Posts By: yamo


2016年11月1日 blog 0

やっと妊娠できましたNo.16

先ずは、鍼灸でアトピーの治療しながら、
妊娠体質づくりをしましょう

Tさん(41歳)は2016年4月末に
当院に来られれました。
もう、ゴールデンウィークに入っていましたが、
午前中だけ診察させてもらっていたので、
うまく時間が合ったようでした。

ご紹介いただいたのは、高雄病院の橋本先生
橋本先生のところには、アトピーの治療で行っていた
ようです。
不妊治療をしていることを先生に言ったようで、
それならば、烏丸御池鍼灸院に行ってみたら・・・と、
勧めていただいたのが当院に来られるきっかけでした。

橋本先生からはときどき、患者さんをご紹介
いただいています。
こちらも、漢方に興味がある患者さんをご紹介
させてもらっています。

鍼灸と漢方は治療の方法は違いますが、
診断方法は一緒です。東洋医学ですからね。
橋本先生のところに行って診察を受けられると、
後日、ご紹介した患者さんの「証」と「治法」を
送ってくれます。

例えば肝気鬱結とか、気滞とか、腎虚とか・・・
症状がこんな感じだったので、こんな漢方を
処方しましたと書いてあります。

その処方に合わせて、鍼灸のツボを選んで
治療することも多くあります。
漢方と鍼灸の連携が取れているので、
なかなか妊娠できなかった患者さんも
鍼灸と漢方治療で、300人~400人くらいは
不妊治療を卒業されていると思います。

漢方をご紹介させてもらって、橋本先生の診察を
受けられた患者さんは、みんな口をそろえるように、
「とっても親切に診察してもらいました」
「やさしい感じの先生でした」など、
皆さんの診察後の評価は上々です。

それに、「すっごく安かったと思います」とも
言われます。
橋本先生をご紹介する時に、
「保険が使えるからきっと思ったより安いと思うよ」
・・・と言っています。

意外と、漢方に保険が適用されていると
知らない方が多いように思います。

薬店や薬局だと保険は使えないところが多くて、
不妊治療されている患者さんで、
毎月1万円~5万円くらい払っている方も
多いのではないでしょうか?
ちょっとお財布に厳しいですね。

・・・と、言っても当院も自由診療で
保険診療してないので、決して安くはありません。
ごめんなさい。
開業して7年目に入っていますが、一応、
値上げはしておりません。
(消費税分だけは、値上げしました)

たぶん、漢方を処方している病院だと、1ヵ月
1000円~3000円くらい。高くても、
5000円くらいで済むと思いますよ。

さて、Tさん(41歳)は
不妊治療専門クリニックには約半年ほど、
通院されていました。
(2015年10月~)。

採卵して受精するけれど、胚移植できない。
要するに、受精卵の質が悪くて、胚移植まで
辿り着けない・・・と言うことでした。

Tさんの初診の時に、私はこう言いました。
「先ずは、鍼灸でアトピーの治療しながら、
妊娠体質づくりをしましょう」・・・と。

At last I was able to become pregnant No16-1

More than 1175 patients get pregnant
Infertility treatment specialist
karasumaoike Acupuncture’s salon in Kyoto

to be continued

Omura


2016年11月1日 blog 0

11月の無料カウンセリング

2016年11月の無料カウンセリングの日程

1人で悩んでないで、良かったら不妊治療に関して
悩んでいることがあったり
疑問に思っていることがあったら、
当院に来られてみてはいかがですか?

今思っている疑問や問題の糸口が
みつかるかもしれません。

 11月 9日(水) 担当/大村

               12日(土) 担当/安田

    23日(水・祝) 担当/大村

    26日(土) 担当/山崎 

午後1時~1時30分
(各時間、お一人、または一組)
(担当は変わることがございます。ご了承ください。)

病院でいろいろ検査をしたけれど、
特に問題はないと診断されてもなかなか妊娠できない。
タイミング療法を経て、人工授精、そして体外受精まで
ステップアップしたのに妊娠できない。

東洋医学的に見て原因や問題が
解決できるかもしれません。

当院ではなかなか妊娠できなかった人たちが、
今までに 1176組 がパパ・ママになられています。
(ホームページの人数を改定して957組になっていますが、
その後も妊娠された方が増えましたので、現在は1176組です)

●東洋医学的に見て不妊原因はどのタイプに属するのか
診断いたします。
また、その解決方法のアドバイスもいたします。

●鍼灸治療はどのようにするのか、当院の治療の方法も
ご説明いたします。

●その他、不妊治療で疑問に思っていることなどがありましたら
ご相談ください。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、
個別無料カウンセリングご希望の方は、

当院に電話でご連絡ください。
電話 0752412101

もし一人で悩んでおられるのなら、気軽にご相談ください。
少しはお力添えできると信じております。

Omura


2016年10月28日 blog 0

薬膳を楽しもうNo.20

陰虚の人に良い食材

東洋医学の言葉に「甘酸化陰」というのが
あります。
これは、甘味と酸味の食材は、陰を作るという
意味で、陰虚の人は陰の気が足りないから、
陰を補わなければならないんです。
だから甘味と酸味の食材は、陰虚の人に良いんですよ。

