2015年1月22日 blog 0

烏丸御池鍼灸院のフォーチュン・スウィーツNo.4

Dさん(40歳)から頂いたのは、京都・北山にあるFullSizeRender (1)
マールブランシュの「茶の菓 CHA NO KA」
どすえ~。
京都ではメジャーなスウィーツの一つですね。
パッケージもお茶テイストでなかなか良さげです。
京都・宇治・白川の厳選茶葉を使用した、濃厚なお茶の
ラングドシャです。
ラングドシャ・・・って何・何・何?
初めて聞いた言葉にな・ん・ぞ・やと思い調べてみました。

要するにクッキーのことらしいのですが、
英語ではクッキー、フランス語でラング・ド・シャですが
薄く平べったいものをラング・ド・シャと呼ぶようです。
「猫の舌のような」の意味らしく、薄く巻いたものも同じように
呼ぶこともあるそうです。

薄いけど濃紅茶のクッキーに挟まれたホワイトチョコレートのimage2 (1)
ハーモニーは和と洋のコラボレーション。
京都ならではの一品ですね。とっても美味しいです。

Dさんは妊娠されて、20週目以降の治療に来られました。
軽く鍼治療で体調を整え、安産のお灸の練習をしました。
ネットや雑誌などで安産のお灸で三陰交の場所を表示されたり
説明されたりしていますが、実際に自分で見よう見まねでやってみると
ツボが外れていたりします。

三陰交の場所はツボが外れると効果がほとんどないでしょう。
だから安産のお灸の練習に来ていただいています。
ただ、当院で妊娠された方しかご案内しておりません。
・・・というのも、妊娠前から治療されていた方ばかりなので
患者さんと信頼関係があるからなんです。
妊娠中は何がおこるかわかりません。だから、急に安産のお灸を
習いたいと言われても、当院ではお断りしているんです。

Dさんも妊娠前の生理周期が30日~60日と不安定な状態でした。
治療も約1年かかりましたが、妊娠することができました。
それは鍼灸治療で生理周期が安定したからなのです。
Dさんも不妊治療で苦労されていた方の一人でした。
彼女のエピソードもいずれ、「やっと妊娠できました」シリーズで
ご紹介したいと思います。

Omura


2015年1月19日 blog 0

1月の無料カウンセリング

1月の無料カウンセリングの日程

●1月31日(土)
午後1時、午後1時30分
(各時間、お一人、または一組)

病院でいろいろ検査をしたけれど、
特に問題はないと診断されてもなかなか妊娠できない。
タイミング療法を経て、人工授精、そして体外受精まで
ステップアップしたのに妊娠できない。

東洋医学的に見て原因や問題が解決できるかもしれません。
当院ではなかなか妊娠できなかった人たちが、
今までに926組以上がパパ・ママになられています。

個別無料カウンセリングを受けて見られてはいかがですか?
その内容は、

●東洋医学的に見て不妊原因はどのタイプに属するのか診断いたします。
また、その解決方法のアドバイスもいたします。
●鍼灸治療はどのようにするのか、当院の治療の方法もご説明いたします。
●その他、不妊治療で疑問に思っていることなどがありましたら、できる範囲でお答えいたします。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、個別無料カウンセリングご希望の方は、
当院に電話でご連絡ください。
電話 075-241-2101
もし一人で悩んでおられるのなら、気軽にご相談ください。
少しはお力添えできると信じております。
Omura


2015年1月19日 blog 0

やっと妊娠できましたNo.3-⑤ ~44歳で出産されたFさん~

◆転院という選択肢

・・・そしてまたて採卵することになりました。
クロミッド2錠/日×5日間で3個採卵。3つとも授精。
Freshの3日目で移植したのは2個。
マイナス判定。

すぐ次の周期に同じようにクロミッドで卵胞を増やして、
人工授精。今回は4個ほど卵胞が育つようになりましたが、
生理が来てしまいました。
卵胞の質がまだ十分でないなのか、それともクロミッドを使っていて
卵胞は育つけれど、薬の影響で内膜が薄くなってしまい、
着床しづらかったのかはどちらとも言えません。
ただ、育つ卵胞の数が増えてきているのは、卵巣の血流が
良くなっているからだと思います。
それに、最近は以前よりストレスを感じなくなってきているようです。
ですが、生理が来てしまいました。

