2015年10月22日 blog 0

燥邪の季節です

れんこん燥邪(そうじゃ)の季節です

今の時期、エアコンを入れずに過ごせるいい季節ですね。
食欲がでてついつい食べ過ぎてしまうというお話も聞きます。
ただ、風邪をひいてしまいました。と言われる声もちらほら聞くようになりました。

夏は多湿の季節ですが、秋になって、空気はだんだん乾燥してきています。
外気の乾燥と体の中のうるおいの不足が重なり、外から侵入してくる
ウイルスなどからのバリアとなっている皮膚にも影響がでてきたりします。

肌が乾燥してくると、女性でしたらハンドクリームをぬったり、
化粧品も潤いをよりプラスしてくれるものにかえたりしますが、
体の内側からも潤し、温めることも大切です。

体の中からの潤いを増やすために、お茶や白湯などをこまめに飲むと良いと思います。
そして、食べ物はごぼうやりんご、れんこん、ごま、鶏がらのスープ、
はちみつなどがおすすめです。

れんこんは今特に、シャキシャキとしてとても美味しい時期ですね。
個人的にもれんこんは大好きです。
れんこんを使った料理で簡単でよく作るものを、紹介させていただきます。

①使うれんこんの半分の量をすりおろします。残りの半分は
粗くみじんぎりにします。万能ねぎは小口切りにショウガはすりおろします。

②鳥のひき肉とれんこんをまぜ合わせ(ひき肉とれんこんは同量)、
軽く塩をふり、先ほどのねぎとしょうがも加えます。そこに削り粉と
片栗粉も大匙1ずつほど加えよく混ぜあわせます。

③あとは、フライパンにスプーンでおとしてきれいな焼き色がつくまで、
両面を焼きます。

④器にしその葉と、おろし大根があればさらにおいしくなります。
ポン酢につけたり、味をかえたい時はマヨネーズでも美味しくいただけます。

大根おろししその葉は、東洋医学では「肺」によい味「辛味」として
知られています。れんこんとともに秋には体にもとても良い食材です。
(削り粉がない時は、私はヒガシマルうどんスープのもとを入れています)

よかったら、ためしてみてください。お弁当にもいれやすいと思います。

風邪をひいていると、体はまずは風邪を治す方に力がむきます。
卵胞を育てたり、移植の時期にできるだけ風邪をひかれないように、
秋の乾燥(東洋医学では、燥邪といいます)から体を守っていきたいですね。

風邪をひいてしまうと卵胞の育ちが遅くなったり、質が悪くなる可能性が
あります。
せっかく採卵して良い受精卵があったとしても、風邪をひいて体調が
すぐれないまま胚移植をしても、妊娠の可能性が低くなってしまいます。
治療の現場ではそのような傾向にあります。

当院では風邪を引いてしまった人の治療もしておりますので、
気軽にご相談ください。

もし、ご紹介した「れんこんと鶏ひき肉のつくね」
料理を作られたら、写真と感想などを当院にメールで送って下されば、
今後のブログの参考にしたいと思います。
宜しくお願いいたします。メールは下記をクリックして下さい。
または、ホームページの左下のアドレスをクリックして下さいね。

info@karasumaoike.com

太田No.5


2015年10月16日 blog 0

10月の無料カウンセリング

10月の無料カウンセリングの日程

無料カウンセリングのご予約をいただくことが多くなりましたので、
日程を少し増やしました。1人で悩んでないで、良かったら治療に関して悩んでいることがあったり
疑問に思っていることがあったら、来られてみてはいかがですか?

● 10月 21日(水)、22日(木)、23日(金) 担当/大村

      24日(土) 担当/山崎

午後1時~1時30分
(各時間、お一人、または一組)
(担当は変わることがございます。ご了承ください。)

病院でいろいろ検査をしたけれど、
特に問題はないと診断されてもなかなか妊娠できない。
タイミング療法を経て、人工授精、そして体外受精まで
ステップアップしたのに妊娠できない。
東洋医学的に見て原因や問題が解決できるかもしれません。
当院ではなかなか妊娠できなかった人たちが、
今までに 989組 がパパ・ママになられています。
(ホームページの人数を改定して957組になっていますが、
その後も妊娠された方が増えましたので、現在は989組です)

卵胞の質が悪い、子宮内膜症や子宮筋腫がある、生理周期が短い
または長過ぎる、生理痛がキツイ、仕事や不妊治療でストレスを感じている、
基礎体温が安定しない、いつも目が疲れていて肩や腰が凝っている、
食生活が不規則で質の良い睡眠がとれていない、
姿勢が悪いと言われる、股関節がズレていると言われたことがある、
冷え症がある、貧血気味である、または冷えのぼせがある、
痩せてなかなか太れない、又は不妊治療をはじめて5キロ以上太ってしまった・・・等々は
不妊の原因に関わってます。
鍼灸治療や股関節を正しい位置に戻してあげる整復で諸症状が改善し、
妊娠しやすい体質づくりができますよ。

