不妊症と股関節の歪み ③
股関節の歪みについて2回にわたり、不妊症との関連を
紹介してきました。
今回で3回目になります。
上の写真は股関節の歪みを治す前。
下の写真は治療後です。
真直ぐになっているのがわかるでしょ。
さて、写真のO さん、上の写真はうつぶせの状態ですが、
向かって足元が左に寄っていませんか。
O さんにベッドにうつぶせで、真直ぐになるように寝てください
・・・とお願いしました。
「O さん、本当にベッドに平行に寝ていますか・・・?」
するとO さんは、
「真直ぐに寝ているつもりですけど、何か体が歪んでいますか?」
・・・と聞かれました。
「ではO さん、左右の足元をそのまま振り向いて見てください」とお願いしました。
「あら、やだ。体が右側に寄っていますね。」
「真直ぐのつもりなんですけど・・・」と言われました。
そしてO さんの足をベッドの中央に揃えて、これが真直ぐですよと伝えると・・・。
自分では何か腰のあたりに違和感があります・・・と言われました。
自分では真直ぐと思っていても、骨盤や背骨の歪んだままの姿勢で
生活していると、それが普通になってしまっていたのです。
O さんは普段から腰痛、肩こりがきつい方で、
ストレスも溜まっていると思います。
特に左に比べて右側の頸部、背中、腰の筋肉のコリは強いです。
左右の筋肉のバランスが崩れて、
背骨や腰や骨盤の筋肉が右側に強く引っ張られているから
うつ伏せになった時に体全体が右側に寄ってしまうのです。
肩こり腰痛がきつくて、それにストレスが加わって
普段から体がシャンとしない、スッキリしない状態が続くと、
自律神経の乱れを生じます。
そして女性ホルモンの分泌が低下したり、バランスが崩れ
基礎体温表が乱れてしまうのです。
それに伴い卵胞や子宮内膜に悪影響を及ぼしてしまうのです。
肩こり腰痛は不妊症と深く関係していると思います。
たかが肩こり腰痛と我慢せず、体のメンテナンスをして
スッキリされることをおすすめします。
肩こり、腰痛・・・侮るなかれですよ。
Omura