Posts By: yamo


2013年3月29日 blog 0

不妊症と便秘 ①

先日、テレビで「予約殺到!スゴ腕の専門外来SP」
という番組をやっていた。
肩こりが99%解消できる!?長年のコリが10分で消える魔法の施術、
尿もれを劇的に改善するアソコの筋トレ、
食べるだけで便秘解消する食材、
大人気!女性薄毛外来&最強植毛ロボット
・・・と、まぁ何とタイトルの長いことか・・・。
仕事柄タイトルに惹かれ番組を見てみた。

東京の立川で便秘外来をされている先生が、
一週間に一度しか排便しないような女性の3人の患者さんに授けた
頑固な便秘解消の方法は、一日に大さじ2杯くらいの
オリーブ油を摂取することでした。
もちろん料理に使うということですよ。
特にエキストラ・バージン・オイルをお勧めでした。

酢味噌にオリーブ油を混ぜて野菜をディップしたり、
冷奴にかけたり、味噌汁に入れたり、
一番のお勧めは、
「キムチ納豆に玉ねぎのみじん切りを和えたもの」にオリーブ油を混ぜたものでした。

昔、みのもんたさんが司会をやっていた
「おもいっきりテレビ」だったかな・・・昼の人気番組。
いろんな健康法や食材を紹介していましたよね。
その番組の総集編で、番組で紹介したものの中で
血液サラサラ効果が一番だったのが「キムチ納豆」でした。
発酵食品のパワーで血栓を溶かしてくれて、
血液がサラサラになって、とっても健康に良い食材として紹介されたのを
たまたまテレビを見ていて、な~るほど・・・と思ったものでした。

そのキムチ納豆に、玉ねぎとオリーブ油をコラボレーションして、
パワーアップさせ、頑固な便秘解消のお勧め食材にするとは・・・
思いもよらなかった。
長年一週間に一度しか排便しないような患者さんが、
オリーブ油のパワーで1週間後には週に3~4回排便するように
なったようです。

キムチ納豆に玉ねぎのみじん切りを和えたものにオリーブオイルの
レシピは書かなくても簡単ですよね。
ただ混ぜるだけだから。
ただ、これは食べるなら夕食にいただかれる方が良いですよ。
寝ている間に納豆の納豆キナーゼの効果が出ますから。
便秘症の方は是非、オリーブ油を生活に取り入れてみてください。

えっ!タイトルの「不妊症と便秘」の話は・・・って。
それは、次回ご紹介しましょう。
不妊症と便秘は密接な関係がありますから・・・。

to be continued
Omura


2013年3月24日 blog 0

発酵食品でアンチエイジング

皆さん、朝食は食べていますか?
朝、これから活動する1日の始まりとしての栄養補給、
朝食は大切ですよ。
それと、発酵食品を取っていますか?
この数年、塩麹がブームになってますね。
麹と言えば発酵食品、
日本食は、身近に、たくさんの発酵食品で溢れているのをご存知ですか?

例えば、日本の調味料の「さしすせそ」
塩と砂糖以外、全て発酵食品です。
思いつく代表的な発酵食品を挙げてみると、

お酢、
しょう油、
味噌、
みりん、
納豆、
ぬか漬け、
塩麹、
かつお節・・・

これらは、全て発酵食品です。

そして、発酵食品には秘めたパワーがあります。

1)必須アミノ酸が豊富(体内で作れない栄養素)

人間の身体は、アミノ酸を元に作られています。
人体で作れないアミノ酸を必須アミノ酸と呼んでいますが、
発酵食品には、その必須アミノ酸が豊富に含まれています。

2)抗酸化物質

いわゆるアンチエイジング効果をもたらしてくれます。
身体全体の老化防止になりますので、
子宮や卵巣の老化防止にもつながります。
一度にたくさんよりは、毎日、少しずつ継続してとることが大切です。

不妊治療の患者さんの問診で朝食を尋ねると、
『朝食を食べない、または、洋食を食べている』
という回答がすごく多いです。

日本人の体質には、朝は和食で身体を温めることが合っていますし、
前述の発酵食品がたくさん含まれていますので、
是非、皆さん、朝は和食を召し上がってください。

例えば、
温かいご飯、
具沢山のお味噌汁、
納豆、
酢の物、
そして、日々の継続が必ず結果になって現れてくると思います。

勿論、発酵食品は、昼ご飯や晩ご飯にも有効ですし、
チーズやキムチ、ヨーグルトも発酵食品ですから、
それらを上手に取り入れるのも良いと思います。

今の時期、花粉症対策としても発酵食品は有効だといわれていますし、
不妊治療としてだけではなく、
もっと気軽に、日々の健康管理として召し上がってください。

タウチ


2013年3月22日 blog 0

不妊症と股関節の歪み ③

股関節の歪みについて2回にわたり、不妊症との関連を
紹介してきました。
今回で3回目になります。

上の写真は股関節の歪みを治す前。
下の写真は治療後です。

真直ぐになっているのがわかるでしょ。

さて、写真のO さん、上の写真はうつぶせの状態ですが、
向かって足元が左に寄っていませんか。
O さんにベッドにうつぶせで、真直ぐになるように寝てください
・・・とお願いしました。
「O さん、本当にベッドに平行に寝ていますか・・・?」
するとO さんは、
「真直ぐに寝ているつもりですけど、何か体が歪んでいますか?」
・・・と聞かれました。
「ではO さん、左右の足元をそのまま振り向いて見てください」とお願いしました。
「あら、やだ。体が右側に寄っていますね。」
「真直ぐのつもりなんですけど・・・」と言われました。
そしてO さんの足をベッドの中央に揃えて、これが真直ぐですよと伝えると・・・。
自分では何か腰のあたりに違和感があります・・・と言われました。