またすぐに同じ方法で4個採卵。1個だけ授精。
採卵3日目のグレードはG1でした。鍼灸治療の成果もあって
グレードも良くなってきています。
今回は移植1週間後の「脈」の流れに妊娠の脈の気配がありました。
移植して1週間ぐらいで「妊娠の脈」が出ると、70%~80%の割合で
妊娠されてます。
ただ、判定までの残りの1週間で上手く着床が持続しない場合は
妊娠の脈は消えてしまいます。

Fさん、今回は上手くいきそうだったのですが、残念ながら
生理が来てしまいました。
ただ、本人いわく体調はいいようです。

そして2013年3月、ずっとクロミッドを使ってきたので
やはり卵巣を休ませてやらなければなりませんよね。
今回はクロミッドを使わずに、自然に出でくる卵胞を
採卵しましょうということになったようですが、生理から10日目で
卵胞が9ミリと7ミリの2個出てきましたが、成長が遅いので、
結局hmg300単位を2回も注射されました。
卵胞は4個に増え、4個採卵。2個授精。
余り賛成はできなかったのですが、Drから胚盤胞にチャレンジしましょう
ということで、培養していましたが4日目で分割停止。

40歳以上の方で採卵してもなかなか胚盤胞にならないタイプの人は
Freshでも凍結でも2日目や3日目の胚移植で妊娠されるケースも多いです。
逆に胚盤胞になっているのに胚移植しても結果がなかなか出ないという
人も多いように思います。

クリニックによっては、胚盤胞で1個しか移植してくれないところもあって、
ある患者さんは1年間採卵に臨んだけれど、すべて胚盤胞にならなかったから
1年間も胚移植できなかったという患者さんもおられます。
もちろん胚盤胞になって移植する方がデータ的には妊娠率は高いのですが、
移植数の分母がはるかに胚盤胞で移植しているケースが多いので、
一概に3日目の移植の方がダメとは言い切れないように感じております。

実際、当院で卒業されている40歳以上の患者さんの約50%くらいは、
3日目の胚移植で妊娠されております。

Fさん、4月になって次はまた人工授精。結果が出ず。
こんなに頑張っているのに・・・と自問自答の繰り返しの日が
続いてしまうと、どこまで治療すればいいのかわからなくなってしまいますね。

でも、まだ妊娠はしていませんが、やはり鍼灸治療を始める前と比べると
足の冷え症はまだあるものの、ストレスも軽減されているし、
何より体調は良いということでした。

そこで、治療を継続することと作戦を立てることは不妊治療の現場では
大切なことだと思いますが、「気分を変える」「方法を変える」ということも
一理ありな時があります。
Fさんも残された時間が無いので悔いのないように治療したいという
相談を受け、転院を進めてみました。
もちろん信頼のおける先生のところへ。
Fさんもそのクリニックはインターネットで検索して気になっていたようでした。
ネットだけではどんな先生か、どんな治療家をするのか、
その先生の技術は・・・なんてわかりにくいですよね。

長年不妊治療に携わっているので、どこのクリニックが患者さんに
向いているのかはわかっているつもりなので、
ネットではわかりにくい情報を説明しています。

Fさんにはそのクリニックが向いていると思ったので、
背中を押してあげました。

新しいクリニックでの治療方針は・・・。

to be continued
Omura


2015年1月16日 blog 0

烏丸御池鍼灸院のフォーチュン・スウィーツNo.3

今回は全国的に有名だと思う・・・クラブハリエのバームクーヘン
テレビ番組でときどきバームクーヘンを店内で焼いている・・・
というか、巻いているというか・・・くるくるロール状にしているのを
みかけませんか?
右の市松模様の写真はパッケージ。箱のデザインがシックで、
チェスができそうですね。

ちなみに日本語ではバームクーヘンという呼び方が一般的ではないかと
思いますが、ドイツ語っぽく言うと、「バウムクウヒェン」が近いと思います。
ドイツの都市で私たちはミューヘンと呼んでいますが、ミュンヒェンが
ドイツ語の発音に近いカタカナかなでしょうか。
「Baumkuchen」の「Baum」バウムは「木」、「Kuchen」クウヒェンは「菓子」の
意味だそうです。輪切りにしたケーキの柄が木の年輪のように見えることから、
この名前がついたそうです・・・?

