2016年1月15日 blog 0

やっと妊娠できましたNo.8

妊娠のスイッチが入るときがある

まだ、やっと妊娠できましたNo.7をご紹介している最中ですが、
忘れないうちにと思って、No.8のケースをご紹介します。
昨年2015年、12月にカウンセリングに来られた
Mさん(28歳)のお話です。

Mさんはご結婚されて2年。1年間は避妊されていたようです。
子作りをはじめてなかなか妊娠しないので専門クリニックで
タイミング指導され、6回ほどチャレンジしたけれど妊娠に
いたりませんでした。

そろそろ子作りを初めて1年になるし、
次は人工授精にチャレンジする前のときに当院の無料カウンセリングに
来られました。

フーナーテストも優・良・可・不可の可で、妊娠可能といわれたものの、
妊娠できないのは他に問題があるからでしょうね。

私のMさんの診断は腎陰虚。脾虚もありました。
消化吸収能力が低下して、血を作る能力が弱まっているのに加えて、
体の陰と陽のバランスが崩れて下半身は冷えるけど上半身は
火照っている状態。
下肢のむくみもありました。

排卵して受精し、受精卵が子宮の中まで届いているのに
子宮の中の血行が悪くて冷えていて着床しにくかったのではと思います。
・・・とMさんに伝えました。

当院に来られる患者さんの98%くらいは鍼灸治療の経験など
無い方ばかりです。
Mさんも鍼灸の経験が無かったのですが、丁度タイミングをされて
3日後でしたので、
「良かったら、明日か明後日に治療にこられてみては」と言いました。

それは、受精卵が子宮に移動する前なので、その前に子宮の中の
血行を良くするようにするためです。
Mさんの時間の都合がついたので、翌日、人生初めての鍼灸治療に
チャレンジされました。

鍼の説明をして、1本、足に鍼をしました。
「どうですか・・・?痛くないでしょ。」
「えっ!!もう鍼をしたんですか???」とMさん。
そして3か所鍼をしました。

治療後、Mさんは「何か体がポカポカします」と言って下さいました。
子宮を温めて高温期を持続させる治療をしたからです。

「妊娠のスイッチが入るときがあるんだよ」とMさんに言いました。
タイミング後に1回、治療させていただいて妊娠されました。
やはり、もし鍼灸治療するなら、年齢が若いことに越したことはないと思います。
経験的に治療期間が短くて済むからです。

Mさんは現在、流産予防の治療に来られています。

鍼は痛そうだし、怖いなぁ~と思っておられる人は
多くおられると思います。
そんなことないんですよ。鍼灸治療していると、血行が良くなって
体調も良くなりますよ。
それに、リラックスできると思います。

当院のスタッフもベテランですので、患者さんもいろいろと
相談できると思います。
鍼灸治療にチャレンジしてみようかな・・・と思っておられましたら、
無料カウンセリングに来られてみてはいかがですか。

今回ご紹介したMさんのようなケースは今まででもたくさんあります。
ただ、35歳くらいまでの方なら3ヵ月~6ヵ月が
治療の目安になると思います。

Omura


2016年1月14日 blog 0

小豆と栗ごはん

前回のブログで、当院の太田先生が小豆粥のご紹介をしていたので、b690908a3a5e97a039af12190c6eebcd_m
もう少し小豆の話をしたいと思います。

小豆

にはいろんな栄養素が詰まっているということでしたね。
薬膳的には、甘酸といってちょっと甘酸っぱい味の部類になります。
五性といって、体を温めるのか冷ますのかの性質と言えば、
平性で、どちらでもないという性質です。

ですが、料理して熱を加えることによって体を温める効果を
発揮します。
小豆には利尿作用があって、おしっこを出してくれたりして、
顔や足のむくみを改善してくれます。
これは小豆にカリウムが多く含まれているからですね。

薬膳や漢方で大昔の人はカリウムなんていうミネラルのことなど
知らなかったのでしょうが、経験的にむくみを取ってくれる食材だという
ことを学んできたんでしょう。

あとは下痢を止めたり、お腹の膨満感にもいいです。
催乳作用と言って、お乳の出が悪い人はお乳が出やすくなります。
解毒作用もあり、アルコールを飲んだ後や次の日に小豆粥など良いでしょう。
それに植物繊維も多く含まれているので、便秘にもいいですよ。

