Posts By: yamo


2012年12月16日 blog 0

子宮移植と体外受精

もう3ヶ月ほど前の記事ですが、
『母から娘に初の子宮移植 スウェーデン、不妊治療の一環』
という記事がありましたね。
その内容は・・・

「スウェーデンのイエーテボリ大は、
母の子宮を娘に移植する手術を行ったと発表した。
子宮がない女性患者に対する不妊治療の一環で、
移植手術前にはそれぞれ体外受精した2人の受精卵が凍結されており、
1年間経過観察したのち、子宮内に戻す予定だという。
したがって本当の意味で移植手術が成功したと言えるのは、
2014年に2人が赤ちゃんを無事出産してからだと
ブレンストレム教授は語っている。
うまくいけば、患者は自分が生まれた子宮から子を産むことになる。」

移植を受けたのは30代の患者2人。
1人は子宮頸(けい)がんで子宮を摘出され、
もう1人は生まれつき子宮がなかった。

子宮が無いケースでは、今後、このような先端医療によって、
赤ちゃんを授かるチャンスが増えて行くのかも知れません。
代理出産よりも、自分で分娩できるチャンスが与えられるわけですので。
特に、日本の親子関係は分娩主義なので、日本でもこれが普及すれば、
向井亜紀さんのようなケースは、法律上でも親子になれますからね。
勿論、賛否両論あるでしょうが・・・

話は少し変わりますが、皆さんは、子宮が筋肉で出来ていることを知っていますか。
だから、子宮を活発にして血行促進してあげると、
妊娠しやすい子宮環境を準備することが出来ます。

次回は、その話をさせていただきますね。

タウチ


2012年12月14日 blog 0

車に乗ったサンタ登場!!

先日、I さんが治療後に写真に写っている

車に乗ったサンタさんのおもちゃをくれました。

先日、とても厳しい条件の中で妊娠できたので、

お礼をして下さったのだと思います。

素直にありがたくいただきました。

もう一枚は梅田の丸ビルの入口のツリーがキレイだったので

プレゼントの箱とスティクのキャンディかな・・・を撮ってみました。

I さんはまだ妊娠初期なので、これからも気をつけなければ

行けないことが多いので、流産予防の鍼灸治療もさせていただいてます。

このまま順調に進んで安定期に入れば、

I さんの頑張ったエピソードなどもご紹介したいと思います。

さて、このサンタさん。後ろの赤い汽車を引きつれているように

見えませんか?

車に乗ったサンタのおかげで、当院の受付は可愛い感じが倍増しました。

もうすぐクリスマスですね。

皆さんの願いがサンタに届きますように。

Omura


2012年12月14日 blog 0

Sさんが見つけた黒豆

前回は「Kさんの黒豆ごはん」シリーズを

2話に分けてご紹介しましたが、もう少し黒豆について
書きたいことがありますので、第3弾として
「Sさんが見つけた黒豆」をご紹介しましょう。

黒豆の話をSさんとしたときに、
Sさん: 「黒豆って甘いから砂糖いっぱい使ってるでしょ」
「食べ過ぎたら太ってしまうかも・・・」
大村: 「そりゃそうやな。黒豆を勧めてるけど甘いからね」
「でも、毎日3~5粒じゃ太らないと思うけど・・・」
「食べ過ぎなければいいし、毎日食べなくても、週に何回か食卓の一品に
のればいいと思うよ・・・」と答えました。

それでも糖分が気になるSさん、スーパーで低糖の黒豆を発見。
早速メールで送ってくれました。
「マルヤナギの低糖黒豆」。

パッケージには豆畑、北海道産黒豆100%使用、
コクの甘み、糖分30%カット・・・と書いてありました。
別にマルヤナギの宣伝をしている訳ではありませんよ。
ダイエットも気になるSさんが見つけてくれたのがこの商品なので、
皆さんの参考になればとブログに掲載させていただきました。

何で黒豆の話が続くかと言えば・・・
黒豆は畑の肉と言われるくらい大豆タンパクが豊富で、
脂質が肉に比べて少ないのでダイエット食としても良し、
生活習慣病予防にも効果がありますね。

豆の中でも黒豆は「補腎」作用が強く生命力を高めてくれます。
虚弱体質の方には普段から食されることをお勧めします。

体外受精をしてとても良い受精卵と言われながら、
胚移植後の血中ホルモンの数値に何の問題もなくプラス判定にならないという方は、
結局、先生に「受精卵の力かなぁ~」と言われてしまう事が少なくありません。
東洋医学的にみるとやはり生命力の源である「腎」が弱い状態での受精卵
パワーが無かったのではと思われます。

