2015年9月30日 blog 0

鍼が初めての患者さん・・・9割以上です

当院に通院されている患者さんのほとんどが鍼灸以外にも
不妊治療専門病院で診察を受けられています。
内診でその時の状況や体調をみながら、ホルモン剤を服用されたり注射をしたりと
日々妊娠を望まれて通院されています。
仕事をしながら通院されていると、本当に時間がないですよね。
大変だと思います。

ご存じの通りお薬の量は少なくても効きにくいし、多すぎても
体に負担がかかるので、ドクターは毎回適量のお薬を処方されています。

鍼灸でもお薬と同じ様に患者さんに対して適切な刺激量があります。
この適切な刺激量のことを「ドーゼ」といいます。

鍼は基本的に体にとっては異物です。異物だからこそ体に負担のないよう
に鍼の数を調整しながら治療しなければならないのです。
鍼をしている時間や鍼の角度や太さや長さもあります。
鍼を右に回したり左に回したりというのもテクニックのひとつです。
これらのテクニックによって、気を補ったり、体に溜まった余分な熱を逃がしたり、
血行を良くして冷えを治したりして、妊娠体質になるように治療させていただいてます。

当院に初めて来られる方の9割以上が
人生で1度も鍼灸をしたことがない方ばかりです。
初診の方には初回は少なめの鍼の数からスタートしています。
そして、2回目以降から徐々に体を鍼の刺激に慣らしながら治療していきます。

当院で使っている鍼は髪の毛のような一番細いタイプの短めの鍼を使用しています。
もちろん滅菌パックされた使い捨てですから、ご安心ください。

もし鍼灸経験のない方にいきなりたくさんの鍼をすると、ドーゼを超えてしまい
治療後に強い倦怠感や気分が悪くなったりと逆効果になることがあります。

初回は体に負担がないように少なめの鍼の数から施術を行っています。
鍼の数が少ないですが、それでも十分な効果を得られるのは鍼灸の良い所でもありますね。

ですから初めての方でも安心して来院していただけると思いますよ。

山崎 No.5


2015年9月25日 blog 0

胚移植の後・・・

あれだけ頑張って採卵して胚移植したのに、
「ダメだったらどうしよう・・・」と思われている患者さんの多いこと。

それは、何回も体外受精して胚移植してマイナス判定が続いていて、
次もマイナス判定だったらどうしようと誰だって気持ちが後ろ向きに
なってしまいますよね。
それは今までに多くの患者さんと向き合ってきて、本当にたくさんのケースを
見てきたから言えます。

自分が患者さんの立場だったら、「次もマイナス判定だったらどうしよう」と
思ってしまうでしょう。

でも、いつも患者さんに言っていることは、
次もダメだったらと思うより、せっかく胚移植までできて妊娠のチャンスが
広がっているのだから、「上手くいったらいいなぁ」と、ちょっと前向きの方が
良いのでは・・・とお伝えしています。

英語で言うと、I think や I hope じゃなくて、I wish みたいなイメージを
持った方がいいんじゃないかな・・・と言ってます。
I think や I hopeはちょっと願いが強めな感じで、~したいと言う気持ちが
前面に出で疲れてしまうかも。
I wishのように、~だったらいいなぁと思って胚移植の後を過ごすのは、
判定までのストレスを少しは軽減してくれるのではないかと思います。

「~できなかったらどうしよう」と思い悲しむ気持ちは自分自身の心を傷つけて
しまいます。

これを東洋医学ではう「内傷七情」(ないしょうしちじょう)と言います。
後ろ向きな気持ちが自分自身をストレスで傷つけてしまい、体調不良を
引き起こしてしまいます。
特に胚移植のあとは高温期をキープする黄体ホルモンの分泌が盛んにならないと
いけないのに、心配ばかりしていると黄体ホルモンなどの女性ホルモンの
分泌が停滞してしまいます。

ちょっと前向きな気持ちで、いかに判定までの間をリラックスして過ごすか・・・
ということも、プラス判定が出るための一つの要因だと思っています。

じゃぁどうしたらいいの?と良く患者さんから聞かれます。
そんな時は、普段通りの生活をするということと、美味しいものを食べて、
「あ~美味しかった!!」と思えることがいいんじゃないかなと言います。
それと、笑うこと。