もともと滋賀の近江八幡の小さな「たねや」という和菓子屋さん。IMG_2610
いつの間にやら全国的に有名になってました。
私もときどき中元や歳暮で「たねや」の和菓子を送ることがあったので、
名前に馴染みがあります。
お菓子のデザインというか色合いやパッケージがオシャレだし、
何より味も良いと思います。
ラ・コリーナ近江八幡が1月9日にオープンしましたが、お菓子の商業施設というか、
和洋菓子のテーマパークみたいなところで全国からスウィーツファンが
連日押し寄せているようです。
時間ができたら、一度行ってみたいなと思います。

Kさん(36歳)は妊娠20週で最後の治療を終えて、
「先生、お世話になりました。本当にありがとう!!」って
言ってくださいました。
こちらこそ、「ありがとう」ですよ。本当に頑張った患者さんでした。image2
Kさんは当院に来られた時はすでに不妊治療歴4~5年で、
胚移植を3回したけれど、すべてマイナス判定だったようです。
Kさんは腎陰虚に血虚の状態。
浮腫みがひどくて疲れやすい。火照りがあって、血が少なくて・・・
だから冷えのぼせする。
基本的に血液を生産する力が足りないから子宮と卵巣を養えないので
なかなか妊娠できなかったと思います。
治療期間は約1年半くらいかかりましたけど、妊娠することができました。
長い間、良く頑張って来てくださいました。

頂いたパッケージを開けたら、バームクーヘンだったわけですが、
高さがもしかしたら10センチくらいあったでしょうか・・・
「これ、どうやってスタッフのみんなに分ければいいのやら」と一瞬思いました。
バームクーヘンを当院の女性の先生がみて、「うわ~、スゴイ!」と言ったくらい
美味しそうなフォルムでした。

ちゃんとスタッフみんなで頂きました。
噂どうり、中身がぎっしりと詰まっていて、
甘すぎず美味しかったです。

Omura


2015年1月14日 blog 0

やっと妊娠できましたNo.3 -④~44歳で出産されたFさん~

・・・そして、次はDr.から人工授精を勧められました。
クロミッドを服用。卵胞は生理から10日目で11ミリと10ミリの
卵胞が育っていました。
次は13日目の診察で卵胞は18.6ミリに育っていて、
とりあえずタイミングを勧められましたがご主人と日程が合わず
hcg5000を注射して、翌日の14日目に人工授精。
人工授精当日、卵胞は20ミリまで成長していました。

もともとFさんの生理周期は26日でやや短かったのですが、
鍼灸治療を始めて3ヵ月くらいしてから、28日周期になってきました。
26日周期だとちょっと短いですね。妊娠に特に問題があるというわけでは
無いのですが、東洋医学では「経早」(けいそう)と言います。
11日目~12日目で排卵して高温期が14日間くらいあるパターンと
排卵するまでに16日~20日間かかって、高温期が10日間くらいという
パターンがあります。
26日間で生理が来るのですが、排卵が早かったり遅かったりするが、
結局、28日間かかっての生理周期が作れないのは、低温期と高温期の
ホルモンバランスが崩れてしっかりと低温期、高温期が充実させれないので
なかなか妊娠に至らないのです。

Fさんはhcg5000の力を借りましたが、15日目で排卵することができました。
・・・が、人工授精4日後の診察で、排卵の確認はできているものの
基礎体温は36.48℃と高温期にはなっていませんでした。
ピックアップ障害で精子と卵子が出会ってなかったのか、
自分の出す高温期のプロゲステロン(黄体ホルモン)が少ないのか、
原因ははっきりしません。
ですが、今までの経過からすると、たぶん後者の方だと思います。

ただ、今回は排卵してから生理が来るまで18日間の高温期がありました。
今までこんなに高温期が続いたことはなかったそうです。
これはこれで、鍼灸治療の効果が出始めているのだと思います。

排卵はしたものの、高温期になるまでに時間がかかってしまったからでしょう。
Fさんの体質の改善店のひとつは、排卵してから2~3日で高温期になるように
高温期のホルモンが出やすい状態にしてあげることが挙げられますね。

次はまた採卵することに・・・。

to be continued
Omura