2016年4月4日 blog 0

ベストな方法って・・・?

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お酒を飲むひと、飲まないひと。

日本酒を飲むひと、飲まないひと。

そして、ワインを飲むひと、飲まないひと。

様々です。

瓶ビールは王冠で栓がされているし、ワインはコルクで
栓がされている。そんな認識の方が多いかもしれません。
瓶ビールは今でも王冠が主流ですが、実はワインの栓には
いろいろ試行錯誤や研究がくわえられ続けている
ということが事実らしいです!

実際、お店に行くとコルクではなくスクリューキャップの
手で開けられるタイプの栓が増えています。
2~3年のうちに開けて飲むものならどの栓を使っていても
大して味に変わりはないという意見もあります。

ではなぜワインの栓はコルクではないスクリューキャップ
のものが増えたのでしょう.。

ワインの中には、栓を開ける前にダメになってしまう
ものがあって、それをブショネ(Bouchonne)と言います。

ブショネになるのは、コルクが原因の事が多いようで、
ブショネを防ぐためにスクリューキャップのものが増えたみたいです。
コストなどほかの要因もありそうですが、そのおかげで
ブショネもだいぶ減っています。

しかし天然のコルクを使うということにも利点があり、
コルクのある程度の酸素透過性(酸素が出入りすることができる)により、
長期熟成するときには良いワインが出来るとも言われます。

白や赤やブドウの品種の要因もあるけれど・・・。
天然コルクが良い場合もあれば、スクリューキャップが
良い場合もあるということですね。

自然、天然のものに利点があるように、加工されたり人工で
つくられたりしたものにも利点がある。

なんだか治療にも似たようなところがうかがえるような気がします。
薬を使わないで出てきた卵子が強いと言われますが、
薬を使えば悪い卵子しか出ないということでもない。
AMH(アンチ・ミュラーリアン・ホルモン)
(簡単に言うと卵巣年齢をはかる数値)や
年齢、治療されている段階や状況によって
ベストな方法にめぐりあう。
それが大事なことのような気がします。

安田No.10


2016年4月1日 blog 0

AMH検査 0.1以下・・・凍結できた②

Kさんが当院に来られたのは2015年の2月でした。
当時、38歳。
ショート法で採卵に臨んだものの、出てきた卵胞は
1個だけでした。
顕微授精で授精させたけど、変性卵で胚移植できず。

クロミッドとhmgの注射の組み合わせで出てきた卵胞は
2個。この時は都合がつかず、採卵できなかったようでした。

身体の症状は冷え症。特に足が冷えるということ。
浮腫みもつきく、水毒の症状
舌の状態をみると瘀血(血の濁り)は多く、瘀血症(おけつしょう)
もありました。
生理周期は21日~28日と定まらず、比較的短めです。
生理周期や排卵が早すぎるのは気虚のタイプの人に
多くみられる症状です。

初診の日は生理が始まって4日目でした。
当院に来られる前に1回だけ他院に行って鍼治療の経験は
あるとのことでした。
ですが、治療所によって使う鍼や治療方法が違うので、
どんな鍼をを使って、どのように治療するかを説明してから、
鍼を1本しました。
この日使用した鍼の数は4本。

1週間後にもう一度治療に来ていただきました。
病院での診察は生理から9日目。E2の数値は8→20くらいに
増えているもののまだ不足。
プレマリン1錠/日を5日間足されました。

2回目の鍼治療の翌日、生理から12日目の診察。
右の卵巣に12ミリ、9ミリ、6ミリと3つ出てきました。
但しE2は358.5で、不足気味。

13日目に3回目の鍼灸治療。
お灸とスーパーライザーも使い卵胞の育ちを良くする治療を
しました。

14日目の診察で、16ミリ、15ミリ、9ミリ、6ミリと
卵胞の数は4つに増えましたが、採卵できそうなのは2個でした。
16日目、21ミリと20ミリの卵胞を採卵し授精させたが・・・
1個は授精せず。1個は未成熟卵だったので培養して授精させたが
授精せず。

卵胞もいい感じで育ってはいたのですが、まだ治療回数も3回ですし、
できれば3ヵ月後くらいから身体の変化が出てくるので、
それまで、しばらく頑張ってください・・・とお願いしました。

病院ではプラノバールを2週間処方されることになり、
子宮にポリープがあるかもしれないということで、
次の周期に子宮鏡検査をすることになったのですが・・・。

Omura


2016年3月31日 blog 0

薬膳を楽しもうNo.4 菜の花

菜の花

味は辛、苦。
性質は温性。
帰経は肝、肺、脾。
効能は
活血化瘀(かっけつかお)と言って、気血を巡らせ、
瘀血(おけつ)を治し血液をキレイにします。

菜の花はビタミンA、B1、C、鉄分が豊富です。菜の花
春の野菜は苦みを持ったものが多いですね。
冬の間停滞していた胃腸の働きを、苦み成分で胃腸の活動を
活発化してくれます。

免疫力を高め、風邪の予防にもなります。
消腫の効能があり、ニキビや吹き出物など、肌のトラブル解消に
一役買ってくれます。

植物繊維も豊富で、便秘解消に効果があります。
酢を加えると酸っぱさと苦みの効果で整腸作用も期待できます。
菜の花を食するには甘みも加えた方がいいですね。
酸っぱい味、苦み、甘味の組み合わせのバランスで
食材の味を引き立てます。