大豆類には大豆イソフラボンが含まれており女性ホルモンの働きを助け、
卵胞の質の向上を助けてくれたり、冷え性にも効果があります。
それと「レシチン」は血中のコレステロールを洗い流してくれたりして
血液サラサラ効果があります。

小豆と同じように利尿作用もあるので、むくみがきつくて・・・
という方にも黒豆の利尿作用で排毒され「水毒」の症状が緩和されます。

弱っている「腎」が強くなってくると芯から身体を温めてくれる効果があり、
頑固な冷え性にも良いですね。

でも、何でも食べ過ぎは良くないですよ。
食べ物にはおおまかに赤、緑、黄、白、黒と色があるのですが、
それぞれに身体に良い効果があり、バランスよく色とりどりに
美味しく食されることをお勧めします。

Omura


2012年12月11日 blog 0

Kさんの黒豆ごはん②

Kさんが当院に最初に来られた時にいろいろと
問診をさせていただいたのですが、体の陰陽バランスが
かなり悪かったと思います。

Kさんの体の状態は
「腎陰虚」 (じんいんきょ) 「肝気鬱結」 (かんきうつけつ)でした。

●舌の状態は全体に紅くひび割れていて舌の表面の苔が黄色く所どころ剥がれていました。
これを地図状舌と言います。
舌の先が特に紅くなっているのはイチゴ舌と言ってイチゴのように赤く
小さなツブツブがあってまるでイチゴのような感じです。

地図状舌とイチゴ舌の両方がある状態は、
食生活の乱れで上手く栄養バランスが取れてなく、
ビタミン、ミネラルの不足が目立ちます。
それに、かなりのストレスがかかっている状態で身体の潤いが無い状態です。

●舌の淵に歯の型がついてしまうことを歯痕(しこん)と言います。
これは身体の水分代謝が上手く行われていないときに現れます。

抜け毛が多い
まだ30歳にもなっていないのに抜け毛が多いのは「腎虚」(じんきょ)の症状で
生命力や生殖器の能力が低下していることを表します。
東洋医学でいう「腎」は生命力や生殖能力に深くかかわっていて、
抜け毛が多かったり、白髪が増えたりするのは「腎」の働きが「虚」している
状態なのでKさんは「腎虚」なのです。
「腎虚」だけど「腎陰虚」という部類に属します。

もちろん当院では鍼灸や整体でKさんの体の状態を把握して、
治療させていただきますが、先ず、自分でできることは
各々の患者さんにお願いしています。

なぜ、Kさんに黒い食材を食べるようにすすめたかは、
「黒い食材」は「腎」を養ってくれその働きを高めてくれるからです。

黒豆の黒色、ぶどう、ブルーベリー、カシス、サツマイモの紫色には
「アントシアニン」という物質が多く含まれ、抗酸化作用があり、
アンチエイジングな食材なのです。
体内の酸化を防いで老化を遅らせることは、
卵胞の質を上げるのに良いと思います。

あと、ひじき、ゴボウ、椎茸、ワカメ、プルーンなんかも良いでしょう。

Kさんは食生活を見直し、朝食もちゃんと食べて
黒い食材も食べるようこころがけてきたら、
身体のカサカサな状態が少し肌に潤いが出てきました。

低温期なのに高温期のような基礎体温表も、低温期らしい
グラフになってきました。
だんだん良くなっています。
もう少し頑張ってね。
妊娠する準備ができたら、妊娠される可能性がグンと高まりますから。

Omura


2012年12月10日 blog 0

妊娠報告2012 予告

以前、院長ブログ 妊娠報告のページができました
でご紹介させていただいた時から、
さらに、妊娠報告が続いております。

12月10日現在、合計で 103人の方が妊娠されました。

ところで、当院のイラストである『クマさん』は、院長の事?
という質問がいくつかありましたので、
ここでお答えいたします。

クマの英語「bear」には、「出産する」という意味があるんですね。
皆さんに、妊娠・出産して卒業して頂きたいとの願いからです。
決して、院長の事ではないんですよ。
クマのように包み込むような大きな心を持ってますけどね。

当院には、こういった細やかな「こだわり」があります。
今後、いくつかのこだわりをご紹介していきますね。

タウチ


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