今だったらYou Tubeでいろんなお笑いが見れるでしょ。
私のお勧めは、かなり古いけど海原千里・万里。
いろんな漫才を見てきたけど、やっぱり面白い。腹を抱えて笑ってしまいます。
上沼恵美子さんは、ホンマに笑いの天才やね。
漫才の話をしていたら、人生幸朗・生恵幸子(じんせい こうろ・いくえ さちこ)も
面白いよってAさんが反対に私に勧めてくれました。

えらい古い人の知ってるね・・・
私じゃないけど、主人が昔の漫才好きなんです・・・と言われました。
人生幸朗・生恵幸子(じんせい こうろ・いくえ さちこ)師匠の漫才は古くても
かえって新鮮かも?
良かったらチェックしてみてください。

Omura


2015年9月23日 blog 0

10月の無料カウンセリング

10月の無料カウンセリングの日程

無料カウンセリングのご予約をいただくことが多くなりましたので、
日程を少し増やしました。1人で悩んでないで、良かったら治療に関して悩んでいることがあったり
疑問に思っていることがあったら、来られてみてはいかがですか?

● 10月 8日(木)、9日(金) 担当/大村

       10日(土) 担当/太田

      21日(水)、22日(木)、23日(金) 担当/大村

      24日(土) 担当/山崎

午後1時~1時30分
(各時間、お一人、または一組)
(担当は変わることがございます。ご了承ください。)

病院でいろいろ検査をしたけれど、
特に問題はないと診断されてもなかなか妊娠できない。
タイミング療法を経て、人工授精、そして体外受精まで
ステップアップしたのに妊娠できない。
東洋医学的に見て原因や問題が解決できるかもしれません。
当院ではなかなか妊娠できなかった人たちが、
今までに 985組以上 がパパ・ママになられています。
(ホームページの人数を改定して957組になっていますが、
その後も妊娠された方が増えましたので、現在は985組です)

卵胞の質が悪い、子宮内膜症や子宮筋腫がある、生理周期が短い
または長過ぎる、生理痛がキツイ、仕事や不妊治療でストレスを感じている、
基礎体温が安定しない、いつも目が疲れていて肩や腰が凝っている、
食生活が不規則で質の良い睡眠がとれていない、
姿勢が悪いと言われる、股関節がズレていると言われたことがある、
冷え症がある、貧血気味である、または冷えのぼせがある、
痩せてなかなか太れない、又は不妊治療をはじめて5キロ以上太ってしまった・・・等々は
不妊の原因に関わってます。
鍼灸治療や股関節を正しい位置に戻してあげる整復で諸症状が改善し、
妊娠しやすい体質づくりができますよ。

当院の個別無料カウンセリングを受けて見られてはいかがですか?
その内容は、

●東洋医学的に見て不妊原因はどのタイプに属するのか
診断いたします。
また、その解決方法のアドバイスもいたします。

●鍼灸治療はどのようにするのか、当院の治療の方法も
ご説明いたします。

●その他、不妊治療で疑問に思っていることなどがありましたら
ご相談ください。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、
個別無料カウンセリングご希望の方は、

当院に電話でご連絡ください。
電話 0752412101

もし一人で悩んでおられるのなら、気軽にご相談ください。
少しはお力添えできると信じております。

Omura


2015年9月20日 blog 0

やっと妊娠できましたNo.6-➅

2014年1月にNさんは大阪のクリニックに転院されました。
Nさんは42歳になっていました。
一応、卵管造影検査、不育症と着床障害の検査をされましたが、
特に問題は見つかりませんでした。

特に問題がないのに何故妊娠しないの・・・と思いませんか?
当院にも特に問題がないと言われ、体外受精を何回もしているのに
妊娠できないくて困り果てている患者さんが多く来られます。

その多くの患者さんは卵子の質が悪い方がほとんどかもしれません。
いくら子宮内膜が厚くなって妊娠しやすい状態にあっても、
肝心の受精卵の力が弱ければ、胚移植しても移植した胚は途中で
分割が停止してしまっているのでしょう。

