Posts By: yamo


2013年2月16日 blog 0

<卵子老化>米の医科大、メカニズム特定

先日のニュースからの抜粋です。 『女性は生まれた時、卵巣には卵子のもとの細胞が約100万個あるが、 思春期以降に成熟して排卵に至るのは500個程度。 細胞ではDNAを傷つける活性酸素などが日常的に発生し、 修復する遺伝子が働いている。 DNAが傷つき、損傷を修復できない場合は細胞が自然に死ぬ仕組みがあるが、 修復が不完全なまま卵子になると、 正常に受精、妊娠に至る確率が下がると考えられる。 米ニューヨーク医科大などの研究チームが 24~41歳の不妊治療中の女性に協力を求めて調べた結果、 主要な修復遺伝子の働きが長期的になだらかに低下する一方、 別の3種類の修復遺伝子の働きは36歳以降に急低下することが分かった。 研究チームは「発見を生かして卵母細胞のDNAを修復できれば、 卵巣の老化速度を遅らせることもできるかもしれない」としている。』 私なりに解釈すると、 臨床では、採卵しても空砲だったり、あるいは変性卵だったりする確率が、 年齢に比例して多くなってきます。 これは、卵子のもとの細胞が、 卵巣内での待機している間にDNAが傷いた場合、 修復が問題ない細胞が成長して主席卵胞になった場合は正常な卵子になり、 修復が不完全な細胞が成長した場合は空砲や変性卵になる、 という結果を表しているのかも知れません。 この研究の臨床への応用は、まだまだ先になりますが、 今、現在、不妊治療中の患者さんが出来ることを考えていきましょう。 それは、前回、ご紹介しました『アンチエイジング』に トライなさってはいかがでしょうか。 1)適度な運動 2)食事は腹八分目(食べ過ぎない) 3)鍼灸・整体での体質改善 1、2は、前回のブログで書いたように、 サーチュイン遺伝子のスイッチをオンにします。 3の鍼灸・整体について補足しますと、 鍼灸・整体で体質改善を行うと、 受精卵の質が上がる事が、経験上あります。 このことは、鍼灸・整体によるアンチエイジング効果の表れだと思っています。 (科学的に証明されている訳ではありませんが) 高価なサプリメントも否定はしませんが、 まず出来ることから始めてください。 そして、さらに鍼灸・整体も上手に利用して頂きながら、 卵子の質を上げ、妊娠に近づいて頂きたいと願っております。

タウチ ※写真は、少しわかりづらいですが、今朝の天気雪。 通称「たぬきの嫁入り」といいますが、その語源はよくわかりません。


2013年2月13日 blog 0

アンチエイジングのスイッチをONに

つい先日、長寿遺伝子の話がTV放送されていましたね。
ご覧になった方も多いと思いますが、
ここで、少しおさらいしておきます。
と言いますのも、不妊治療と無関係ではないからです。

わたしたちの老化をコントロールしていると考えられる
サーチュイン遺伝子は、すべての人が持っている遺伝子です。
けれども、このサーチュイン遺伝子、
普段はスイッチがオフの状態になっています。
つまり、老化を抑制するためには、
このサーチュイン遺伝子のスイッチをオンにしなければならないのです。
では、どうやってスイッチをONにするのか・・・

1)適度な運動

2)食事は腹八分目

3)レスベラトロールを摂る。
  赤ブドウの皮やピーナッツの皮に含まれているそうで、
  赤ワインや皮付きピーナッツを食べる事で摂取できる。

このサーチュイン遺伝子のスイッチをオンにすると、
アンチエイジングに繋がります。
それは、つまり、子宮や卵巣のアンチエイジングにもなります。

不妊治療が長くなると、ホルモン剤の影響もあって、
身体が太りやすくなります。
不妊治療を始める前と比べて、体重が増えた方は、
今からでも始められる、適度な運動と腹八分目を
これを機会に、少しずつ実行なさってはいかがでしょうか。

タウチ


2013年2月12日 blog 0

味はA級、関西B級グルメ vol.1 揚子江ラーメン

最近、不妊治療関係のお話ばかり続いているので、
ちょっと息抜きなどと思い、
関西のB級グルメのお話などご紹介したいと思います。
「味はA級、関西B級グルメ」なんて、気取ったタイトルをつけてしまいましたが、
B級グルメファンなのでご勘弁ください。

先日、TV番組のカンブリア宮殿で
「繁盛ラーメン店を作れ!!製麺機メーカーの挑戦を追う」というのを放送していました。
どんなんかな~と思い番組を見ていたら、「へぇ~、な~るほど」
と思えるような内容でした。
ラーメンの世界は年間3500店くらい新規開業して、
同じ数くらい閉店しているような厳しい世界だそうです。
大和製麺所社長の藤井薫さんがやっている、
1週間でラーメンの修業ができる教室はすごいなぁと感心しましたし、
人間味あふれ藤井社長の心意気に感動した~!!!
ラーメン大好きなので、修行に行ってみようかと思いました。

さて、ときどき美味しい食事の話はブログでご紹介していたのですが、
T さんとお話していて、
T さん:「先生は、いっぱい美味しいところ行ってるでしょ。」
「絶対お値段の張る高級レストランに行ってるでしょ」
大村:「それがなかなか。一万円以上するようなところになんか、
行くことなんてまずないですよ。」
「そりゃぁ、この年だから高級レストランや温泉旅館で舌鼓なんてのはあるけど・・・」
「まず、ほとんど行くことないですよ。何せ、B 級グルメ派」ですから
・・・と力説しました。
関西人は安くて美味しいがモットーじゃないですか?