は益胃(えきい)、健脾(けんぴ)と言って、
胃を丈夫にして消化吸収をスムーズにしてくれます。
消化吸収がスムーズになると栄養が効率よく吸収されて。
元気が増えていきます。

また、補腎(ほじん)といって、元気の素を強くしてくれて、
生殖能力が向上します。

小豆と栗のパワーで胃腸すっきり、元気回復で疲れた体を
立て直してくれます。

もちろん、小豆と栗ごはんは、冷え症にはとっても良いですよ。

Omura


2016年1月14日 blog 0

1月の無料カウンセリング

2016年1月の無料カウンセリングの日程

無料カウンセリングのご予約をいただくことが多くなりましたので、
日程を少し増やしました。

1人で悩んでないで、良かったら治療に関して悩んでいることがあったり
疑問に思っていることがあったら、来られてみてはいかがですか?

今思っている疑問や問題の糸口がみつかるかもしれませんよ。
何もしないよりは、気分をリラックスさせるためだけにでも治療に来られてみたら
・・・と患者さんに良くお話します。
良かったら、気軽にご相談ください。

● 1月   16日(土) 担当/太田

      27日(水)、28日(木) 担当/大村

      30日(木) 担当/安田

午後1時~1時30分
(各時間、お一人、または一組)
(担当は変わることがございます。ご了承ください。)

病院でいろいろ検査をしたけれど、
特に問題はないと診断されてもなかなか妊娠できない。
タイミング療法を経て、人工授精、そして体外受精まで
ステップアップしたのに妊娠できない。
東洋医学的に見て原因や問題が解決できるかもしれません。
当院ではなかなか妊娠できなかった人たちが、
今までに 1118組 がパパ・ママになられています。
(ホームページの人数を改定して957組になっていますが、
その後も妊娠された方が増えましたので、現在は1118組です)

卵胞の質が悪い、子宮内膜症や子宮筋腫がある、生理周期が短い
または長過ぎる、生理痛がキツイ、仕事や不妊治療でストレスを感じている、
基礎体温が安定しない、いつも目が疲れていて肩や腰が凝っている、
食生活が不規則で質の良い睡眠がとれていない、
姿勢が悪いと言われる、股関節がズレていると言われたことがある、
冷え症がある、貧血気味である、または冷えのぼせがある、
痩せてなかなか太れない、又は不妊治療をはじめて5キロ以上太ってしまった・・・等々は
不妊の原因に関わってます。
鍼灸治療や股関節を正しい位置に戻してあげる整復で諸症状が改善し、
妊娠しやすい体質づくりができますよ。

当院の個別無料カウンセリングを受けて見られてはいかがですか?
その内容は、

●東洋医学的に見て不妊原因はどのタイプに属するのか
診断いたします。
また、その解決方法のアドバイスもいたします。

●鍼灸治療はどのようにするのか、当院の治療の方法も
ご説明いたします。

●その他、不妊治療で疑問に思っていることなどがありましたら
ご相談ください。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、
個別無料カウンセリングご希望の方は、

当院に電話でご連絡ください。
電話 0752412101

もし一人で悩んでおられるのなら、気軽にご相談ください。
少しはお力添えできると信じております。

Omura


2016年1月11日 blog 0

小正月に小豆粥はいかがでしょう

お正月、たくさんご馳走を食べたから少し太りました。
・・・とおっしゃる患者さんもいらっしゃいます。
でも年末はお掃除はあるし、お正月もご実家へ帰られて
台所に立ったりと、、ゆっくりはできなかったという方も
案外多いのではないでしょうか。。

元旦または元旦から1月7日までを大正月というのにたいして、
1月15日、または1月14日の日没から1月15日の日没のことを
小正月というそうです。

1月7日に七草粥を食べることは有名ですが、小正月に小豆粥を
いただくことはあまり知られていないように思います。
大正月が年神様を迎える行事なのに対して、小正月は豊作祈願や
家庭的な行事であるのが特徴だそうです。

大正月が男正月、小正月が女正月といい、小正月は年末から
大正月中に忙しく働いた女性をねぎらう意味もあります。
この小正月の朝に、一年中、病気をしないで過ごせるように
家族の健康を祈って、小豆粥をいただきます。
小豆の赤が生命を象徴する色(太陽、血、火)であり、
邪気をはらう意味があります。
元々は中国から伝わったものです。