市販されている菜の花で蕾が少ないものがありますが、
蕾にも栄養が多くあるので、購入される際は蕾の少し多めのものを
選ぶとお得ですね。

先日、居酒屋で「菜の花のからし味噌和え」をいただきました。
鼻にツンとからしの香りが味噌の優しい味と上がってきて、
春だなぁ~と感じました。

春野菜は苦みが多いですね。
東洋医学でいう五味と五臓六腑の関係でいうと、
苦みのある食べ物が食べたくなるのは五臓六腑の「心」疲れている
ことが多かったり、一緒に酸っぱいものが欲しいときは「肝」
疲れて、酸っぱい成分を体が要求しているからだと考えます。
「心」も「肝」も精神的なストレスに影響を受けやすい
五臓なのです。

春から夏にかけての五月病と言われる、
「何だか心が落ち着かなく、憂鬱感を感じやすい季節」には
苦み成分の多い春野菜が体調を整えるのに一役買ってくれるのです。
ストレスや憂鬱を感じやすい季節に苦みの多い春野菜が
大地から芽を吹いて、私たちの食卓並ぶのは一種の連鎖のようで、
偶然ではないように思います。

大地の恵みと体の健康はつながっているということだろうか。

ただ、食べ過ぎると反対に「心」と「肝」を傷つけてしまい
逆効果です。
ほどほど食するのが身体にとって一番良い方法ですね。

そう言えば、「菜の花のからし味噌和え」をいただいた翌日は、
目覚めも良く何か気分がスッキリしていたように思います。
そうそう、先日、那覇に行ってて、居酒屋で
「宮古島のぜんまいのサッと湯がいたもの」を食べました。
普段食べているのと、ちょっと形が違うように思いました。
やっぱりちょっと苦くて、少しこりこりとした食感。
泡盛がすすんでしまいました。

いつも患者さんに「何でもほどほどがいいよ」と言っている手前、
ほどほどに・・・いただきましたよ???
・・・と書いておきましょう。

Omura


2016年3月31日 blog 0

4月の無料カウンセリング ご予約状況

2016年4月の無料カウンセリングのご予約状況

● 4月 6日(水) 担当/大村

    9日(土) 担当/山崎

    20日(水) 担当/大村

    23日(土) 担当/安田

午後1時~1時30分
(各時間、お一人、または一組)

(担当は変わることがございます。ご了承ください。)

東洋医学的に見て原因や問題が解決できるかもしれません。

当院ではなかなか妊娠できなかった人たちが、
今までに 1134名 が妊娠されています。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、
個別無料カウンセリングご希望の方は、
当院に電話でご連絡ください。
電話 0752412101

Omura


2016年3月29日 blog 0

つくし おかずの一品くらいなら・・・

山崎先生がつくしの話を書いてくれたので、
つくしの栄養価についてちょっと書きたいと思います。

春の山菜は苦みが多くその利点もあるのですが、
アクも強いですね。
余り食べ過ぎないことが肝心。

・・・というのも、つくしはアルカロイドを多く含むので、
たくさん食べない方がいいのです。

つくしにはカロテンが多く含まれます。
これは、ブロッコリーやオクラ、芽キャベツよりも多く含んでいます。
へぇ~、ブロッコリーよりも多いとは・・・。
私も知りませんでした。

抗酸化作用が強いビタミンEは野菜の中ではトップクラス
多さです。
100グラム当たり、3.5ミリグラムほどです。
バジルと同じくらいで、第7位くらい。

ナンバーワンは落花生の7.6ミリグラム。
第2位はモロヘイヤの6.6ミリグラム。
第3位は西洋かぼちゃの5.1ミリグラム。
続いて、赤ピーマン、シソ、大根の葉と続き
つくしやバジルなど・・・。

抗酸化作用・・・って、
細胞の酸化を防ぎ、老化の速度を遅くすると言われています。
アンチエイジングにはとっても大切なビタミンE。
ビタミンCと摂取することで、過酸化脂質の生成を抑え、
シミ対策になりますね。

また、毛細血管の弾力をつけてくれて、血流を促すので、
血液を抹消まで運んでくれます。
子宮や卵巣にも末梢血管がいっぱい張り巡らされているので、
子宮内膜や卵胞の質を向上させてくれるのに役立つと思います。

コレステロールを減らしてくれる効果もあるようで、
動脈硬化の予防にもつながります。

抹消まで血液が運ばれるということは、冷え症や肩こりにも
良いですね。

ただし、つくしはいっぱい食べ過ぎないでくださいよ。
春の食卓の一品程度で、普段は野菜を美味しく、バランスよく摂取することが
長続きの秘訣かもだと思います。

ん~、つくしじゃなくて何かブロッコリーが食べたくなってきた。
かぼちゃも、赤ピーマンも・・・。1459237783701
今夜の一品にレンジで温野菜でもいただくとするか。

写真は全然関係ないけど、現在制作中のやちむんの器。

黒っぽいけど、白土なんですよ。
ろくろを引いて、翌週に削って形を整えたところ。
乾燥させて、一度素焼き。
その後、色を吹いたりつけたりして、本焼きでできあがり。
さて、どんな色にしようか?
何を食材に盛ってみようか・・・?

100円均一で買った方が安くてキレイだし、使い勝手もいい。
世界に一つだけの器は自己満足ですね。

Omura


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