そして先日、患者さんのO さんとお話してラーメンの話になり、
「ん~そうだね、僕がおすすめの大阪のラーメンは揚子江ラーメンかな」
とO さんに紹介しました。
博多の一風堂のラーメンも美味しいけどね。京都にも大阪にも店がありますね。
確かにあっさりとんこつで美味しいけど、ニンニク入れたら
結構次の日まで残ってしまったこともあったので、
休みの前にしか行きません。1年に2回くらいかな。

そこで、さっそく久しぶりに梅田の揚子江ラーメンに行ってきました。
以前はナビオ阪急の裏に本店があったのですが、
堂山の交差点付近のビルの地下に移転していました。
残念ながらラーメンの写真を撮るのを忘れてしまい、
入口の写真を撮ってきました。
ラーメンの写真を撮り忘れたのはラーメンが出てきて、
すぐに箸をつけてしまい、一気にズルズル食べてしまったから。
あっ・・・写真撮り忘れたと思ったのは、
もう半分以上食べてしまってからの後の祭りでした。

写真に写っている人はたぶん店のご主人だと思います。
揚子江のラーメンは超うす塩味で透明なスープに
細い麺が特徴です。
しょうゆ系やとんこつこってり系がお好みの人には
ちょっと物足りないかも知れませんが、
揚子江のラーメンは、こんな味と思っていただければと思います。

B級って、勝手に書いてしまいましたが、揚子江のファンや
お店の方々すみません。

大阪に来られることがありましたら、
揚子江のラーメンなどいかがですか。

Omura


2013年2月10日 blog 0

2012年 妊娠報告(113名) No.1

2012年の妊娠結果がまとまりましたので、ここで報告させていただきます。

比較のため、 2011年 妊娠年齢グラフ も合わせてご覧ください。

30歳未満=3人

30-34歳=30人

35-39歳=41人

40歳以上=39人

合計=113人

まず、特筆すべきは、
平均年齢 38.0 歳。(2011年 37.7歳)
妊娠数 113名。(2011年 72名)
40歳以上が全体の35%、
35歳以上が70%にもなります。
通常、妊娠数に対しては、若い方が断然妊娠しやすいので、
妊娠数が伸びると平均年齢が下がるのが一般的ですが、
今回の結果は、前年よりも妊娠数が約1.5倍、
平均年齢も0.3歳上昇していました。

この結果には大変驚いています。
その詳細を見ると、次の2点が挙げられます。

1)30-34歳グループの伸び。
当院に来られる患者さんの年齢層の幅が広くなって来た事が挙げられます。
以前は、35歳以上の患者さんがほとんどでしたが、
最近は、35歳以下の患者さんも増えています。
当然ですが、早くに体質改善をスタートされた方が、
妊娠にはぐっと近づきます。

2)40歳以上グループの伸び。
40歳以上になりますと、限られた時間の中で、
的確に効果を出していく必要があります。
そこで当院では、患者さんとお話をさせて頂きながら、
きめ細かく対策を立て、施術をさせて頂いた事が
この結果に繋がったと思っております。
大村院長のブログにも記載してましたが、
例えば、胚盤胞にこだわらなくても、妊娠される例はあります。

現在、不妊専門病院はどこも患者さんが増加しているそうです。
そうなると、当然、一人の患者さんにかかる診察時間が減少し、
ほとんど質問もできないまま通院されている方が多いのが実情です。
出来れば、ご自分の治療内容を把握される事が望ましいですし、
当院では、そのアドバイスもさせていただいております。

ご年齢的に悩んでおられる方、
病院の治療で行き詰っておられる方、
ご自身の持っている卵巣力、子宮力を目覚めさせてあげれば、
受精卵のグレードアップ、子宮内膜の充実、高温期の持続・・・
身体が変化していき、その先に、妊娠に至るケースはよくあります。

針灸・整体で準備なさってもう一度トライされてみてはいかがですか?
まずは、お気軽にご相談ください。

タウチ

次回は、施術期間別の妊娠報告グラフを作成する予定です。


2013年2月9日 blog 0

愛犬家Kさんの妊娠、出産

何が起こるかわからへんシリーズ、
毎回、とっても読み応えがありますよね。
今回の 何が起こるかわからへんNo.9
にご登場いただいたKさん、実は愛犬家なのです。

以前、Kさんの愛犬 マロンちゃん(No.12) くるみちゃん(No.13)
でご紹介したのが、Kさんのワンコでした。

ダナゾール+リュープリン の重い副作用で、
全身の倦怠感とひどい肩こりで悩まされた時や、
花粉症による鼻炎と目の痒みでストレス一杯な時、
針灸・整体で症状改善をさせて頂きましたが、
心のケアは、「マロンちゃん」と「くるみちゃん」の支えが大きかったと思います。

愛犬家のタウチとしては、
これからも、ペットの癒し効果で沢山妊娠されることを願っております。

今後も皆さんの癒しのペットをご紹介ください。
犬、猫、ウサギ、ハムスター、金魚・・・どんなペットでも構いません。
できれば、写真とペットについての一言コメントを送ってくださるとなお嬉しいです。
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タウチが責任を持って掲載させていただきます。

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タウチ