Posts By: yamo


2017年12月14日 blog 0

お豆さんを食べましょう ①

患者さんとよく食事や食生活の
話をすることがあります。

規則正しい食生活に適当な運動、
そしてストレスをためないことは
健康で長生きの秘訣なのは、
もうご存知だと思います。

・・・なんだけど、
なかなか規則正しい食生活を
守れているという人は少ないように
思います・・・というより、
少ないですよ。

当院に来られる患者さんの年齢層は
30代~40代の女性が中心になります。
男性もときどき来られますけど。

バリバリ仕事ができて多忙な年齢です。
それに、不妊治療をしていて、仕事と
病院通いでカラダも疲れていて、
ストレスもいっぱい。

家に帰って、さぁ美味しい夕食を作って
・・・なんて思えないことも多々ある
でしょう。

患者さんに「お豆さん食べてる?」
大村:
「多分、食べてないよね。」
「ほとんどの患者さんが食べてないからね。」

患者さん:
「そういえば、お豆さん食べてません。」
「納豆はときどき食べますけど。」

写真は藁に入った昔ながらの納豆です。
美味しそう~と思われ人もいれば、
匂いが苦手という人もおられますね。

確かに、納豆は発酵食品の優等生です。
今回の話は、食卓の一品として
小鉢にお豆さんを食べましょう。
できれば、毎日食べてほしいと思います。
小生も毎日食べてはないけどね。
できればの話で、スルーしてください。

話を戻します。
大村:
「黒豆は?」
患者さん:
「お正月くらいですね。」

という答えが返ってきます。

小生の小さいころは、必ず食卓の一品に
小鉢にお豆さんがありました。

畑のお肉と言われている「豆」には
植物繊維が豊富。
植物性タンパク質に、ビタミン、ミネラルも
簡単に摂取できて、生活習慣病の
予防にもなります。

お豆さんを日ごろから食べることによって、
美腸素肌美人
そして、卵子は美卵になっていく
とでも言いましょうか。

生活習慣病の予防に良い食事は、
健康できれいな血液を作るのにとっても
良いことなんですよ。

ということは、
ピカピカの卵子を育てることや、
ふかふかの子宮内膜を作るのに、
とってもとってもいいんだよ。

お豆さんの話を患者さんとしていて、
こんな話もあります。

患者さん:
「先生、お豆さんって、自分で炊くの?」

大村:
「あのね、今どき普段からお豆さんを
炊いている30代~40代の女子いますか?」

患者さん:
「だよね。」

大村:
「料理好きな人は別にして、多忙な現代人が
時間のかかるお豆さんを炊くのは、なかなか
いないんじゃないのかな。」

「別にパックのものを小鉢に一品でも、
食卓が明るくなると思うけどね。」
「無添加だとか、保存料していませんとか、
安心なものも増えているし。」

「ぶっちゃけ、フジッコでいいんだよ」。
・・・と言っています。

患者さんは、
「えっ、それでいいんですか?」

とよく言われますが、
便利で簡単で、お手頃で、
何の申し分もないと思うけどね。

お豆さんのメーカーはいっぱい
ありますけど、フジッコと書いたのは、
ただ単に小生が小さいころから食べている
だけのことです。

お値段お手頃で、美味しいと思うから。

さて、豆にも色がありますよね。
次回は豆の色と栄養、東洋医学的な
お話をしましょう。

to be continued
Omura


2017年12月12日 blog 0

Yさんの妊娠

12月

Yさん(42歳)
人工周期の凍結胚盤胞と
初期胚盤胞の2個を移植され、
プラス判定。

初期胚盤胞はちゃんとした胚盤胞の
受精卵になる手前の状態です。
どちらの受精卵が着床したかは
わかりませんが、
初期胚盤胞の受精卵も一緒に
戻すことにより、妊娠の確率は
上がる傾向にありますよ。

Yさんは41歳で妊娠するけれど、
流産されてしまいました。

その後、ネットの書き込みで
当院の事を知りご連絡ください
ました。

プラス判定までの
鍼灸治療は13回でした。
約4ヵ月の通院でした。

Yさんの主な不妊の原因は
腎虚。(じんきょ)