自分では真直ぐと思っていても、骨盤や背骨の歪んだままの姿勢で
生活していると、それが普通になってしまっていたのです。
O さんは普段から腰痛、肩こりがきつい方で、
ストレスも溜まっていると思います。
特に左に比べて右側の頸部、背中、腰の筋肉のコリは強いです。
左右の筋肉のバランスが崩れて、
背骨や腰や骨盤の筋肉が右側に強く引っ張られているから
うつ伏せになった時に体全体が右側に寄ってしまうのです。

肩こり腰痛がきつくて、それにストレスが加わって
普段から体がシャンとしない、スッキリしない状態が続くと、
自律神経の乱れを生じます。
そして女性ホルモンの分泌が低下したり、バランスが崩れ
基礎体温表が乱れてしまうのです。
それに伴い卵胞や子宮内膜に悪影響を及ぼしてしまうのです。

肩こり腰痛は不妊症と深く関係していると思います。
たかが肩こり腰痛と我慢せず、体のメンテナンスをして
スッキリされることをおすすめします。
肩こり、腰痛・・・侮るなかれですよ。

Omura


2013年3月21日 blog 0

排卵を遅らせる鍼灸 2

排卵を遅らせる鍼灸 1
に引き続き、
今回は、排卵を遅らせてうまくいった症例をご紹介します。

Yさん40歳のケース

治療歴は、胚盤胞移植を2回行いマイナス、
あと1個、胚盤胞の凍結胚を残している。
こんな状態で、当院にお見えになりました。
体調を整えて胚盤胞移植にトライされたのですが、
結果はマイナス。
ドクターの診断は、受精卵の力不足だとの見解でした。

かなり落ち込んだYさんでしたが、
気を取り直して自然周期(クロミッド)で採卵することに。
生理期に1回、卵胞期に1回、施術を行い、
卵胞がしっかり育つようにサポートさせて頂きました。
卵胞チェックしてみると、
なんと大きな卵胞が6個(24mm~17mm)も見えていましたので、
2日後に採卵になりました。
成熟卵胞がたくさん出ていたので、チャンス到来です。
しかし、その内の主席卵胞がもう既に24mm、
これは、採卵前に排卵してしまうリスクがあります。
そこで、急遽、排卵止めに来て頂きました。
(一般的には、卵胞が20mmを超えると排卵のリスクがありますから)

結果、5個採卵、
1個を新鮮胚移植して、
残り2個は胚盤胞凍結できました。

そして、みごと妊娠。
その後、流産予防に通って頂きましたが、
こんな感想を言っておられました。
『排卵止めをしてもらって本当に良かった。
もし、排卵していたらと思うと・・・』

排卵止めが功を奏して妊娠に至りましたが、
同時に、鍼灸・整体で体質改善してからの受精卵だったことも、
大きな要因だったと思います。
といいますのは、体質改善してから採卵すると、
受精卵の質が上がるケースが多いのです。

患者さんの状態に合わせる鍼灸・整体。
妊娠するためにご利用なさっては如何ですか。

タウチ


2013年3月17日 blog 0

不妊症と股関節の歪み 番外編(田内)

大村院長の股関節シリーズ、写真付きで分かりやすいですよね。

患者のZさんをチェックしたところ、
股関節の左右差が出ていました上の写真は、施術前のZさんの状態。
右足が約2cm程短く、
しかも足の親指が内側に寄って、「ハの字」になっていました。

これを、股関節周囲に筋肉を緩めるように施術させて頂くと・・・

施術後の写真(下)を見ると、
「ハの字」になっていた足が真っ直ぐになり、足の長さもほぼ揃いました。
患者さんも、『お腹がポカポカして温かいです』とコメント。
理想は、「逆ハの字」の状態まで緩むことですが、
今後も経過観察しながら、継続施術していくのが望ましいですね。

その他にも、患者Yさんに股関節の施術をした直後、
『子宮がジンジンします。』と興味深いコメントを頂きました。
その後、排卵後の高温期の子宮内膜が今まで以上にとても厚くなり
病院のドクターから、『とっても良い内膜だね。』と褒められました
喜んでおられました。

股関節周囲が柔らかくなる→腹部の血行促進→子宮内膜アップ
という結果を生んだのだと思います。

普段から、お腹の冷えを感じておられる方、
子宮内膜が厚くなりにくい方、
気になることがありましたら、一度、ご相談ください。

田内


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