当院の個別無料カウンセリングを受けて見られてはいかがですか?
その内容は、

●東洋医学的に見て不妊原因はどのタイプに属するのか
診断いたします。
また、その解決方法のアドバイスもいたします。

●鍼灸治療はどのようにするのか、当院の治療の方法も
ご説明いたします。

●その他、不妊治療で疑問に思っていることなどがありましたら
ご相談ください。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、
個別無料カウンセリングご希望の方は、

当院に電話でご連絡ください。
電話 0752412101

もし一人で悩んでおられるのなら、気軽にご相談ください。
少しはお力添えできると信じております。

Omura


2015年10月14日 blog 0

Tさん(43歳)のメール その②

Tさんから出産の報告のメールをいただいて返信しました。
大村:
ご出産おめでとうございます。
妊娠までの道のりは大変だったと思います。
素敵なママになってくださいね。
そして、不妊治療で困っている人がいたら、
鍼灸治療もいいよって教えてあげてください。
子育て楽しんでください。
大村
T:
こんにちは!
早々の返信、ありがとうございました。
烏丸御池鍼灸院のブログ、今でも愛読してます!
本当に、皆さんそれぞれ紆余曲折、色んな道のりを経て
妊娠・出産に至られるストーリーに、治療中はずっと励まされてきたものです…。
ちなみに、最近大村先生が紹介された『酢玉ねぎ』、作ってみたら
サイコーに便利で美味しいです!
私は主にパスタや、サラダのドレッシング代わりに乗せて食べてます。
子育ては、思ったより大変で、心身共にまだそれ程余裕はないですが、
でも何とか楽しんでやっていきたいと思ってます。
改めて、本当にお世話になりました!
ありがとうございます。
大村:
早速の返信ありがとうございました。
え~、まだブログ見てくださっているんですか?
酢たまねぎはさっぱりして良いですよね。
昨日、二人目を治療させていただき卒業された方も
ときどきブログ見てますよ~って言って下さいました。
Tさんのブログの一部もご紹介させて戴いて良いですか?
もちろん、名前はイニシャルにして、どの人かわからないようにします。
不妊治療で苦しんでいる人たちの参考や、
もう少し頑張ってみようかと元気を出してもらえるように
ご紹介したいのですが・・・。
良かったら、ご面倒ですが返信いただけますか。
大村
T:
こんばんは!
はい、モチロン、私ので良ければ掲載して下さい。
お役に立てるなら、幸いです。
これからも、ブログを楽しみにしてます!
スタッフの皆様にもよろしくお伝え下さい。
・・・とメールのやり取りがあって、Tさんのメールの一部をこのブログで
紹介させていただきました。
不妊治療で悩んでいて、どうしたらいいか頭の中がもやもやして、
こんがらがってしまうと、治療が先に進めなくなってしまう傾向にあります。
もう妊娠はあきらめていたけど、もう少し頑張ってみたら妊娠され、
赤ちゃんを授かることも良くある話です。
もう少し頑張ってみようと思われているなら、一度当院の無料カウンセリングに
来てみませんか。
Omura

2015年10月9日 blog 0

Tさん (43歳)のメール その①

先日、Kさん(42歳)のメールというタイトルでブログを書きました。
それから数日して、患者さんのSさんが・・・
「先生、Kさんのブログ読みましたよ」
「読んでいるうちに、何か泣けいてしまいました」
「Kさんも頑張ったんだな~と思い、少し勇気をもらいました」

「そう思っていただけたら、Kさんの話を紹介して良かった」
「今までにいろんな苦難を抱えた人の治療をさせてもらいましたが、
その人それぞれのストーリーがあるんだよね。でも、不妊治療の苦難を
乗り越えた人のお話は、本当の話なので現実味があると思うから
ときどき書くんだよね」

・・・なんて話をしていたその日にTさん(43歳)から
出産の報告メールが届きました。

大村先生を始め、スタッフの皆様、お元気でしょうか?
ご無沙汰しております〇〇です。

連絡が遅くなってしまいましたが、8月23日に2,956gの男の子を出産しました!
誕生日前のギリギリ42歳での初産で、何とか自然分娩が出来ました。

私の生活も性格もガラッと変わり、今は我が子はモチロン、
誰の子を見ても可愛い!
最近のお気に入りのテレビ番組は、月~金曜・10ch・毎晩18:57から放送
・スタジオアリス提供の1分間番組『めばえ』です。
その日に産まれた赤ちゃんと家族を紹介するこの番組…ご存知ですか?

育児に追われる日々の中、去年の今頃は…とよく考えます(特に授乳中)。
そしてその度に、「烏丸御池鍼灸院に巡り合って良かった!」と
しみじみ感じております。

もし巡り合ってなかったら…と考えると怖いです。
ひょっとしたら、まだ負のスパイラルの中にいてたかも知れません。

自分の体質も、体調を整える事の大切さも知る事が出来ましたし、
感謝しています。ありがとうございます!

この間、出産した病院へ1ヶ月健診に行って来て、主治医の先生に
「一人っ子は寂しいで。次は女の子! 頑張りやぁ~」と言っていただきました。
凍結してる受精卵もないので、今のところ自分でもどうしたいのか、
どうしたらいいのか分かりません。
でももし、万が一また二人目の子供を希望した時は、
大村先生を頼ってもいいですか…?