陰虚の人は陰と陽のバランスが悪くなって、
陽が強くなるから、ほてりやのどが渇く・・・などの
症状が出ます。
水分はこまめに取った方がいいですよ。

水分補給は水をこまめに取ることも大事ですが、
瑞々しい果物や野菜で水分を補給すると、
陰虚の症状が改善されます。

ぶどう、梨、みかん、トマト、レモン、
スイカ、ライチ、メロンなど。
思い浮かべるだけで、口の中が唾液で
潤いますね。

陰虚の方は、余分な熱があるので、
平性の食材にプラスして、涼性や寒性のカラダの
余分な熱を冷ます食材も良いです。

はまぐり、あわび、ホタテ、れんこん、百合根、
豆腐、黒米、豚肉、鴨肉、すっぽん・・・など。

ネバネバ食材もいいです。
山芋、白きくらげ、ジュンサイ、オクラなど。

調理法は、瑞々しい野菜は生でもいいと思います。
蒸した調理法だと、食材の水分を逃さないので、
蒸し料理もいいですね。

脂っこいものを食べすぎると、発汗の作用悪くなり、
ほてりを強くしてしまいます。
味付けはあっさりと。
これは、痰湿のタイプの人にも言えます。

肉や海の幸など、野菜と一緒にスープにすると、
水分補給もできるし、食べやすいです。

陰液は夜に作られる・・・とも言われて、
しっかりと睡眠をとることが大事です。
夜更かしはやめた方がいいですよ。
成長ホルモンの分泌も、夜中に多く
分泌されますよね。

お茶も水分補給にはいいですね。
ミント茶、ほうじ茶、西洋人参茶、
緑茶、菊花茶、チャイとかロイヤルミルクティーとか、
ミルクを使ったお茶もいいですよ。

それと、陰虚の人はなるべく
スパイシーなものを食べ過ぎないようにね。
からし、コショウ、唐辛子、七味、山椒などの
香辛料は確かにカラダを温めてくれるのですが、
潤いを奪ってしまいます。
でも、スパイスって食をそそりますよね。
だから、なるべく控えめにとか、量を少なくするとか、
スパイシーなものを食べる機会を少なくするとか、
ご自身で調節してみてください。

次は、痰湿の人に良い食材をご紹介しましょう。

Omura


2016年10月28日 blog 0

生姜をいただいた

近所の人から、生姜のおすそわけを
してもらいました。
やっぱり、生姜は身体を温める食材の
代表格!!

早いもので11月に入ろうとしています。
気温も下がり肌寒い毎日になって
秋らしくなってきました。

先日、所用で実家に帰りました。
私の実家は京都府北部にある小さな町にあります。
地元は京都府でも日本海側なので、
京都市内よりも気温も低く肌寒く感じました。
田舎によくある光景ですが、ご近所さん同士で
野菜や魚などのおすそわけをすることがよくあります。

先日の帰省の際、親戚やご近所さんから%e3%81%97%e3%82%87%e3%81%86%e3%81%8c
おすそわけがありました。
毎回いろんな物をもらうのですが、
“ 生姜 ” をたくさんいただきました。

これまでも、カラダを温める食材などの
紹介は、大村先生の
「薬膳をたのしもう」のコーナーで、
紹介されたと思いますが、生姜をたくさん
頂いたので、今回は“ 生姜 ”について
書こうと思います。

生姜は漢方にも用いられており、
私が中国に留学していたときも様々な
料理に用いられていました。

生姜は一般的に身体を温める効果がある事は
よく知られています。
しかし、生姜はこれ以外でも多くの
効能と効果があるのです。

生姜には血行が良くなる成分が入っており、
それによって体温を高めて代謝も促進して
くれるため、ダイエット効果もみられます。

ただ、ほてりのあるような陰虚タイプの方には、
摂取すると更にほてることもあるので、
時には控えることも必要になります。

また、血流を良くしてくれる生姜ですが、
発汗作用があるために体熱がうばわれ、
食べ過ぎると逆に身体を冷やすこともあるので、
冷え性の方には注意が必要です。

そのためには、食べる際に少し加熱するのも
良いのではないでしょうか。
ただ風邪で発熱がある場合には、生の生姜を
すりおろして蜂蜜やレモンと一緒にお湯でわって
飲むと発汗作用で解熱させるには良いようです。
家庭の昔ながらの知恵ですね。

その他には、免疫力を向上、胃腸の働きを
活発にしての消化吸収の向上、鎮痛作用、
抗炎症作用、めまいや耳鳴りの予防、
アンチエイジング、うつ病予防など多くの
効果や効能があるのです。