小豆はビタミンB1,ビタミンB2、カリウム、カルシウム、
鉄分も豊富に含みます。
また、ポリフェノールも豊富で赤ワインをこえる含有量があるそうです。

小豆に含まれているポリフェノールには強い抗酸化力をもつ
カテキンや、メラニン色素の生成を抑制する美白作用が期待できる
アントシアニンが含まれています。
アントシアニンは血行促進作用もあります。
小豆は本当に女性の強い味方のような食材ですね。

小正月に小豆粥をいただくことなんて知ってる。
・・・という方もいらっしゃると思います。
でも実は私は、小正月に小豆粥をいただくという習わしは、知りませんでした。
ただ、子供の頃、母がこの時期にぜんざいを作って、食べさせてくれました。
今にして思うとぜんざいが小豆粥のかわりだったんだな。。と思いました。

少し長くなりましたが、、
年末からお正月にかけての労をねぎらって、
小正月に小豆粥はいかがでしょう。。
ちなみに、小豆粥に小さくしたお餅をいれるのもとても美味しいです。

大田 7


2016年1月11日 blog 0

やっと妊娠できましたNo.7-➁

代謝が悪いのに水分の取り過ぎで体の中が冷えて、

体の外が暑くなる

Sさん(43歳)が当院に来られたのは、2012年4月、
彼女が41歳のころでした。
当院のホームページをご覧になって、ご連絡いただきました。
妊娠の経験はありましたが、妊娠8週で心拍が出ず、
流産されたとのことでした。

当時は京都のAクリニックで顕微授精をされていて、
ご主人の精子に問題があって、顕微授精しか選択肢がなかったのです。

Sさんは視力回復の治療で鍼灸の経験が3か月ほどあったようで、
鍼灸治療に抵抗はあまりありませんでした。
ですが、不妊治療の鍼灸は初めてでしたから、鍼灸治療の経験が
有無ににかかわらず、初診時にどのように治療をすすめていくか
丁寧にご説明させていただきました。

Sさんは4月にクロミッドで3個採卵。そのうち2個授精しましたが、
分割停止になったようでした。
卵胞の成長が悪いので、不妊治療で鍼灸治療をしているところを探して、
当院に来ていただいたようでした。

初診は採卵後の高温期で、生理から21日目でした。
一週間くらいして生理が始まりました。
1日目からしっかり生理が始まったので驚かれました。
いつもしっかりと生理が始まらなかったし、生理の量も少なかったからでした。

高温期には高温期に合わせたツボを、その人に合わせて使うことで、
黄体ホルモンと卵胞ホルモンの分泌を促進させ、高温期をキープさせる
治療をします。
基本的な高温期の治療パターンはありますが、人それぞれ違うように、
少しずつ治療法も患者さんの体質や状況に合わせて治療いたします。

初診時にご希望の方は漢方のドクターも紹介もしています。
または、漢方の手助けが必要かなと・・・と思われる方にも
漢方のご紹介をさせていただいております。
漢方のクリニックですので、保険が使えますから、
1か月に2000円~3000円くらいで、高くても5000円くらい
でしょうか。

良く、月に20,000円とか30,000万円とか漢方とかサプリメントに
支払っておられる方をよくお見かけします。
不妊治療で漢方も保険が使えるので10分の1くらいの金額で、
漢方ドクターが診察してくれるということを知らない方も多く
おられるように思います。

Sさんに漢方の話をすると、是非行ってみたいということで、
高雄病院をご紹介させていただきました。
早速、Sさんは高雄病院の橋本先生の診察を受け、こんなことを
言われたようです。

「Sさんは代謝が悪いのに、水分のとり過ぎ」
「体の中か冷えてて、体の外が暑くなっている。だから火照るんですよ」
「だから体の中を温めて水分代謝をアップさせる漢方を出しましょう」
・・・と言われたようです。

私の診断も高雄病院の橋本先生と同じ意見でした。
Sさんは当時はベスト体重から10キロ以上は太っていたようです。
ですから、代謝を上げる鍼治療をして、体の中の余分な水分を出しやすく
するようにして、体の中を温めるツボを選んで治療しました。

3回目の鍼治療の時に、前回の治療から手足が温まって、よく寝ることが
できているということでした。
この日は生理から8日目で低温期の2回目の治療でした。

この周期はクロミッドを2錠、5日間のまれていて採卵の予定でした。
生理から10日目の診察で出てきた卵胞は22ミリ、21ミリ、19ミリの3個。
12日目の採卵になりました。

卵胞3つ採卵できたのですが・・・

Omura


PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com