Posts By: yamo


2017年3月8日 blog 0

幸運のおみやげNo.19

ぎんざ空也「空いろ」

S(38歳)さんは、タイミングで妊娠されました。IMG_20170210_155442
お礼にとただいたのは、どらやき。
ほんのり甘くて、生地はもっちりしすぎない
程よい口当たりでした。
美味しかったです。

ネットで調べてみると、銀座に店舗が無いのに、
なんで銀座・・・と疑問に思ったら、
ぎんざ空也の五代目が起こした、新ブランドが
「空いろ」でした。

「空いろ」という言葉の響きが、
とってもしゃれいてるように思います。

Sさんは東京での仕事も多いようなので、
東京の美味しいものをと思い、
空いろのどらやきを選んでくれたのだと
思います。

店舗は東京地区にしかないようで、
関西にはありません。
公式ホームページから、通販で購入できる
ようです。

どらやきの箱に入っていた小さな、説明書きは
アコーデオンのように開き、掲載されている
商品はどれも美味しそう。
説明書きを読んでみると、
「あんこは、豆のジャムですよね。」
と、書いてありました。

なるほどね、確かにあんこは、豆のジャムと
言えるなぁ~。

「空」に色をつけて、
世界へ羽ばたく。

とも書いてありました。
空いろのあんこは、世界の空に花を咲かせる
ことができるといいね。

ブログを読んでくれている方も、
願いに花が咲くと良いですね。

Omura


2017年3月2日 blog 0

45歳6ヵ月で自然妊娠 ⑥最終回

2015年12月に入り、
Mさん(44歳 当時)の治療は6回目に
なっていました。
この周期はクロミツド1錠を5日間服用して、
採卵の予定。
7回目の治療は、生理から10日目でした。
当院で治療した後、病院で診察。
ご連絡をいただき、卵胞は18ミリが1個
育っていました。

生理12日目で採卵でき、子宮内膜も7.9ミリ。
胚盤胞に育てて新鮮胚で移植されました。
結果はマイナス判定。

私がMさんのカラダの状態で気になるところは、
Mさんは胚盤胞になる卵子が育っているのですが、
彼女の瘀血(おけつ)の問題がありました。
高年齢にしては胚盤胞になるだけの
卵巣の力があるのですが、着床に問題があるのかも
しれません。
瘀血の問題で子宮内膜の質が悪いのではと
思いました。

2016年に入り、1月に採卵。2日目で分割停止。
2月、採卵したが空胞でした。

漢方も服用されていましたが、
漢方薬局で出されていたのは、9種類くらいの
漢方を周期によって組み合わせて飲むものでした。
月に費用は4万円~5万円ほど。

個人的な見解ですが、ちょっと多いのでは
・・・と思い、漢方クリニックを
セカンドオピニオンのつもりで、
受診してみてはとアドバイスしました。

漢方クリニックだと、月に3000円くらいでしょう。
高くても5000円くらいかな。
ドクターが診察してくれて、漢方に保険が使えますから、
費用的にお財布に優しのではと思います。

どちらで漢方を服用するかは、個人の自由なので、
自分の気に入ったところに行くのが良いと思います。

Mさんは漢方クリニックを受診され、
出された漢方は1~2種類に減りました。
Mさんは漢方を服用するのが楽になったようです。

3月は採卵の予定がずれてしまい、ドクターは
タイミングをするようにと言われたようです。
4月はまたクロミッドで2個採卵。1個授精。
胚盤胞まで育ちませんでした。
5月は排卵してしまっていたので、人工授精。
6月は受精したものの、変性してしまいました。

この頃、クルミ、黒豆、ナッツ類のお話をして、
Mさんとご主人も、できればおやつ代わりに
食べてみては・・・とおすすめしました。
Mさんご夫妻は、なるべくクルミ、黒豆、
ナッツ類を食べるようにされたそうです。

7月は生理から10日目の治療でした。
22回目の治療でした。
瘀血の問題も70%~80%くらい減っていて、
お肌の調子も良くなってきていました。
そのことを話すると・・・
Mさんは、最近は肌の調子もいいし、
疲れにくくなってきていると思います・・・と、
言ってくださいました。