なので、先生、まだまだ引退はしないで下さいね。
本当にありがとうございました!

・・・という内容でした。
Tさんの出産は42歳と11カ月。
以前、烏丸御池鍼灸院のフォーチュン・スウィーツでご紹介した方です。
彼女が最初に当院に来られて、Tさんの体の状態を説明しても
なかなか理解してもらえなくて、ちょっと困ったことを思い出します。

自分の体の状態を知ることは、どんな治療が向いているのか、
どんな食べ物を食生活に取り入れれば良いのか・・・の参考になります。
鍼灸治療することも良いですが、自分でできることは自分の体質を変える
食べ物を食することも一理あります。
食べ物は薬だし薬膳です。食べることは生きること・・・と良く患者さんに
食生活の大切さをお話します。

Tさんは、基礎体温の低温期が高すぎて、舌の色が紅くなり舌の苔が少ない状態。
上半身は火照ってしまい熱いのですが、下半身は意外と冷えている。
血の濁りも、まあまありました。
ストレスもありました。

肝気鬱結、腎陰虚のタイプですね。

次回は、Tさんとのメールのやり取りを見て戴きましょう。

Omura


2015年10月2日 blog 0

Kさん(42歳)のメール

先日、Kさん(42歳)から、出産の報告メールがありました。
不妊治療を乗り越えて、ママになったKさんの心境が心に伝わってくる
内容でした。
Kさんも妊娠・出産までの道のりが紆余曲折、本当に大変だった方の
一人です。
ブログを見て戴いている方の一人でも、元気が湧いてくればと思い、
Kさんに承諾を得てご紹介することにしましょう。
ほぼ全文掲載しております。

大村先生

お忙しいのにお返事をいただきまして、ありがとうございます。
目に見えないような小さな卵から、こんなに複雑で立派な赤ちゃんに
育つなんて、やはり命は奇跡だと思いながら毎日授乳しています。
これから長い子育ての中では悩んだり疲れきったり、時には
投げ出したくなることもあると思いますが、赤ちゃんを授かりたいと
強く願った気持ち、妊娠中の喜びと不安、無事に授かった時の感動と
感謝の気持ちを忘れないで、楽しくやっていこうと思います。

先生がもう少し頑張ってくださるなんて…
とてもうれしいです!
でも、くれぐれもご自愛くださいね。
いつも負のパワーをめいっぱい吸収してくださっているのですから。

私のメールでよかったら、ぜひ使ってください。
私もよくブログを読んで、大変な状況の方が無事に妊娠されたり
出産されたりしているのを知って、まだ可能性はあるかも… と
励まされました。
わずかでもお役に立てたら幸いです。

・・・と承諾を得たときの内容です。

出産の報告のメールは以下の通りです。

Kです。ご無沙汰しています。
9月○○日に女の子を無事に出産いたしました。
ご報告が遅くなり申し訳ありません。
予定日だった9月5日頃から、夜中に前駆陣痛があり、
だんだん朝になっても治まらなくなり、最後はほとんど24時間
陣痛が起こっている状態でしたが、間隔が5分から短くなりませんでした。
耐えかねて病院へ行くと破水していて促進剤をうたれました。
4時間頑張りましたが赤ゃんが下りてこず、最後は帝王切開になりました。
赤ちゃんは3208gでとても元気に生まれてきました。
首にへその緒が2回きつく巻いていたそうです。
私の方は出血が多く貧血がひどくて特別療養室で2日間、
病室に戻っても、高血圧、浮腫み、不眠でかなり調子を
崩してしまいました。
退院して1週間、やっと回復してきたところです。
退院の朝の院長検診で、「不妊治療から手術もして
今日まで長い間よくがんばった。これから人生変わるで!」と
言われて、思わず泣いてしまいました。
病室に戻りながら、大村先生を始め、中山先生や橋本先生
に支えていただき不妊治療してきた日々を思い出して、
涙が溢れて止まりませんでした。
こんな奇跡が起こるなんて…。
先生方には身体の治療も当然ながら、精神的にも大変支えて
いただきました。
今は育児に追われていますが、とてもとても幸せです。
温かな出会いに恵まれた陽のあたる人生を歩んでいけるように、
そしてできればだれかの人生を温かく照らせるような人になれたら
という願いを込めて「○○○」と名づけました。
大村先生、留年もして卒業まで長くかかりましたが、
本当にお世話になり、ありがとうございました。
感謝の念は言葉で表しきれません。
スタッフの皆様にもどうぞよろしくお伝えください。
最後になりましたが、皆様のますますのご活躍を願っております。
(大村先生にはもう解放して~と言われてしまいそうですが…
1人でも多くの方が赤ちゃんを授かるように願わずにはおれません。)

・・・と私が読み返しても、本当に良かったと思い、
治療期間を振り返ると、もらい泣きしてしまいそうです。
こういうケースは今までたくさん経験してきましたが、
毎回、出産の報告のメールやお手紙を読んでいると、
この仕事をして不妊治療で悩んでいる方々のお手伝いができて
良かったと思える瞬間です。

Omura


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