生まれ持った生殖そのものの
パワー不足。
腎が弱っているので、水分代謝も
悪く舌のむくみがあり、舌の色は
少しコーヒーを飲んだのあとのような
黒っぽい感じ。

コーヒーなどの色素がつく飲み物を
飲まなくても、腎虚のタイプの方は
舌の表面が黒っぽくなります。

治療は腎を補う、補腎をメイン
鍼灸治療させていただきました。

Omura


2017年12月12日 blog 0

Aさんの妊娠

12月

Aさん(39歳)
自然周期の胚盤胞凍結胚移植で、
プラス判定。

当院に来られる前に採卵されていて、
凍結胚がありましたので、
治療回数は少なくて済みました。

プラス判定までの
鍼灸の治療回数は7回でした。

Aさんは一度の流産の後、
当院に来られました。
流産の原因は染色体異常では
ありませんでした。

要するに、受精卵の力が弱かった
のでしょう。

Aさんの東洋医学的な問題は、
気血両虚(きけつりょうきょ)。

元気の気とカラダ全体の血液量が
少ないので、子宮や卵巣に血液を
通じて栄養を送り切れていない
状態です。

鍼灸治療で気を補い血を増やす
ことをメインに治療させて
いただきました。

Omura


2017年12月12日 blog 0

Sさんの妊娠

Sさん(39歳)
初めてのプラス判定。

Sさんは39歳ですが、
もう40歳を目の前に控えて
いました。

当院に来られたきっかけは、
ホームページをご覧になったこと。
それに、小生の著書を読まれた
とのことでした。

4月に出版したのは、
「やっと、妊娠できました」
~とある不妊治療専門鍼灸院の
心が前向きになるお話~
です。

 

この本を読んでいただいて、
多くの患者さんが来られ、
妊娠されて不妊治療を卒業されています。

本を出版することに抵抗があって、
出版の話はずっと前からあったものの、
10年以上は執筆しなかったのですが、
主婦の友社のデスクの木村さんに
お会いする機会があって、
背中を押されました。

先日も、木村さんとの本の売れ行きの
状況のメールのやりとりで、
最後にこんなことを書いてくださいました。

本の方は、順調に動いておりますよ!
大村先生が各所で宣伝してくださって
いるおかげです。
本当にいつもありがとうございます!

さぞかしお忙しい毎日かと存じますが
どうぞお体に気を付けて、

全国の妊婦を
めざす女性たちを勇気づけてくださいませ。

主婦の友社
木村

またまた、木村さんに励まされました。

Sさんのように、「本」がきっかけに
なって読んでいただき、実際に治療に来て
下さった方たちが妊娠されて、
ママになる願いを叶えられるきっかけに
なっているのはとてもうれしく思います。

本を出版して、少しでも不妊治療に
悩んでおられる方たちの体質改善の
お手伝いができて良かったと思います。

Sさんは他院ですが、鍼灸治療も2年ほど
されていたようです。
フーナーテストでは精子の数は
ゼロ匹だったり、人工授精もしたけれど
妊娠せず。

当院に治療に来られて、
約4ヵ月。
妊娠体質改善の鍼灸治療をして、
初のショート法での体外受精に
チャレンジ。

ご主人も採卵前に、2回ほど
鍼灸治療をさせていただきました。
ちょっと、精子の状態が悪かったので。

ご要望があれば、ご主人の治療もさせて
いただいておりますよ。

詳しくは電話で受け付けにご相談ください。

Sさんはショート法で9個の採卵で、
3つは変性卵。
6つの受精のうち胚盤胞の胚を3つも
凍結することができました。

そして、40歳を前にしての
初めての凍結胚盤胞の胚移植。

胚移植の当日と1日後に
安田先生と山崎先生がそれぞれ
治療を担当してくれました。

胚移植7日後は私が治療させて
いただきました。
脈の状態を診たところ、
妊娠の脈は微妙に感じるものの、
まだ妊娠を確定できる状態では
ありませんでした。

治療中にちょっと本の話になって、
本の中で紹介したSさんのエピソードで
「気功」をしてさしあげたのがあります。

そこで、5分ばかりSさんに
気功をしました。
めったに気功はしないのですが、
ここぞという時にした方がいいのではと
言う方に善意でさせていただいております。

1年に数名程度ですけどね。

この日にSさんに気功をしたのは、
他で気功の体験をしたことがあったと
聞いたことがあったので、
経験があるので気功治療に抵抗が
なかったと思ったからでした。

それに、妊娠の脈が少し弱かったから。

余り気功の話に触れることはないのですが、
今回はちょっと書いてみました。

Sさんはこれから週に1回くらいの
ペースで流産予防の治療を
妊娠12週~14週くらいまでさせて
いただく予定です。

一人でも多くの方の願いが
叶いますように。

Omura


2017年12月11日 blog 0

年末年始のご案内

年末年始の診療時間の
ごあんないです。

年末は、12月28日(木)まで

年始は、1月5日(金)よりはじめさせて
いただきます。

烏丸御池鍼灸院