今回はいつものようにクロミツド1錠を5日間
服用して採卵の予定でした。
生理から10日目の診察で、卵胞は23ミリ。
子宮内膜は6.5ミリ。
日数からして、卵胞は大きすぎるし、子宮内膜は
薄いです。
採卵できませんでした。
その3日後、出血。
出血後、10日後にまた出血。
たぶんこの出血が生理だったと思われました。

Mさん、なかなか妊娠には至りませんが、
当院に治療に来てから体調はとってもいいと
言ってました。

生理周期の様子も見ましょうということで、
薬の服用なしで、タイミングになりました。
7月末、生理14日目で卵胞は21ミリ。
とりあえずのタイミング。
タイミング14日後に、鍼灸治療しました。

生理がまだ来ていなかったので、
妊娠を想定して、妊娠持続をさせる、
流産予防の鍼灸治療をしました。
これが、23回目の治療でした。

次の周期の採卵ために、クロミッドは
処方されていました。

Mさん、生理が来ないと思って病院に行ったら、
妊娠していたようです。
妊娠7週0日。心拍の確認も出てました。

「えっっっ!妊娠しているの?」
Mさんはびっくり。
「本当に、えっ、マジで・・・」と思ったようです。

気が抜けているというか、リラックスしている
というか、「妊娠したい」という希望が
強くなってしまう緊張から解放されていたこと。

根気強く、当院に来ていただき、
カラダのメンテナンスをしていたこと。

この2つの要因が、Mさんの自然妊娠を
引き寄せたのではないかと思います。
妊娠のスイッチがやっとONになったのでしょう。

その後、当院では妊娠15週6日まで、
流産予防の治療をしました。

最後の治療は32回目。
妊娠21週0日に、安産のお灸の練習でした。

採卵ばかり続けていると、きっと卵巣は疲れて
いるのではないかと思います。
ときどきは、休憩がてらにタイミングが可能な
カップルは、採卵をお休みするのもいいと思います。

とりあえずのタイミングとか人工授精など、
ステップダウンも一つの方法ですね。

Omura


2017年2月23日 blog 0

ホームページがちょっと変わりました

ホームページのキャッチコピーが、

心とカラダのバランスを整える
癒しの鍼灸治療で
妊娠力をパワーアップ!!

に変わりました。
当院のモットーは、
「癒しの鍼灸治療」というのは、
カラダだけのメンテナンスではなくて、
不妊治療されている患者さんの
ストレスが少しでも減って、
穏やかな気持ちになれるように
したいと思っております。

それと、現在、どれだけの患者さんが
妊娠され不妊治療を卒業できたか
わかるように、キャッチコピーの下に、
人数をカウントできるようにしました。

院長ご挨拶のページでは、
当院の安田先生と山崎先生の写真と
プロフィールを載せました。

二人の先生とも、治療家として実力が
ついたので、みなさんにご紹介すること
にしました。

それから、私の写真も新しくしました。
最近撮ってもらったものです。
ちょっと年をくってしまいましたね。
以前の写真は、もう6年~7年前ですから。
そりゃちょっと老けるはずです。

暇つぶしに、院長ご挨拶のページも
覗いてみてください。

Omura


2017年2月23日 blog 0

3月の無料カウンセリング

2017年3月の
無料カウンセリングの日程

1人で悩んでないで、良かったら不妊治療に関して
悩んでいることがあったり
疑問に思っていることがあったら、
当院に来られてみてはいかがですか?