また、吐き気を止める効果もあるようなので、
妊娠されて、つわりがきつい方には
生姜のしぼり汁を摂取すると、気持ち悪さも
軽減するかもしれません。

このように生姜には多くの効果や効能
があります。
食事の時に料理に少し加えられるのも
いいと思います。

日本では食材として用いられる生姜ですが、
中国では漢方として良く使われる物なので
摂取量はほどほどに。
ちなみに、漢方の約6割くらいに、
生姜が含まれています。

写真は実家で、おすそわけしてもらった生姜です。
スーパーで買うより大きく不格好で売り物には
なりませんが、味は大差なかったですよ。

山崎ブログNo.16


2016年10月26日 blog 0

最上稲荷に行ってみた~。

本当は、お遍路の旅の続きで、
高知県の室戸岬を訪れる予定だったのですが、
気分で予定を変更。

旅は道づれ世は情け・・・と言いますが、img_20161024_105901
良い言葉ですね。
旅をするとき道連れがいると、心強いです。
世の中を渡っていくには、人情をもって
仲良くやっていくことが大切だよ・・・と、
昔の人は思っていたんでしょうね。

ときどき気分転換に旅に出ます。
今回は、
日本三大稲荷のひとつと聞いていたので、
行ってみた。

・・・で、行ったのは、岡山県にある
最上稲荷。
ブログで最上稲荷を紹介しようと思って、

日本三大稲荷を調べてみると・・・。

全国のお稲荷さんの主張と言うか、
各地方で日本三大稲荷は違うようでした。

稲荷大社の総本山は、京都の伏見稲荷なので、
ここは外すことができません。
伏見稲荷は、外国人観光客の観光スポットとして、
大人気ですね。img_20161024_115941

さて、日本三大稲荷ですが、
伏見稲荷と
最上稲荷(岡山県岡山市)、
祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)

伏見稲荷と
祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)、
豊川稲荷(愛知県豊川市)、

・・・だったり、
笠間稲荷(茨城県笠間市)、
竹駒神社(宮城県岩沼市)、
千代保稲荷(岐阜県海津市)、
瓢箪山稲荷、(大阪府東大阪市)
草戸稲荷、(広島県福山市)なども
名を連ねていて、地域によって、
日本三大稲荷はいろいろと違うようです。img_20161024_115624

はっきりしないような・・・なんですが、
でも、あえてここが日本三大稲荷~!!!
と決めない方が、いいのかもしれません。

写真は岡山県の最上稲荷。
岡山駅からJR桃太郎千線(10番線)に
乗り換えて、備中高松駅まで約20分。
各駅停車で、各駅に停車する前の音楽は、
「桃太郎」でした。

「桃太郎さん、桃太郎さん、チャラララン~」
ってな感じ。
ローカル線ならではのワンマンカー。
スピードも普段乗っている普通電車より、
遅いような気もしました。

秋の紅葉まで、まだ間がありそうで、
小さな山々の緑はとっても目にやさくし
入ってきます。
快晴で空色の青。白いうろこ雲の行列が
まるで大小の魚たちが空を泳いでいるようでした。
・・・なんてね。

備中高松に到着。
駅前にタクシーが2台、お客を待っていました。
すぐさま乗り込んで、約10分ほどで
最上稲荷の境内の入り口まで到着。
運転手さんとの世間話も楽しい。
岡山弁も耳に心地いい。
料金は1300円くらい。

本殿のしめ縄は、出雲大社級というか、
かなりでかい。大きい。荘厳。
圧倒されました。

何か、思っていたより立派な稲荷大社でした。
賽銭を入れて、二礼二拍手一礼。
二礼をして手をパンパンとして、礼をしてと、
一連の動きをこなす・・・かな。

願いは・・・、
不妊治療の治療所をさせてもらっているので、
多くの人の願いが叶いますように・・・
でしょうか。

余り自分のことはお願いしない。
お願いするとしたら、健康で年取りますように
ぐらい。
欲が無いと言ったらウソになるけど、
大金持ちになりたいとも思わない。
まあまあとか、そこそこでいい。
あの世に持っていけないから・・・と
思っているから。

宝くじ当たったら、人間変わるかもしれない
ですね。良くある話です。
当たったことないから、
ん~、どうかな。

帰りはタクシーを呼ばないと帰れないような・・・。
バスはあるようですが、かなり本数が少ないと、
受付の巫女さんが言ってました。

吉備の国を旅行するなら、
観光スポットのひとつにされてもいいのではと
思います。

今や大女流作家の林真理子さん。
コピーライターを経て、出したエッセイ集
「ルンルンを買ってお家に帰ろう」がベストセラーに。
『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞受賞。
押しも押されぬ大作家なわけですが、
彼女が作家デビューしたころだったと記憶していますが、
たぶん女性雑誌かな・・・?
彼女が旅のエッセイを書いていて、
タイトルがユニークだったこともあって、
時折、読んでいました。

タイトルは、
「旅は靴づれ」だったと思います。
な~るほど。旅は靴づれかぁ~。
歩いて、靴ずれするほどいろんな名所を巡るのも、
旅の本来の醍醐味かも・・・。
バスツアーとかレンタカーツアーとか、
便利だけどさ。

旅先の美味しいものを食べて、
カラダにいい気をめぐらして、
気分転換。

不妊治療が思ったように進まずに、
気分も停滞している人も多くおられると思います。
ストレス発散に旅はいかがでしょう。
次のチャレンジができるといいですね。

Omura