの涙も見てきました。
不妊治療の現場は決していいことばかりではありません。
ですが、何年も不妊専門クリニックに通っているのに妊娠できなかった人が、
当院に来られてから妊娠されママになられた方も750人を超えたのも
治療の成果だと思っております

これからも一人でも多くの方がママになれるように
微力ながらスタッフ一同、お手伝いさせてください。

Omura


2013年6月20日 blog 0

スーパーライザーPXの効果 2

さて、前回の続きですが・・・
スーパーライザーPXをわずか3-5分間、
星状神経節(首にある神経の束)に照射すると、
脳血流が劇的に改善する画像を見ていただきましたが、
もう少し、補足させていただきます。
この機器、右首に照射しても、左首照射しても、
どちらか片側のみの照射で脳全体の血流が改善されます。

それと、スーパーライザーの旧モデルを導入している
不妊専門鍼灸院はいくつか見受けられますが、
この最新機種(スーパーライザーPX)を2年前から積極的に導入し、
妊娠実績を上げている不妊専門鍼灸院は、当院が先駆けだと思います。
このPXは、旧型よりも高出力を実現。
これにより生体深達性をさらに高めるとともに、
治療時間を短縮してくれる優れものです。

そして、このスーパーライザーPXだけでもかなり効果的ですが、
当院では、鍼灸・整体の前後に併用していただくことで
さらなる相乗効果(結果)を上げております
2012年の妊娠実績をその一例にとると、
113人の妊娠数に対して、74人がスーパーライザーPXと
鍼灸・整体を併用しての妊娠でした。
実に、65%、約3分の2の使用率でした。

この機器の使用頻度は、毎回必ず必要とするものではなく、
卵胞期に卵胞成長を促進と質を向上させる
胚移植期に子宮内膜を厚くさせる
FSHを下げる
生理痛を軽減させる・・・等々、
これらの目的に対して、適宜、ご案内させていただきますが、
勿論、オプションなので、ご希望の方のみご使用ください。

以前は、プラス料金が発生するので控え目で勧めていましたが、
『妊娠への近道になるなら必要がある時期には、
もっと積極的に勧めて欲しい!
早くに妊娠する事が、治療費の軽減にも繋がるのだから』

という、患者さんからの一言と、
今回の、脳血流の改善データを改めて直視して、
少しでも早く患者さんに卒業して頂きたいとの思いから、
当方で必要だと感じた患者さんには、
生理周期を見てオススメさせていただいます。

余談ですが、私は、空き時間を利用して、
自分自身の身体で臨床実験(スーパーライザーPXを首に5分間のみ照射)
してまいりましたが(仕事上、患者さんに使用感をお伝えするためですからね)

睡眠の質が上がり、深く熟睡できる
同じ睡眠時間でも、起床時の目覚めが快適で、
目覚まし前に自然に覚醒する
夕方以降でも仕事での疲労感が軽い・・・等々の

効果を肌で実感ししております。
その他、詳しくお知りになりたい方は、お気軽に田内までお尋ねください。
長くなりましたので、
詳しい事例は、次回以降に掲載させていただきますね。

田内

※棒グラフの紫色は照射前、赤色は照射後。
左右まんべんなく脳血流がアップしているのがよく分かります。