今思っている疑問や問題の糸口が
みつかるかもしれません。

 3月 8日(水) 担当/大村

               11日(土・祝) 担当/大村or安田

     22日(水) 担当/大村

     25日(土) 担当/大村or山崎 

午後1時~1時30分
(各時間、お一人、または一組)
(担当は変わることがございます。ご了承ください。)

病院でいろいろ検査をしたけれど、
特に問題はないと診断されても、なかなか妊娠できない。
タイミング療法を経て、人工授精、そして体外受精まで
ステップアップしたのに妊娠できない。

妊娠したけれど、流産をくりかえす。

二人目がなかなか授からない・・・など。

東洋医学的に見て原因や問題が
解決できるかもしれません。

当院ではなかなか妊娠できなかった人たちが、
今までに 1193組 がママ・パパになられています。

●東洋医学的に見て不妊原因はどのタイプに属するのか
診断いたします。
また、その解決方法のアドバイスもいたします。

●鍼灸治療はどのようにするのか、当院の治療の方法も
ご説明いたします。

●その他、不妊治療で疑問に思っていることなどがありましたら
ご相談ください。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、
個別無料カウンセリングご希望の方は、

当院に電話でご連絡ください。
電話 0752412101

もし一人で悩んでおられるのなら、気軽にご相談ください。
少しはお力添えできると信じております。

Omura


2017年2月23日 blog 0

45歳6ヵ月で自然妊娠 ⑤

Mさんが当院に来られたのは、
2015年10月の末でした。
44歳になられていました。
足立病院生殖内分泌医療センターに
置いてある、「ふっくら」という
未妊サポート情報誌を見てご連絡を
いただきました。

Mさんは2010年くらいから、同病院に
通院されていたのですが、
「ふっくら」のことを知らなかったようです。
病院の受付の後ろ側の棚に10号まで
バックナンバーがありますので、
足立病院の生殖内分泌医療センターに
通院されている人は、一度ご覧になってください。

当院のホームページでも、
PDFファイルにしています。
ホームページの左下に2号~10号まで
見ることができますよ。

さて、Mさんが当院に治療に来られた時、
初診の治療が終わって、すぐに次の予約を
取られました。

「先生の鍼灸院をもっと早く知っていれば・・・」と
言われたのが印象的でした。

Mさん(当時44歳)の病院での治療経過や
カラダの状態は・・・

タイミング10回以上、人工授精10回くらい、
胚移植は12回。
採卵して受精卵は胚盤胞にはなるようです。
一度陽性反応は出たものの、すぐに流産。
血液検査のホルモン値の問題は特になし。
卵巣は片方しかないので、採卵できる数も少ない。
病院では、着床しにくい状態になっているとも
言われたようです。
ご主人の精子に問題はありませんでした。

最初のころはクロミッドで4~5個の卵胞が
育っていたのですが、当院に来られる頃には、
2~3個に減ってきていました。

私の診断は、腎陰虚、瘀血(おけつ)、
気血両虚・・・など。

年齢的に44歳ということもあり、
生殖機能が低下して、質の良い卵子を
作ることができない。

瘀血がとにかくいっぱいあって、舌の裏の
血管は紫色の黒っぽい感じです。
舌の表面はテカテカしていているのに、
ひび割れている。
裂紋(れつもん)といって、干からびた状態。
舌の表面が砂漠のような状態です。

生理も3日で終わってしまい続かない。
カラダを潤す陰陽の陰の力も血液量も少ない。
だから妊娠に至らない・・・と思いました。

いろんな症状があり過ぎて、どこから治療すれば
いいのやら・・・。
Mさんには、
「すぐに妊娠するとは思わないでくださいよ」
「ちょっとカラダをメンテナンスするのに、
時間をくださいね」・・・と言いました。

1回目 
生理から3日目、フェマーラ1錠を
5日間服用して採卵する予定でした。
下肢の冷えはけっこうありました。
Mさんが書いてくれた文章の中に、
「大村先生から冷え症だね」・・・と言われたと
書いてありましたが、そのことです。

Mさんはいつも上半身が火照っているので、
暑がりだと思っていたようです。
確かに上半身はね。でも、下半身は確かに冷えが
きつかったのです。

初診なので、三陰交と関元に鍼をしました。

Mさんは「えっ! もう鍼をしたんですか」
と言われました。

当院の鍼は、全然痛くないですよ。
体験するとわかると思うけど、
あっという間に鍼を数本します。
たくさんしませんよ。

2回目は・・・

Mさんのお話は、次が最終回です。

to be continued
Omura