Posts By: yamo


2013年7月10日 blog 0

スーパーライザーPXの成功例2(複数回目の採卵)

今回は、何度目かの採卵をご経験なさって、
苦労の末、妊娠された事例をご紹介させていただきます。
通常、採卵回数が増えると卵巣の機能低下によって、
以前よりも成績が悪くなる方が多いと言われています。
しかし、当院で準備なさる時に、スーパーライザーPX(以下SL)を併用されると、
逆に成績が伸びて妊娠に至るケースもあります。

1)Uさん 42歳

過去5回採卵経験。
10個位の採卵数に対して、全て初期胚移植(胚盤胞にはトライせず)。
結果は、妊娠に至らず。

6回目の採卵周期の前に初来院。 
鍼灸・整体で準備したところ、
13個採卵→11個受精→1個胚盤胞凍結。
初めての胚盤胞凍結を、凍結胚移植するも妊娠には至らず。
この時は、SLを使用せず(まだSL導入前だったので)。

7回目の採卵周期に、鍼灸・整体と共にSL3回で準備
13個採卵→10個受精→6個胚盤胞凍結
採卵後、最初の凍結胚移植周期にSL1回併用して妊娠。
鍼灸で自然なダイエット(-3kg)が出来たことも
欠かせない要因でした。

ご年齢と、病院での治療経過を考えると、奇跡に近いような好成績の採卵でした。

2)0さん  35歳

過去5回採卵経験。
1回目採卵  7個採卵→ 3個受精→0個Day5凍結
2回目採卵  7個採卵→ 3個受精→1個Day5凍結
3回目採卵  14個採卵→ 6個受精→1個Day5凍結

4回目採卵前に当院に来院。
4回目の採卵周期に、鍼灸・整体と共にSL1回で準備
22個採卵→19個受精→4個胚盤胞凍結
採卵後、最初の凍結胚移植周期にSL2回併用で妊娠。

来院時は、ストレス一杯の状態でしたが、
鍼灸・整体・SLによって睡眠の質が上がり、
かなりリラックスできた状態で採卵に臨めましたと、
その効果を実感されていました。

田内

※SL照射中の写真


2013年7月9日 blog 0

何が起こるかわからへんNo.11-②精子の運動率4%だった

今回の何が起こるかわからへんのタイトルが、
「精子の運動率4%だった」なのですが、ご主人の問題があって
なかなか妊娠に至らないという話を紹介したいわけですが、
今回のケースは奥さんにも問題があったので、
その話から書いてゆきたいと思います。
前回は、月経周期の話を書いたと思いますが、
今回はその続きをご紹介しましょう。

経早とは・・・
月経先期とも言い、月経が早まる病症です。
月経周期が遅れることを経遅と言い、
月経周期が早くなったり遅くなったりすることを経乱と言います。
通常、月経は28日を1サイクルとしてやってきますが、
西洋医学では月経のサイクルが24日以内のことを頻発月経と言います。
これが、東洋医学では経早のことです。

頻発月経でも排卵する場合としない場合があります。
おおよその頻発月経は排卵はするが高温期を作る黄体ホルモンの分泌が
少ない黄体機能不全が考えられます。
高温期を持続できないがために月経周期が短くなってしまうというものです。

無排卵性の頻発月経は出血量が少なく、
月経期が10日以上ダラダラと続く特徴があります。
性機能が十分に成長していない思春期に良く見られますが、
成人しているにもかかわらず、月経期が長くて排卵していない
方もおられます。
いずれの場合も婦人科を受診されることをお勧めします。

以上に説明したのは西洋医学的な見方ですが、
東洋医学では経早を大きく分けて4つの原因があるとされています。

先ずは、①実熱による経早・・・

to be continued
Omura


2013年7月9日 blog 0

ブログがおかしくなって、すみませんでした

どうやらブログが見づらかったり、
出ていたブログが消えていたり、、、
皆さんにはご迷惑をおかけしました。
ごめんなさい。

ブログを作成するソフトとブラウザのバージョンが
合わなくなってしまっていたようです。
修正いたしましたので、
今後とも当院のブログを応援してください。

Omura


2013年7月1日 blog 0

何が起こるかわからへんNo.11-精子の運動率4%だった

Kさん(33才)ホームページをご覧になって来られました。
結婚して1年になるけど、妊娠に至らないので
2012年12月から 婦人科に通い始めたとのこと。
妊娠のために身体に良いことを何かやっておいた方が いいかも・・・と思い
当院に来られたようです。

Kさんの体の状態は
・月経周期が26日
・PMSで生理痛が2日間ほど続く
・ストレスがお多い
・ヒューナーテストは未だしていない
・花粉症 ・足の冷え
・肩こり 以上のような症状がありました。

舌の状態は
・舌の色はピンクより赤い
・舌の苔は黄色っぽい
・舌の先は特に紅く、舌の裏も赤黒い感じでした。
上記の症状からすると経早(けいそう)の症状に
日頃のストレスでイライラしている状態が続いて
肝気鬱結(かんきうつけつ)が結びついているようでした。

経早とは・・・
to be continued
Omura


2013年6月30日 blog 0

初産平均年齢 初めて30歳超える

先日、今年の少子化白書が出ました。

2011年の平均初婚年齢は夫が30.7歳、妻が29.0歳(前年より+0.2歳)。
第1子を出産した母親の平均年齢は、
2011年に30.1歳と、初めて30歳を超えました。
(1980年の26.4歳と比べると、+3.7歳)。
「晩婚化」、「出産の高齢化」があらためて指摘されました。

一昔前は、2年間、夫婦生活を過ごしても妊娠できない場合、
不妊症を疑って、病院に行くケースが多かったと思います。
それは、WHOによる不妊の定義が、
「避妊をしていないのに2年以上にわたって妊娠に至れない状態」と、
なっていたからです。

しかし、最近の晩婚化が進んでいる日本では、
2年を待たずして病院に行かれるケースが増えています。
それは、『卵子の老化』、『育児の大変さ』を考慮すると、
必然なのかも知れません。
早くに通院なさるのは、決して悪いことではないと思います。

そして、当院にお越しになる患者さんの年齢層を見てみると、
30代前半の患者さんが少しずつ増えています。
その中には、病院には行かず、東洋医学で体質改善をして
自然妊娠をご希望の患者さんもおられます。

初診で来られた患者さんの場合、
まずは、東洋医学的な視点で問診させていただきますが、
同時に、西洋医学的な問題点もお聞きします。
必要であれば、病院での基本検査を勧めることもありますし、
ご希望があれば、不妊専門病院をご紹介させていただく事もあります。
あるいは、漢方専門病院をご紹介する事もあります。
つまり、患者さんのご希望である妊娠に向けて、
多角的にご提案させていただきます。
これは、大村院長が17年もの間、不妊治療に携わる中で、
積み上げてきた賜物です。
不妊専門鍼灸院はたくさん増えてきましたが、
不妊専門病院のドクターや漢方専門ドクターと提携している当院は、
かなり珍しい存在だと思います。

ちょっと大げさですが、今後も、
<妊娠をご希望なさる患者さんのトータルアドバイザーでありたい>
という気持ちで、皆さんの妊娠に向けてお役に立ちたいと願っております。

田内
※当院から徒歩5分程にある池坊総務所前の飾り。
道行く人の心を和ませてくれますね。


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