西洋医学的に見ていろんな検査した結果、「特に問題ない」と言われても、
東洋医学的に見たら妊娠できない問題が見つかることが多いです。
当院で卒業されて行かれる患者さんのほとんどは、受精卵のグレードが上がっています。
それは、体の中から不調を直し、「気」と「血」の流れを整えるからなんですよ。

さて、Nさんは初めてのショート法をすることに。
左に4個、右に7個卵胞が成長しました。
今までこんなに多くの卵胞が育ったことはありませんでした。
今回はショート法ということと、鍼灸治療とスーパーライザーの
組み合わせた治療が良かったのかもしれません。

ただ採卵できたのは7個。3個授精しましたが、2個の授精後すぐの凍結になりました。
凍結の卵胞が少ないため、もう一回採卵することになりましたが、
ショート法をすると2か月くらい卵巣を休ませてあげなければなりません。
そこで、翌月はとりあえずタイミングをとり、翌々月は人工授精をされました。

仕事が多忙なためなかなか採卵できず、3~4か月はタイミングと人工授精を
繰り返していましたが、妊娠には至りません。
やっと次の採卵の予定ができ、今回はHMG150単位の注射で採卵
することになりました。
生理9日目で卵胞は8ミリ、10ミリ、14ミリに育っていました。
まだ卵胞の成長が遅いので、フェリング225単位とセトロタイドを使い、
3個採卵、1個を3日目で凍結されました。

この時、Nさんはひどい腰痛だったので対処療法ではありますが、腰の鍼をしました。
腰の鍼のツボの中には、生命力を高めるツボもあるので、当院では腰痛を治療しながら
卵胞の質を上げる治療法を選択しました。

次の周期は人工周期にして凍結3日目の胚を移植することになり、
この人工周期に合わせて鍼灸治療もさせていただきました。
この時の3日目の人工凍結胚移植でNさんは妊娠されました。

その後、妊娠13週まで流産予防の鍼治療を毎週させていただき、
つわりも随分と楽だったようです。
そして、妊娠20週に入り安産のお灸に来られました。
本来ならこれで最後の治療になるのですが、30週目に入り連絡がありました。
それは、「逆子」。
妊娠30週くらいまでなら、鍼灸治療で焼く80%くらい治ります。

2015年6月。Nさんは42歳11か月で無事出産されました。お礼の言葉、
そして出産できたことの感謝がいっぱい綴られていました。

最後まで治療をあきらめなかったNさん、本当に良かったです。

不妊治療をどうしようか悩んでいることがあって、
どうしていいかわからなくなっていたら、
良かったら鍼灸治療にトライしてみませんか。

Omura


2015年9月11日 blog 0

夏バテに良い食べ物

昼間はまだまだ暑いですが、夜と朝方の空気は確実に
秋が始まっているのを感じます。
まさしく、今は季節の変わり目ですね。
季節の変わり目は気温や気圧の変化など、様々な要因によって
体調を崩しがちになります。

秋口には、夏の暑さから冷たいものを多く摂っていたという方は胃腸の疲れと、
もう少しすると空気の乾燥によって引き起こされる呼吸器の病気に
かかりやすくなってきます。
のどの奥の気道にある「線毛」が乾燥によってその能力が低下すると、
異物の侵入、感染を抑えきれずに風邪にかかってしまうのです。
夏の疲れがでてきている感じです・・・とおっしゃられる方も最近多いです。
ではどうすればいいでしょう。

夏の間、たくさんの汗をかくことで塩分やビタミンなどの
ミネラル類が汗と一緒に奪われます。
特にビタミンB群が不足すると疲れがぬけにくくなります。
ビタミンB群は脂質、タンパク質、糖質の代謝にかかせない栄養素です。
ビタミンB1が多く含まれるのは豚肉、ナッツ類。
ビタミンB2はうなぎ、牛乳 卵。 ビタミンB6はかつお、
まぐろ、さんま、バナナなどです。

ビタミンB群はいわゆる夏バテに効果のある栄養素としてあがっていますが、
夏の疲れがでてきている季節の変わり目、今の時期にも、
引き続いて意識して摂っていきたい栄養素ですね。

先日の院長のブログにありました鳥の胸肉にくわえて、
お勧めしたい食品として、今日は紹介させていただきました。

太田No.4


PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com